リーダーシップを発揮するメンタルトレーニング

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リーダーシップを発揮するメンタルトレーニング

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【勝てるチーム】とは、どんなチームだと思いますか?
結果の出る強いチームには、必ずといっていいほど
素晴らしい「リーダー」がいます。
そのリーダーを役職や役割として
になっている人もいれば能力や人柄などから
自然とリーダー的な立場になっていく人もいます。
ではどんな人が結果の出せる
【強いチーム】のリーダーなのか?

実は、リーダーもスキルなのです!

メンタルトレーニングのスキルには、
リーダーとしてのスキルも含まれています。
リーダーがメンタルトレーニングを取り入れることで、
より強いチームを作ることができます。
チームを強くするリーダーに
必要なスキルとは何なのか?

メンタルトレーニングを身につけ、
人に信頼されるリーダーになっていくために
必要なスキルをご紹介します。

1.明確なビジョンを持つ

あなたのチームには明確なビジョンはありますか?

会社やスポーツチームなど、何かの組織には
必ず明確な目的があります。
その目的を達成するためにより明確なビジョンを持って
行動していくのです。
だから、明確な「こうしたい!」というビジョンを
チーム全体で共有し、共通認識を持っていくことが
必要なのです。

そのためにも、リーダーはチームのビジョンを
明確に持ち、それをメンバーへ示していくことが
必要です。

明確なビジョンがあればメンバーはそのために
日々の仕事や取組みを行なうことができるのです。
目の前のことだけに囚われて取り組んでいるだけでは、
結果的に求めていたものと別の方向性に進んでいたり、
ゴールからずれて進んでしまっていることがあります。
明確なビジョンを持ち、そのビジョンを
常に掲げ続けていくことがリーダーには求められるのです。

リーダーは、船の舵であり、方向性を決める立場です。
リーダーの見ている方向がチームの進む道となるからこそ、
しっかりとゴールを見据えて進んでいくことが重要なのです。

2.プランを立てる

明確なビジョンを示したら、それを達成するための
具体的なプランを立てましょう。
目標達成から逆算して、仮に一年後のプランを立てるならば
半年後、三カ月後、一か月後と取り組むべきプランを組み、
今週、今日何を行なうかまで行動計画を立ててみましょう。
そうすることで今やるべきことも見えてくるはずです。
チームとして、個人としてやるべきこと、
取り組むべきことが明確になれば、メンバーへの
的確な指示や判断もしやすくなります。

リーダーは、万能な人ではなくて良いのです。
チームを勝たせるために明確なビジョンをメンバーへ示し、
その具体的な達成プランをチームに示すことができることで、
結果を出していくことができます。

3.できたことを認め、達成感を作る

チームのメンバーが自信をつけ、目標を達成するために
勢いは重要ですが、勢いは長くは続かないものです。
勢いがなくなると自信もなくなり、失速してしまわないためには、
達成感が必要です。

チームは達成感を味わうことでそれがやりがいとなり、
自信にもつながっていき、良いチームになっていくのです。
そのためにも、勢いのあるうちに達成感を得ることが大事です。

達成感を得るには、その状態を作ることが必要です。
例えば、企画案を出すこと、を目標としたとします。
誰にも負けないアッと驚くような企画をひねり出すのは
難しいものです。

タイミングなどもあるでしょう。
それができないと、創造力がないことに自信をなくしてしまいます。
そこで、そのプロセスを褒める、認める、ということが大事です。
企画を考案するために集めた資料や作成したもの、
その方法などを褒めてあげましょう。
それは決して無駄にならないということを認めてあげるのです。
たとえ周囲が驚くような企画を立案できなくても、
それが達成感につながります。

結果だけを讃える、企画案をたくさん出せばいい、
と考えてしまいそのプロセスをおざなりにしてしまうことがあります。
プロセスを重要視しないと達成感も味わうことができません。
大きな達成感を得るにはプロセスも大事です。
そのためにも、認める部分をいろいろ考え、
さまざまな達成感を得られるようにしてあげることが大事です。

4.メンバーのモチベーションを引き出し勢いをつける

チームの成長には個人の知識や技術などのスキルアップが重要です。
しかしそれはすぐに身につくものではありません。
しかし、勢いは違います。
勢いが出てくると、実力以上の結果を招くことができるのです。
勢いがあるチームは、メンバー一人ひとりが生き生きとして、
活気があり、自信に満ち溢れているものです。
チームには勢いが必要なのです。

「勢い」をつけようとしても方法が分からないとつけられません。
その「勢い」はどのように作ればいいのでしょうか?

方法としては、小さな目標設定が必要です。
スポーツなどでちょっとしたプレーがうまくいき、
それをきっかけにしてプレーに勢いがついたということが
あるように、ちょっとしたことがうまくいくと、
次もできそうな気がして実際にうまく進んだ、
ということもあるものです。

この「ちょっとしたこと」を作ればいいのです。
ビジネスにおいて、目先の小さな目標を作りましょう。
それを達成できると、うれしくなり、前向きになることができます。
小さな目標を次々と達成することで、さらに自信がつくでしょう。
自信がつくと、実力以上のことができることも多いのです。
それは勢いがついているからです。

目標は小さなことで大丈夫です。
大きな目標を立てると、もしそれが達成できなかった場合には
自信を失ってしまいます。
勢いがつくどころか、後退してしまいます。
目標は小さなものを。小さくても結果が出せるものを
設定するのがポイントです。

チームで結果を出すことで、メンバーみんなに自信がつき、
励ましの言葉や「自分たちにもできる!」という思いが生まれます。
チームは活気が出てきて、雰囲気もよくなるでしょう。
それは勢いがのっている状態です。
小さな目標を達成していくごとに、勢いが増していくでしょう。

5.考えさせることができるリーダーであれ

リーダーだからすべてのことにおいて指示をしなければいけない、
ということはありません。
そういったチームで仕事をしていると、
リーダーの指示なしでも動けないメンバーになってしまいます。
自ら考えることもせず、行動もできないメンバーでは、
チームの成長は望めません。
リーダーの役割は、メンバーに指示を出して
仕事をさせることではなく、部下に考えさせることなのです。

例えば部下がミスをしたとします。
それを叱るだけで終わらせてしまっては、
その人の成長もチームとしての前進もありません。
なぜミスをしたのか?今後同じミスをしないためには
何が必要なのかを考えさせることが大事です。

ミスをしたのはその人のせいではなく、
環境が悪いせいかもしれません。
それなのに、ミスをした部下の責任にしては、
部下はやる気をなくしてしまいます。
リーダーにも「分かってもらえない」と
心を閉ざしてしまうでしょう。
何かトラブルたがあった時も同じです。
パニックにならないことはもちろん、
まずはトラブルを解決し、その後、
トラブルの起きた原因や対策をみんなで
考えていくことが大事です。

何かあったときや困ったこと、分からないことなどについて、
リーダーが答えを出すのではなく、メンバーが考え、
答えを出すことが大切です。
リーダーはその回答にいきつくまでを導いてあげるのが役割です。
指示されたことだけをこなしていくと、仕事に対する意欲も
やりがいもわかないでしょう。
自ら考え、行動していくことで、仕事へのやりがいや
楽しみを見つけることができるのです。

チームリーダーの役割はメンバーに指示を出し、
仕事をさせることではありません。
メンバーがやりがいを感じ、楽しく仕事ができる
環境づくりをすることです。
そのためには、リーダーの行動においても、
メンバーとの距離を考えながら行動していくことや、
メンバーが快適に仕事ができるよう、導いてあげることが必要です。

リーダーシップとは先天的なカリスマ性ではなく、
スキルで発揮することができるものなのです。
リーダーに求められる役割やメンバーとの関わり方や
モチベーションのマネジメントなど、結果に対して必要なことを
取り組めることや相手に取り組ませることができることが、
リーダーとし必要な要素なのです。

メンタルトレーニングでも個人の目標とチームの目標のすり合わせや
チームにとっての個人の位置付けなど、組織の中で力を発揮し、
自分が犠牲になるだけでなく組織も個人もどちらもハッピーになれる
Win-Winの関係をいかに作っていくかを考えていきます。
チームのために取り組むことが、個人の目的にもつながり、
個人としての頑張りがチームの力にもなっていくのです。

個々の能力、そしてチームのポテンシャルを引き出す
リーダーとしてのメンタルトレーニング。
あなたも身につけませんか?


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