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緊張緩和によく効くメンタルトレーニング
スポーツでもビジネスでもピンチや
チャンスなど様々な場面で、普段の自分では
考えられないようなミスや失敗を
犯してしまうことがあります。
その正体は、【緊張】
しかし緊張すること自体は決して
悪いことではなく、人間であれば当たり前に
するものなのです。
緊張しないようにと思えば余計に緊張するし、
大事なことであればあるほど緊張して
当たり前なのです。
今回はメンタルトレーニングでの緊張緩和法を
お伝えします。
1.緊張しないではなく、緊張してからどうするかが大事
そもそも緊張は、我々人間が
自分の身を守るために出る身体反応=防衛反応
と考えられているからです。
自分の意思とは別に、緊張は体が
勝手に起こすものなのです。
だから緊張すること自体は決して
悪いことではなく、人間であれば
当たり前にするものなのです。
ですから、緊張しない方法よりも
緊張した時にどう対応するかという、
緊張との付き合う方法のほうが重要なのです。
2.体をほぐして緊張緩和
メンタルトレーニングでは、
緊張との付き合い方のひとつとして
体からアプローチし、緊張を和らげることにより、
自分の良いパフォーマンスを発揮することが
できるようになります。
軽くマッサージをしたり、伸びをしたり
固くなっている筋肉をストレッチすることも
効果的です。
また、安定した姿勢で、深呼吸することも
とても重要です。
呼吸は、緊張など体の調子を司る自律神経と
密接な関係があります。
だから、安定した深い呼吸をすることで、
緊張を緩和させることができるのです。
3.緊張はパワーを発揮する
そして、ある程度の緊張感は良いパフォーマンスを
発揮する上でも、とても重要な要素であり、
程よい緊張感は集中力を高め、自分の力を
最大限発揮させてくれる力になるのです。
良い緊張感が集中力を生み、筋肉にも力が入るので
パワーも生まれます。
ただし、それが行き過ぎた時に、必要以上に力が
入りすぎて力んだり、上手く体が動かなくなったり
してしまうのです。
緊張することを悪者にせず、肯定し、
それを自分の味方にしていくことが
大切なのです。
メンタルトレーニングは性格や傾向に
左右されず、習得することができます。
だから、緊張との付き合い方を身につけ、
緊張しても焦らないし、ほどよい緊張感を
維持して良いパフォーマンスを発揮できる状態を
作ることができるのです。