食と心と脳科学的ストレスケア術

  1. HOME > 
  2. 食と心と脳科学的ストレスケア術

食と心と脳科学的ストレスケア術

577832dc7468f458386ab3e2eefb8a59_s

私たちの脳はストレスや疲れを感じた時に
多くの栄養素を消費します。

しかし、その栄養素は、実は体のエネルギーとなる
栄養素とはまた別物なのです。

だからこの飽食な現代社会で栄養失調になるのは
ありえないと思われる方もいるかもしれませんが、
脳の中では栄養失調が起こっているかもしれません。

今回は、食と心から見た脳科学的ストレスケア術を、
考えていきたいと思います。

1.疲れた時は甘いものよりタンパク質

7375045592dc6a05da395b4d3da53530_s
昔から疲れた時には甘いものが良いと言われていましたが、
最近の研究では、ストレスで脳が消費する栄養素は
タンパク質やミネラルであると言われています。

甘いものも血糖値が上昇し、一時的に疲れが
とれた気になるのですが、ストレスで失われた
脳の栄養素は補給されません。

脳を正常に働かせてあげるためにも、
肉や魚などタンパク質の摂取はとても大切です。

脳を使ったり、強いストレスを感じた日には、
お肉や魚・大豆などタンパク質を
意識的にとってあげましょう。

2.血糖値を安定させる食事の順番

また、ストレスが掛かる時についやってしまうこと。

「ヤケ食い」

そしてそんな時に食べたくなるのが、
甘いものや炭水化物などの糖質類。

しかし過度な糖質の摂取は、血糖値を乱高下させます。
この血糖値の乱高下も大きなストレスになり、
より脳に負担をかけてしまいます。

また、血糖値の乱高下は、睡眠を浅くしてしまいます。

血糖値を安定させるためにも、糖質の吸収を抑えたり、
急激な血糖値の上昇を抑えてあげることが大切です。

急激な血糖値の上昇を抑えるためには、
食事をとる順番が大事!

まず最初に野菜やサラダから食べ、次に肉や魚。
最後に糖質を取るようにすると血糖値の急激な
上昇を抑えられます。

3.ビタミン・ミネラルをしっかり摂る

ストレスで失われる栄養素。
タンパク質ともう一つが、ビタミンやミネラル。

ビタミンやミネラルは、脳の神経伝達物質を
合成するのに大きく役立ちます。

特にビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、鉄、亜鉛などは、
ストレスで失われ低下する脳の機能の回復に役立ちます。

なるべく食事で摂取していくことが望ましいですが、
ビタミンCなど食事だけでは、十分に補給することが
難しい栄養素もあるので、足りない分はサプリメントで
補うこともひとつです。

脳へ栄養と味わって食べること

現代社会では、昔に比べ掛かる脳のストレスも大きく、
その分、脳の栄養消費量は増えています。

脳に優しい食事をしてあげることと同時に、
味わって食事をとることを意識しましょう。

味わって食べることで、心も満たされていきます。
心が満たされれば、ストレスに対しての耐性も
上がりストレスも感じにくくなります。

脳科学的な観点で、食事と心の両面から
ストレスケアをしていくことで、
疲れた時でもしっかりと自分らしくいることが
できるはずです。


説明会のお申込みはこちら

  • メンタルトレーナーを目指す
  • 他のコースを見る
  • 友だち追加
  • お友達登録された方には無料体験講座クーポンをプレゼント

  • 浮世満理子@心のケアの専門家 Twitter アイ・ディアヒューマンサポートアカデミー 東京本校 Facebookページ