ワールドカップのプレッシャー

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国際大会のプレッシャーとは?

満場の観客。
ふつうに話しているだけでも数万人を超えるとなるとその声はうねりのようにスタジアムに反響する、
と聞いたことがあります。
ましてや、その観客たちが大声で叫び、エールをあげたら全くチームメイトの声など聞こえない状況。

しかも、それは、まだ序の口。

国を代表して戦うということは、そういった環境に加えてさらなる精神的な重圧を負うこと。
一瞬の結果を全国民が知るところとなり、ミスや失敗は自分の人生すら決めかねない。
そんな中、自分らしくのびのびとプレイなんてことは、本当にどんなペテラン選手でも難しいのが当たり前ですよね。

日本とコロンビア戦

実は、前回のブラジル大会にサッカー元日本代表の平瀬智行さんとともにブラジルの都市、クイアバまで行きました。今回と同じく日本対コロンビア戦。

目的は、選手たちのメンタルをしっかりと感じること、世界最高峰のレベルの選手たちのメンタルトレーニングを感じに行くことでした。あの時はまさに、スタジアムはほぼ南米勢。
観客たちは皆、フレンドリーに親日的な空気があふれていましたが、それでも、スタジアムにパラパラと散見する日の丸が選手たちを励ましたとは思えないくらいの数でした。


試合で先制されると「ああ、メンタルまずいね。日本選手たちの動きがどんどん鈍くなってきてる」と平瀬さんが私に耳打ちしてくださったのがとても印象的でした。

国際大会では、どんなベテランの選手でも、ものすごいプレッシャーにさらされます。
眠れなくなり、自律神経のバランスが崩れたりする。

食べれない、吐いたり、お腹を下したりする選手も多い。

その状態の中で、壮絶なピッチに立つとことろをイメージしてみてください。
その中でいつも通りのプレイができるだろうか?

そんな究極の中で選手たちは走り回るのです。
だからこそのメンタルトレーニングが生み出す平常心は、本当に大切な選手のパフォーマンスを守るものとなるのです。

国際大会に出たレベルの中でメンタルが弱いなんて人は一人もいません。
だけどそんなツワモノたちも、流石にまいってしまうのがワールドカップ。

自律神経がピーンと張り詰めクタクタになった状態で身体が動く、ボールを追って反応する。
実力のどの程度が出せるのかが決め手となります。

まさに!この瞬間!
クリスチアーノロナウドのメンタルトレーニング

そんな選手たちをメンタルトレーナーがサポートできることと言えば、そのプレイの中でできる唯一の自律神経を整える呼吸法とイメージトレーニングなのです。

初戦でハットトリックを決めたクリスチアーノロナウド選手が、ペナルティーキックやフリーキックを打つ直前のアップの表情をよく見てください。口を尖らせて息をフゥーッと吐き出している。

あれがまさに、緊張を緩和して、身体に余分な力みを取り除くための呼吸法。
あれがメンタルトレーニングであることをどれだけの人が知っているでしょうか?

メンタルトレーナーを個人契約しているといわれる彼のプレイのいたるところからメンタルトレーニングの妙技が見て取れます。

さあ、いよいよ日本戦の開幕です。

心から応援するのもまた、メンタルサポートの一環です。
選手たちが全力を尽くせるようにみんなで応援したいものです。

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