セラピーとして『狂言』を楽しむ3つのポイント

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セラピーとして『狂言』を楽しむ3つのポイント

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みなさんは「伝統芸能」と聞いてどんなイメージを持ちますか?

「敷居が高くてよくわからない。」
「難しそうでよくわからない。」

など馴染みが無く、よくわからないと感じている方もいるのではないでしょうか。

そんな伝統芸能の中でも、現在とても人気のあるものに『狂言』があります。

狂言は喜劇。

100以上ある演目の中で、人が死ぬ演目は一つもないと言われます。

戦国時代にできたもので、人が死ぬものが無いということ。
とても素晴らしいですよね!

今日はそんな狂言を楽しむカウンセラー的3つのポイントをお伝えいたします。

1.言葉で「理解」ではなく、「感じる」ことを楽しむ

狂言では、戦国時代の言葉を現代でもそのまま使い、演じられます。
つい昔の言葉を使われていると言葉がわからないことに囚われて、全然楽しめなくなってしまいます。

でも、狂言は大丈夫!!

言葉の全く違う外国でも、好評を得てきた狂言は、言葉を全て理解できなくても、その動きや表現などの「非言語表現」だけで十分楽しめます。
また、ほとんど道具を使わないのに、演じられている空間がどんな空間かと自然と人のイメージを想起させてくれるものです。

また、最初言葉がわからなかった人も2~3回目から言葉も良く聞き取れるようになり、より楽しみが倍増します!

まずは、頭で言葉で理解するより、心で「感じる」ことを楽しみましょう!

2.登場人物に投影する

狂言の登場人物は、とても身近な一般の町民が出てくることが多いです。
身近で、現代にもすぐ近くに居そうなキャラクターが存在するのです。
そんな身近な存在の登場人物たちが繰り広げる日常の1ページが、狂言です。
身近だからこそ、感情移入できるし気持ちよく笑える。
そして、お気に入りのキャラクターもきっと見つかります。

その登場人物のどんな所に惹かれたのか?
どうして惹かれたのか?

など、その人物の素敵なところや惹かれたことを思いっきり語ってみましょう!

それが自分の心の一部分を映し出す「投影」になっているはずです。

キャラクターを通じて、今の自分が求めている事や必要としている事などが見えてくるはずです。
それが自分をより良く知ることにも繋がります。

3.観劇後は、みんなでディスカッションしてより感激を

観劇が、終わった後は、ぜひその演目についてのディスカッションを言った仲間とたっぷり味わいましょう!
そのときに、自分はどの登場人物がお気に入りだったのか?
どんなところがお気に入りなのか?
をお互いに語り合いましょう。

そうすると、お互いの事がより理解でき、より相手が好きになることができるはずです。
また、相手の新たな一面を知るきっかけにもなるはずです。

同じものを見ている仲間がいろいろな角度や観点で捉えていること。
同じものを見て、全く違った捉え方をする人もいるはずです。
そんな自分の価値観を広げる上でも絶好の機会です。

楽しむ自分を存分に味わう

狂言は、視覚から、聴覚から、存分に楽しめます。
日常の忙しさに苛まれると「感じる」「味わう」ことがなかなかできなくなるものです。
そんなストレスのかかる現代社会だからこそ、心から笑いを味わえる時間はとても大切です。

ぜひ、戦国武将も愛した「喜劇」をあなたも楽しんでみて下さいね。

そしてアイディアでは、狂言をより気軽に楽しんでいただきたいと能楽師狂言方大蔵流の大藏基誠氏が主催する「狂言ラウンジ」を観劇し、その後に演目にちなんだ料理をいただきながらの心を深めるディスカッションをカウンセラーとご一緒する「狂言ラウンジセッション」を開催しています。

大笑いしたい人も楽しみながら自分を深めて生きたい方も、ぜひ一度「狂言ラウンジセッション」を楽しみにおこし下さいね!

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