東日本大震災-心のサポートボランティア ボランティア情報

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ボランティア情報

主に心のサポートのボランティア情報などを更新していきます。

2011年5月31日(火)
「復興に向けて、今第一歩が始まる。」

今日は岩手県で、保健婦さんや老人福祉関係のみなさんへの講習会をさせていただきました。
仮設住宅の移行に向けて、この大震災を経験した被災者に、どんな声がけをしたらいいか?
という要望からです。みなが正義感にあふれ、誠実に学ぼうとされていました。
でもそれ以上に私が感じたのは、みなさん被災者の方々を、
「なんとかしてあげたい、でもなにもできない」
という悲痛な痛みを抱えておられる、ということです。

気持ちはわかります。でも「なんとかせねば」という気持ちが強いほど、無力感にさいなまれる、それが災害のケアというものなのです。
たくさんのものを失います。家も家族も職場も、、、ケアという言葉がそぐわないほど過酷な状況が被災者の方の日常であり、現実なのです。
だから私たちに何かができるわけではありません。できるのはたったひとつ、
「寄り添うこと」だけなのです。
「解決」ではなく「ただ寄り添う」この気持ちが、ケアをする立場もされる立場の方をも救うことになります。

たとえば、うつっぽい症状がどうしても気になる被災者の方を、お医者様におつなぎするときだって、「きちんと受診してちゃんと治しなさい」 と言うより「体の調子もよくないみたいだから、一度お医者様にみていただいたら少し楽になるよ」
という言い方に変えるだけでまったく反応が変わるのです。
かわいそうな人、今、治療を受けなければいけない人、として対応するのではなく「そんなに頑張ってきたすばらしいあなた、だからこそこれからもゆっくりあせらずに、でも確実に生きていこう」という言葉のほうが、 受け止めてもらえるかもしれません。

同情ではなく敬意を。
解決できなくても、前進はできる。 ゆっくりと。少しずつ。でも、絶対確実に事態はよくなるよ。

私たちケアする側がそう信じて、一緒に寄り添いましょう、とお伝えすると、 みなさんのお顔はホッとされて、やさしい、やわらかい笑顔になりました。

彼女たちが地元で、私のスキルを生かしてくださる。地元にそのスキルがまた継承されていく。地元が主役、私たちは黒子。 それが復興の一番自然な形だと確信しました。

希望があれば生きていける~復興の形が見えた今日。 すべてはここから始まります。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月30日(月)
「日曜日だけの価値ある被災地」

心理カウンセラーの浮世満理子です。
今日はTeamJapan300にとって、また新たなボランティアスタイルが始まりました。

どうしても1日しか休みがとれないというドクターが私たちのチームに加わっていただきました。
医療チームとしてではなく、私たちのリスニングボランティアとして参加された杉村先生。

同じくリーダーデビューとなった、心理カウンセラーの高溝先生に、レポートしていただきました。
確かに1日だけのボランティアは、どうしても地域が限られます。
東京からなら宮城の南側くらいが限界です。
それでも今後はその分野も視野に入れながら、さらに柔軟にチームを組んでいきたいです。

明日以降もたくさんのみなさんが現地入り。今、東北は雨で寒いから、レインコートだけじゃなくて、暖かい服ももってきてくださいね。
よろしくお願いいたします。

ボランティアに費やせる日程は日曜のみという杉村先生、お医者様です。平日と土曜日は診療があり、 どうしてもお休みがとれないという激務の中、私たちTeamJapan300のメンバーとして、被災地入りして下さいました。
日本NLP学院の松島先生も、今回メンバーとしてご参加下さいました。

浮世先生とともに、TeamJapan300初の日帰りで、雨の被災地に向かいました。
1日で何ができるのか。
率直に言うと、何かできる気は全くしなかった。
だから、現実をただ受け止めよう。
現地では何が起こったのかを感じとろう。
ただそれだけの気持ちでした。

名取市、海岸近く。うず高く積み上がる瓦礫の山。
山元町、海岸近く。
まだあまり片付けられていない地域。地区ごとすべて津波に流され、海沿いの住宅地であったはずが、更地に。砂浜?と思いきや、住宅の基盤の跡がある。 (本来は砂浜ではなく、住宅地だったはず)駅ごと、線路ごと、すべて流されて跡形もない。
ただ、そこには確かに生活の跡があり、命の歴史があった。 CDが落ちている、根こそぎ倒れた松の木にカーペットがかかっている、タイルだけが残った家の基盤(おそらく、お風呂場)。
写真だけ見ても、何が起こったかなんて、きっとわからない。現地で、自らの足でその場に立つからこそわかる。
一瞬ですべてをさらっていった津波は、「怖かったでしょう」という言葉ではあまりにも軽すぎる。すごい、という言葉以外には何も見つからず、 現地で手をあわせ、ただ一礼するだけでした。

仮設住宅への移動が始まり、統廃合が進む避難所。
ご自分も避難所にいらっしゃるにもかかわらず、
「家も何もかもなくなってしまった方々に比べれば」
「あの方々に少しでも気力を取り戻してほしかったから」と、毎日、あたたかいご飯を作り続けた、と言うおかあさん。

なかなかできることではないですよ、と言う私たちに、
「着の身着のままで逃げてきた方々だから」
「津波に飲まれ、あのか弱い子が柱につかまったまま、水の中で3回転もしたから」
「ご飯を食べても戻してしまっていた方が、ようやく喉を通り、気力を取り戻してくるのに1ヶ月かかった」、 「だから栄養のある、あたたかいご飯を出してあげないと」
と、続けて、当たり前のように淡々と語るおかあさん。

「ここは母ちゃんの家族の家」
「ここは俺の家」、と、砂に埋まった、家の基盤しか残っていない写真を見せて下さるおとうさん。
「これが俺の自転車、 これが俺の別荘(と言って野外のテントを指差す)、 なーんにもなくなっちまった。 それも運命だから」
と、淡々と話しながら去っていくおとうさんの奥さまは、昨年末に天国に行ったばかりだと言う。

近所の方々のあたたかい気持ちの持ち寄りが見られ、東北の方々の芯の強さを感じる一方で、その心の底には、いったいどれだけの悲しみを秘めているのか。

別れ際に、「おかあさん、体には気をつけてね」「おとうさん、また来るね」としか言えなかった。

たった1日、そして何かができたわけではないけれど、今日の感覚を絶対に忘れずにいよう。
現地の方々の、言葉にならない様々な気持ちを、しっかり受け止めよう。 心理カウンセラーとして、そして人間としても、今日が新たな原点。
大切に心に刻み、現地の方々が元気な生活を取り戻すまで、私もみなさんとご一緒に足を運びます。

心理カウンセラー 高溝恵子

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2011年5月29日(日)
「暴風雨の中の被災地」

TeamJapan300最大のミッションが進行中です。
石巻、女川、南三陸、そして私たちは、山元町。たくさんのチームが雨の中、被災地で心のサポート活動をしています。
台風、梅雨、大雨警報が発令される時、被災地も当然、雨、雨、雨。
防波堤が決壊した山元町の海沿いでは、大きな波がうねり、崩れ落ちたアスファルトからは津波の傷跡がむき出しになっています。

ねじり切れた松並木。
砂とともに遙か奥まで運ばれたテトラポット。

砂浜はなくなり、美しい砂浜は、破壊されつくした家や松並木が散乱していました。

仮設住宅に移動が始まった避難所では、「見捨てられた」という言葉や、「津波の夢をみる」疲れや不安、いらだち。
いいようのない怒りが渦巻いている一面もありました。

だけど、、、。
「東京から?ご苦労様です」深く頭をさげられる東北の方々のおじきの美しさ。
「毎日がね、誰かのお葬式だよ」
と語る人たちと会話していると喪服の方が避難所にかえってこられる。家すらなくなってしまったのに、きちんとした喪服をきて葬儀に臨まれる礼儀正さ。

小さな避難所を回ろうと迷子になって道を訪ねると、
「なんで確認してこないんだ!」と叱られて、そのあと自分の車を駐車場から出しながら「ついてこい」と先導してくださる。

みなさん、口はけっして上手ではないけれど、暖かくて礼儀正しくて、すばらしい方々とたくさんお会いしました。

今、いろんなストレスが渦巻いています。
方向性を決めるひと、意見をいうひと。うまくまとまらなくてみながフラストレーションでくたくたです。

破壊されつくした砂浜に、
新しい緑が新しい命をつくり始めています。
こんなに破壊されたのに、
したたかにいきる自然て本当にすごい。

被災地の、新しい芽ぶきは、まだ始まったばかり。
「避難」から「復興」へ。
私たちの気持ちの力も試されています。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月28日(土)
「何回目かの被災地」

明日、日曜日から一週間、被災地と大阪出張。
明日は産業医の杉村先生とともに被災地入り、心理カウンセラーの高溝先生たちとともに、宮城を回ります。

明後日は、仙台にて、勉強会をさせていただきます。
その後、宮城県庁を訪問させていただき、それが終わり次第福島に入ります。
福島の現状をお聞きしたあと、一気に岩手まで北上し、新花巻いり。

31日、1日は岩手で保健師さんたちの研修を担当させていただきます。

1日は釜石にて、現地勉強会。
その後ボランティアに入ることもできますから、ぜひ地方の方もご参加ください。

またたくさんのチームが岩手に入ります。
岩手の仮設住宅や避難所を、一気に回りたいと思います。

そして1日にはついに、金メダリスト米田さんが被災地入り、合流したあと2日はご一緒に、避難所や移動し始めた仮設住宅を回ります。

土曜日は大阪での勉強会。
そしていろんな企業の方とお会いします。

日曜日はようやく東京に戻り、東京でボランティア勉強会です。
現地に行ける方、東京、大阪で勉強会に参加できる方。
ぜひお会いできるのを楽しみにしています。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月27日(金)
「心を元気にする【生活支援~心の支援】」

今週は先週よりも、さらにたくさんのチームが被災地に入ります。
まず大阪からは楠瀬チームが宮城入り。
また吉田チームが福島に入ります。
どちらも二回目の訪問なのできっと、何か意味のある時間になりそうですよね。

そのほかに石巻、釜石にもたくさんのチームが入ります。

私も日曜日から、宮城、福島、そして岩手と広範囲にわたりたくさんの人たちとお会いしてきます。
今回は金メダリスト、米田功さんもともにチームを引き連れ岩手に入ります。
それぞれのレポートをまたお楽しみになさってください。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月26日(木)
「さあ、心のケア本格稼働!!」

さあ、いよいよ、TeamJapan300のボランティアチーム怒濤の現地入りです。
明日から10チーム近くが、福島、宮城、岩手とかなりの範囲をまわります。
また避難所からご連絡をいただいたり
どんどんみんなの活動が広がっていきますね。

心のケアと生活支援、本格的に、TeamJapan300ボランティアにみなさまぜひエントリーください。
やはり心に寄り添う活動をするみなさんは、ぜひ6月中には現地に入ってほしいと思います。

街は日々変化していきます。
復興はとてもうれしいことです。まだ鉄道もガスも復旧してなかったときから通い続けた私としては、日々復興する街は涙がでるくらいうれしくなります。

ただ、ひとつ気になることは、現地を知らずに半年後からボランティアを始めたりしたら?

はたしてがれきも避難所も無くなった時、現地を訪れた人たちは、ここで何かおこったのか理解して、相手に寄り添えるのかと疑問に思います。
ましてや心のケアなど、、、、。

七月になり、また学生たちのボランティアが押し寄せる前に、今は現地では人が不足しています。
ぜひ、TeamJapan300の社会人チームとしてのミッションをかけて、6月の二日の休みを復興にがんばるみなさんのためにお使いください。

さて、初めてボランティアにはいる方のためのボランティア勉強会です。
まずはボランティア勉強会にご参加ください。
今回は大阪や被災地でも開催します。遠方の方や、どうしても勉強会にスケジュールの合わない方はぜひ、現地勉強会にお越しください。

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心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月25日(水)
「公開子ども相談室」

今日はアイディアのHP、東日本大震災 心のサポートプロジェクト
「公開子ども相談室」に寄せられたご相談についてお答えします。

No.001

「体調が悪く、転んだり泣いたりする小学校2年生」

相談内容

今年から小学2年生になった、
福島に住む姪の事で相談です。

聞いた話だと、震災後は、家にいるより友達と学校にいる方がいいと、学校へは行くんだけど、毎日保健室に行っているようで、 理由は頭痛、腹痛、熱っぽいなどまちまちらしいのです。

更に、毎日転んでいるようで、
「今日転んだ・・・」と傷を母親に見せてくるそうなんです。

5歳の妹がいて、ちょっと我がままな妹の面倒をよくみていて、 昔から手のかからないやさしい子だったのですが、今は毎日泣いてるそうなんです。
けんか、ちょっと怒られて、話を聞いてもらえなくて、など
今までは、このくらいでは泣く事はなかったのに・・・そのたびに抱っこしてヨシヨシしてるそうです。
どのようなケア方法をしたらいいのでしょうか?

お答え

震災後、子どもや大人にかかわらず、
なんとなく体調が悪いのはよくあることです。

また保健室に行くのは、必ずしも具合が悪いだけではなく、なんとなく話ができるからいいのかもしれませんし、ちょっと疲れて休みたい気分なのかもしれません。

どちらにしても震災後、そういう状態になるのは自然なことなので、それをただ受け止めていきましょう。

ちょっとしたことで泣いてしまうのも、震災後によくある「幼児返り」の一種です。

私も阪神大震災でまわっていた避難所では 小学校5年生の女の子が、 まるで幼稚園児みたいに、 べたべた抱きついてきていました。

だから、「だっこしてヨシヨシ」は 本当に正解なんです。 泣くことでスキンシップを求めて、 不安や恐怖をやわらげようとしているのです。 泣いていない時でもたくさん、 スキンシップをしたり声をかけてあげましょう。

学校も友達がいて、 お母さんもきちんとスキンシップをしてあげている。 あとはゆっくりと、 不安や心の傷が薄れていくのを見守りましょう。

子どもも大人もたくさんのものを失っています。 その失ったものは戻りませんが、 ちょっとした心のかかわりで、 少しでも心の痛みを和らげることはできてきます。

あわてず、あせらず、 大人たちが接してあげるようにしてみてください。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月24日(火)
「被災地の本当の今を知る!明日、報告会、勉強会開催。」

一部の方には突然のお誘いになりましたが、明日、東京渋谷アイディアにて、ランティアの報告会ならびに、勉強会を行います。
すでに被災地入りされた方はぜひ、報告する側としてご参加ください。
これから参加される方もぜひ、現地の今をご理解ください。

現地は今からが大変。心のサポートは、これからが本番なのです。
今日、大槌から戻った、メンタルトレーナーの橘先生より、以下のメールをいただいています。

今日は浮世先生に、「様子をみてきて」と言われた岩手の町に行きました。

そこは火事があり、まさにすさまじい光景がそこにはありました。
そしてそのあとに行った避難所の方の切実な声を聞けたことは、本当に貴重な経験でした。

町長さんが亡くなったその町の住民の方の思いは、国からも見放されたくらいの孤独感と、不安を抱えていらっしゃいます。

そして仮設住宅に早く入りたいと言いながら、孤独死を迎えるかも…と、すでにご本人たちの口から聞いた時にはショッキングでした。

心のケアなんて、あんたたちは本当は何がしたいんだい?
自分たちが来たいだけだろ?
何ができると思って来たのか言ってみ!
と、私たちを試すかのような言葉の裏には、本気度を試されているなと私は感じました。

ボランティアメンバーが言葉に詰まるのを払拭するように、
TeamJapan300の活動は、おばあちゃんたちのような声を聞くために、そしてその声を届けるために来ているんだよ。
正しい現状を伝えるには、こうして足を運ばないとね!
と話した瞬間、表情が変わりました。

その後は、心のケアが必要ないと言いながら、行き場のない怒りや、どんな思いで逃げてきたかなどを、ずっとお話くださいました。 きっと被災者同士では、我慢するしかないと思うことも、逆に外の人間には話しやすいのだろうと感じました。

また保健士の方が来られていたので、みなさんの様子などを聞くと、やはりこの先に対する不安が強いようだとおっしゃっていました。
また、大きい避難所はまだいいが、小さい規模の避難所の方が、心のケアが必要なのではないかとのことでした。

たまたま来られた男性の方は漁師さんで、働けないことのストレスで体調が悪くなったり、眠れなくなっているとのことでした。
漁に出ている頃は、多少体調が悪くても、海に出れば治っていたという話をされ、目的や達成感のない毎日が心を蝕んでいくのかなと胸が痛くなりました。 何が元気づけられるものを考えたいと思いました。

まだまだお伝えしたいことはありますが、別途報告させていただきます。

こんな現実をしっかり受けとめて、すでに被災地に行った方は、ご自身のケアも含め、これからの方はよく理解して、少しでもいいボランティアができるようによろしくお願いします。
エントリーをしておられるかたは参加費がかかりませんのでよろしくお願いします。
詳しくは文末に書いてありますので確認して必ずご予約のうえお越しください。

心理カウンセラー 浮世満理子

◆5月25日(水)19:00-21:00
ボランティア現地報告会&勉強会

「心のサポートボランティア」活動が始まってから1ヵ月半が過ぎました。
意識の高い方々がボランティアにエントリー頂き文字通り体当たりで被災地の避難所を廻り様々な活動をしてきています。
明日の現地報告会では、実際に「TeamJapan300」として活動してきたボランティアの報告と今、現地で必要とされているボランティア活動についてお伝えさせていただきます。

これから先、被災地のボランティア活動に参加したいという方にはなによりもの「現状」を知る時間になりまた、これから被災地に入るにあたり何が必要なのかを学ぶ絶好の機会です。 既にボランティアに行ってきた方にはご自身の活動の達成や完了を作る場としてご自身のされたボランティア活動の承認の場としてぜひお越し下さい。

また、明日は、今までこちらにボランティア参加希望やエントリーを頂いた方の正式なボランティア登録についてもお伝えさせていただくとともに、登録のお手続きもして頂けます。
勉強会はご予約制になっております。
参加ご希望の方は、info@idear.co.jpまでお申し込み下さいませ。
(必ずお名前を教えてください)

◆ボランティア現地報告会&勉強会
【日時】5月25日(水)19:00~21:00
【場所】アイディアヒューマンサポートサービス
(全心連 心のサポート活動 災害対策本部)
【参加費】3,000円

※今までにTeamJapan300でボランティアに行かれた方、これから行く予定になっていてボランティア登録を済ませた方は無料でご参加頂けます。
※今までに「心のケア勉強会」やプロジェクトミーティングに出席された方で明日ボランティア登録をされる方は無料でご参加頂けます。(この登録は、本部ボランティアスタッフの方も含みます)
※ボランティア登録は、明日でも大丈夫です。その際には、30分前にお越し下さい。
※ボランティア登録には下記のものが必要です。
・印鑑 ・ボランティア保険料1,400円 ・身分証明書
また、登録の際には、被災地に行く日程をお知らせいただきます。
※本部ボランティアスタッフの方は保険料はいりません。
本部にお越し頂く日程をお知らせいただきます。

何かご質問やご不明の点がございましたら
03-5469-8787 あるいは info@idear.co.jp までお知らせ下さいませ。
意識の高い皆様のご参加をお待ちしております。


一般社団法人全国心理業連合会
心のサポートボランティア
災害対策本部

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2011年5月23日(月)
「災害ケアのカウンセラーたち~今日も被災地から」

今日も岩手からです。小野チームのみなさんたちと夜に合流。私は釜石で、災害対策本部を訪問し、小野チームは大船渡と陸前高田を訪問したあとの合流でした。

私と、大阪から参加の松岡さん以外はみな被災地は初めてであまりの惨状に言葉を失っていました。
でも、その「衝撃」こそが現地の方に寄り添える大切な観点なのです。
最初、そのチームは、沿岸沿いではなく、内陸部の避難所をまわろうかといわれていました。

「そのほうが効率よくたくさん回れるから」
現地を知らない人はときどき、こんな間違いをしてしまいます。まだなにもかも不足で不便で大変な現地で、「効率よく」なんて考えたら、大変なことになります。

待たされるの当たり前。急な変更当たり前。
「効率」よりも、「根気」となにがあっても受け止める「柔軟」さ。
それが被災地にかかわるサポーターの基本的心構えです。

でも会話をすすめていくうちにボランティアの一人から、「不安だったんだと思います」という言葉がぽつり。

「なにが不安なの?」
「わからないけど震災以降、不安が突然くることが多々あって」
「だから、現地にきたんだよね!」

そう。
突然くる、不安や恐怖、それは被災地の人だけじゃなく、東京にいてもどこにいてもおこること。
その自然の反応からは逃げられない。
唯一、現実をしっかりと受け止めて、自分で何かを作り出すまでは。

今回二回目で、前回、個人宅のどろかきをした松岡さんがいいました。
「私もそうだったけど、どろかきしてお役にたったあとは、すごく元気になっちゃって、風邪もなおっちゃったんですよ」
なにをしたわけでもない。特別な何かができたわけでもない。でも被災地を知っている人の「2回目訪問」は限りなく力強く感じる。
そう、そうやってゆっくりと強くなろう。被災地の方々とともに私たちも一緒に、迷いながら、ぶつかりながら、何かをつかんていこう。

大丈夫。被災地訪問に「失敗なんかない」
ボランティアお断りといわれても「必要ならいつでも声をかけてください!いつでもきます」
と力強く伝えよう。
TeamJapan300、みんながどこかで今日も頑張っている。

小野チーム、今日は岩手の大槌いり。ここは町ごと壊滅した本当に被害の大きかったところだ。
すさまじい破壊を現実のものとして受け入れ、そしてそこから自分たちにできる「ひとつ」を見つけてくる、考えてくる。

東京や大阪に戻ってきたとき、またすばらしい災害カウンセラーたちが誕生している確信があります。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月22日(日)
「東京でできる支援~ありがとうございました。」

今日はチャリティーオークションにたくさんの出店、たくさんのお買い上げありがとうございました。

最高値をつけたのは、アスリートお宝グッズ、アテネオリンピック金メダリスト米田功さんのアテネ五輪記念品。
そして女子走り幅跳び日本記録保持者、井村久美子選手のまさにアイディアメンタルトレーニングセンターのロゴ入り、トレーニングTシャツ。

どちらも非売品。かなりのレアものです。
しかもご本人との握手と記念撮影付きとなると思わずテンションがあがるのは当たり前ですよね。
本当にご協力ありがとうございました。

米田さんはいわき市にもボランティアで行かれており、6月にはTeamJapan300としても現地に向かいます。
よかったら、みなさまも金メダリストとご一緒に現地にいきましょう。

私は明日また始発で岩手です。今回は、私ふくめ六人で大船渡から陸前高田を回ります。
現地でできること、東京にいてもやれること。できることをご一緒しましょう。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月21日(土)
「東京でできる復興支援!!
トップアスリートのお宝グッズを買って支援する。」

明日、5/22(日)は、
アイディアメンタルトレーニングセンター所属
井村久美子選手(旧姓、池田久美子 女子走り幅跳び日本記録保持者 北京オリンピック代表選手)の応援集会です。
世界陸上に向けて、6月にある全日本選手権を戦います。

東北山形出身の井村選手には、ある思いがあります。
「アスリートとして絶対結果を出して、復興支援をしよう」
ということです。

あの震災の時、彼女は両親と連絡がとれず、本当に心配したそうです。
翌日、無事は確認できたものの、停電で雪の降る寒い中を身を寄せ合ってすごした家族を思い、泣いたといいます。

「今すぐ被災地に行き、アイディアやTeamJapan300のみなさんとボランティアをしたい」
と私に訴える彼女を私は止めました。

気持ちはわかる、でも現役のアスリートが、練習を休んで、何日も被災地にいくとはどういうことか?
私は想像ができました。

被災地に行くのが悪いのではなく、現役のトップアスリートが練習を休むということが心配なのです。

だから私はいいました。
「現地には私たちが行くから、井村さんは試合で頑張って!」と。
井村さんは今でも現地に行きたい!と言い続けています。
そしてその思いを乗せて、今、この時も、ハードで想像を絶するすさまじい練習を続けているのです。

今回の応援集会は、震災チャリティーをかねています。ゲストにアテネオリンピック金メダリストで、アイディアメンタルトレーニングセンターの トップメンタルトレーナーの米田功さんを迎えて、お二人の「オリンピックお宝グッズ」もチャリティーオークションにかかります。
オークションの売り上げはすべて、TeamJapan300の活動義援金として、現地の方のために使われます。

なかなか被災地には行けないというみなさま。東京でもできることがたくさんあります。ぜひ、チャリティーオークションと応援集会に来てください。
当日は私が、井村選手との対談をナビゲーションさせていただきます。
現地での報告も兼ねています。ぜひお越しくださいね!!

心理カウンセラー 浮世満理子

2011年5月22日(日)
●13:00-15:00 「井村選手応援集会」
●15:00~ 「TeamJapan300チャリティーオークション」
TKP渋谷カンファレンスセンター(渋谷駅から徒歩5分)

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2011年5月20日(金)
「岩手にいってきました。」

きれいな清流、すんだ空気。山に生い茂る、まぶしいばかりの新緑。

震災後初めて電車で岩手に行きました。雪に覆われていた被災後。冷たい床をスリッパもなく歩くみなさん。
「食べ物と着るものだけでなくスリッパを送ろう」
心のケアというよりサポートの第一段ともなった「心の元気は生活支援から!」スリッパ送ろうキャンペーンは、まさにここ岩手から始まりました。

岩手がこんなに美しいとは、本当に感動的でした。本数も少なく各駅停車の単線に地元のおばあちゃんたちの世間話。やさしい気分になりました。

沿岸沿いの駅に降り立つと、まだまだ片づかないがれきの山。
仮設住宅への移行が始まり、また新しいコミニティがつくりなおされる。 やっと騒がしい避難所から解放され、ほっとした瞬間に訪れる、すさまじい孤独。たくさんのものを失いすぎたことに気づく瞬間です。

家もない、家族もいない、仕事もない。
最後に残っていた慣れ親しんでいたご近所とのつながりがなくなった、その瞬間。
私はなぜ、ここにいるんだろう。
と、すさまじい孤独。後悔。悲しみにおそわれる。
そんなとき、そばに寄り添う人がいるだけで生きていけることがある。
阪神大震災で私にそう言ってくれたおばあちゃんを、今日思い出しました。
単線の電車の中で世間話をしていたおばあちゃんを見て思い出しました。

仮設住宅への移行は、お花の植え換えと似ていて、大きな鉢に植えればいいというものではなく、毎日毎日目を配り、
「今日は元気かな?」
「土にはなじんだかな?」
と寄り添い続けていく必要がある。

明日東京に戻り、チャリティーオークションをしてからまた、月曜日、ここ岩手に戻ってきます。
いよいよ、私たち、心のサポートはこれからがスタートです。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月19日(木)
「突然ですが、喜んで被災地!」

いつもブログをご覧になっているみなさま、ありがとうございます。
毎日読んでます!と言っていただくと本当にうれしいし、そういうメールや声がけをしていただいた方々のお顔やお名前は本当に忘れられない。
仕事じゃない、だからこそ、普段は忘れている優しい言葉の関わりが本当に胸に染みます。

さて今週はTeamJapan300最多のチームが現地に入ります。
今、活動しているのは、福岡から現地入りしたチーム吉田カウンセラーグループ。仮設住宅を回るという快挙をなしとげています。

そして、私、浮世が明日岩手に入ります。
チーム岡市カウンセラーは福島、相馬に車で。男子二名チームです。頑張れ!
チーム矢崎カウンセラーは石巻。
あとの2チームも石巻と、宮城野区と一気に5チームが現地に入ります。

実は私、今日は午前中講演会がありました。朝、10時からの講演会の準備をしていると岩手から「今日の夕方の現地での会議に来ていただけますか?」 とお電話が入りました。行きたい!!本当に行きたい!

でも岩手は遠かった。東京から新幹線と在来線、どれだけ急いでも6時間はかかる。 結局、夜ついても宿泊する場所もないため、明日5時に起きて行くことにしました。
でも、こうやって声をかけていただけることは本当に幸せですね。必要とされることは喜びです。

最近は「仙台で待ち合わせね」
「石巻のイオンで」「花巻で」と、待ち合わせがまるで、「渋谷のハチ公前」くらいの感覚で現地の方と会話しているのに気がつきます(笑)
しかも突然の変更、突然のお願いがたくさんある。
しかも待ち合わせは「現地」そう、これが被災地だと私は思うのです。

いい、悪いではなく、みんな夢中で、みんな段取りがたたない。
誰が悪いわけではなくても、いろんな負荷がかかるのももちろんのこと。

自分たちの当たり前の「東京で生きてる常識を持ち込まない」のも被災地支援の大事な心構えです。
明日は5時おきですが、やはり今週末のマッチングに23時までかかりました。キャンセルがでたり、そんなつもりじゃない、 まだ日程がでてないだったり、誰も悪くはなくても、大変なことはたくさんある。

今はマッチングのお手伝いをしてくださるボランティアの方大募集です。
本当に心から。浮世と密なチームをくださる方、良かったら災害対策本部にご連絡ください。(03-5469-8787)
「今週末の予定ですがまだ連絡がこなくて」
というみなさま。なるべくマッチングを急いでいますが、初めての方には最大限いい形で、、、と思い頭を悩ませます。
ギリギリまでお待ちください。
今日の私みたいに当日連絡がきて「今日」なんてことはないはずですから(笑)
それでも2日前になっても連絡がないかたはお気軽にお問い合わせくださいね。

震災から二ヶ月。仮設住宅への移行が始まれば孤独死などの悲しい出来事があった阪神大震災。
今度は何かの違いを作りたい。

一人ではなにもできない。チームでやれる幸せ。突然現地から「お願い」がくる幸せ。

阪神大震災を経験した私にとってその幸せの色は、ふわふわしたものではなく「たくさんの涙を越えた強い決意」に裏付けされた、そんな色の幸せです。<

心理カウンセラー 浮世満理子

※TeamJapan300のホームページが立ちあがっています!
ぜひ、ご覧くださいませ→コチラから!

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2011年5月18日(水)
「チーム女子無事帰還!!」

心理カウンセラーの浮世満理子です。
チーム女子、無事帰還してきました。初めてのボランティアで感じることも多かったようです。
またぜひ二回目以降も計画してくださいね。

また男子ボランティア希望も出始めています。今後もなるべく混合チームをつくりながら長期的にボランティアを担っていきましょう。
さて、その女子チームのチームリーダーの池上さんからレポートをいただきました。ご了承を得てブログにあげさせていただきます。

池上です。女子3人とも、怪我も事故もなく無事に終了いたしました。
最初は、女子3人で大丈夫か?
車もないし…と不安でいっぱいでしたが、行ってしまえば「やるしかない!」と、できる限りの気持ちと力でお手伝いをさせていただきました。

ドロかきボランティアでは、女子では…と心配されないよう、3人ともびっくりするほどの力を発揮しました。
土嚢も、二人で力を合わせて持ちあげ、ドロをかき出した後は、玄関周りの雑巾がけ。
きれいになればなるほどうれしくなり、3人とも黙々と取り組みました。
依頼主の方に、深く深く礼をされ、涙ぐみながらお礼をされた時には、「役に立てた…。」といううれしさが込み上げました。

虹色クレヨン主宰の、子どもたちと遊ぶボランティアでは、元気に遊びながらも時折見せる言動に、 辛さを経験した、表現しきれていない子どもの気持ちを感じました。

最後に「別れたくない、泊っていって…。」
と走り去る車を追いかけてくれた子どもに「必ずまた来よう!!」と強く思いました。

石巻の避難所では、はじめて会う私に、「黒くてものすごい高さの水が追いかけて来た。地獄のようだった」こと。

二人の『助けて』の声に、一人を助けた間に、もう一人を助けられなかったこと。
「家はしっかりしてたのに、津波が1階に押し寄せ、 今、自宅に住めない。すぐにでも帰りたいんだ…。」という思いを話してくださいました。

聞きながら情景が目に浮かび、身体に鳥肌が立ちました。
私にできたのは、かかわり行動と気持ちを込めた相槌とうなずきだけでしたが、こんなにもたくさんのことを話してくださいました。 その方の気持ちが、話したことで少しでも楽になっていただけたらいいのですが…。

ここの避難所では、チームの3人ともが被災者の方からいろいろな話を聞くことができ、 被災者の方は今、もしかしたらお話をしたいのだろうと感じました。
ここには書ききれないほどの経験をさせていただきました。もっとこうすればよかったという振り返りもたくさんあります。 しかし、この経験を次のボランティアにつなげられればと思います。 貴重な経験を、ありがとうございました。

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2011年5月17日(火)
「被災地ボランティアで苦労すること」

先日企業の経営者の方に「今、TeamJapan300として一番被災地の心のケアで、苦労していることは何ですか?」と聞かれました。
うーん、なんですかね?現地での対応、いやいやそれは当たり前として、、、なんですかねえ、、、
あ!そうだ!
「チームをくむマッチングをすること」ですかね。

そうなんです。TeamJapan300の基本は、男女混合3人1チームでまわる。心理カウンセラーとして周りの方に声をかけ、三人集めて被災地に行く、です。
とこらが、全員がチームをくめるわけではない!
という方は、個人でエントリーをしていただいています。
そして、災害対策本部でカウンセラーがお一人お一人からいただいたメールのスケジュールをカレンダーに記入しながらマッチングをします。
そおんなの、かんたーん!と思うでしょ。私もこの作業がここまで大変とは思いませんでした。
マッチングを行うボランティアスタッフを泣かせるもの、それは「キャンセルと変更」なのです。

まず、全員にエントリーして日程をいただいた方にはカウンセラーが全員にお電話します。
すでにその時点で「やめます」という方もいらっしゃるし、改めてボランティア内容やチームの理念をお伝えして意志確認です。

そしていよいよマッチング。いただいた候補日を入力しながら突き合わせをするんですが、これが結構大変。
「あ、一日ずれてチームにならず」とか。
被災地の状況も刻一刻と変わるので先日はエントリーしていただいていたドクターも 「うまくマッチングできませんでした、すみません」とお断りしてしまいました。
なるべく候補日にはいっていただきたいのですが、ここは悩ましいところです。
ちなみにこのドクターの方は
「僕が医者だからって気を使わないでね。どろかきでも仕訳でもなんでもやりますから!」
とマインドあふれるお言葉です。

そんなこんながあり、ようやくチームがくめそうだ!とやっと決まり「決まりました!」と連絡をすると、 「その日は予定が入りましたのでいけません」という答えだったりすると本当に大変です!

またいちからやりなおし。
またようやくチームができそうだ!というあたりで「キャンセルします」と連絡が入ったり「事情が変わりました」と、連絡がくる。
また、いちからマッチングしなおし、、。マッチングは続くよいつまでも、、、(苦笑)

もちろん「いつでも大丈夫です」
「数日前にいってもらえたら融通します」
というありがたーいエントリーの方もおられて、そういう方は本当にうれしいです。みなさんお仕事はおありだとは思いますが できるかぎりのことをしていただいているのが伝わってきます。

ボランティアとして、現地に行くだけでも、本当にすごいことだと思います。
ただ、現地にいかなくても災害対策本部でいつも荷物の仕訳をしてくださる方。
支援物資を送ってくださる方、そして、現地で私たちを受け入れてくださるか方々がいなければ、私たちのボランティアは宙に浮いてしまいますよね。

現地に入りたい!という熱くて優しくて大きな気持ちを大切にしながら、その気持ちをチームで活動する人たちへのささやかな気配りという強さで、 形にしていっていただきたいと願うのです。
アイディアのカウンセラースタッフが、お休みの日に説明会だけをしに渋谷にいっているのをご存じですか?
ボランティア保険も、災害車両の認定手続きもスタッフがみんなみんなひとつひとつ、渋谷でも労働ボランティアなのです。

一般社団法人全国心理業連合会の代表理事の本田先生も本当に不眠不休でやっていただいています。
理事のみなさまもいろんな形で動いていただいています。

現地で遊び相手のボランティアのリーダーをされている方は、避難所に行くとたくさんの子どもが歓声をあげながら取り囲みます。
私たちの見えないところでどれだけ子どもたちとかかわっておられるかがその一瞬でわかります。私たちをボランティアとして受け入れていただけるのも、 このリーダーの方の見えない信頼関係があってこそ。

私たちは目の前に見えているものや、わかっていることだけでなく、遙かにたくさんのものに支えられて、活動できていることを実感する日々です。
「一番苦労することは?」すぐには見えない人たちの苦労や思いをなるべく多くの人に理解してもらうこと。
見える苦労ではなく、見えない苦労をみなに理解してもらう。
そうすれば気持ちよくボランティアに臨めるはず。それが私の一番の苦労なのでした。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月16日(月)
「現地情報」

心理カウンセラーの浮世満理子です。
今日は月曜日!子どもの遊び相手ボランティアの日です。

子どもたちの笑顔は本当に復興の柱であると感じます。やはりチームで活動していると毎週みんなでサポートできるのでいいですね。
いくらなんでも、毎週行ける人はそんなにはいないと思いますから、やはりチームは大切です。

さて、今日から宮城入りしている本田先生チームは、初のすべて公共機関を利用しての被災地めぐりです。
もちろん場所にはよりますが、石巻線の復旧に代表されるようにかなりの電車、バスが有効に使えるようになりました。 各チームしっかり調べて段取りしてみてくださいね。

基本は土日班は、宮城、気仙沼などの新しい避難所のリスニングやどろかきのボランティアに。
月曜日班は、石巻を中心に女川、松島、仙台の避難所のリスニング、子どもの遊び相手などを。
大阪や地方からのチームはできれば岩手や青森方面をお願いします。
私も来週から積極的に、釜石や他の岩手のエリアに入ります。

本日現地入りしている本田先生より交通機関の情報をいただきました。
現地の情報は刻一刻と変化しています。みなさまぜひご注目ください。

宮城県内、レンタカー取れなくなっている為、交通機関を共有しておきます。

仙台⇔石巻(臨時バス)
http://www.miyakou.co.jp/cms/uploadfiles/output/4d9c4f96-6c20-4967-b22f-3f62c0a8020d/

仙台⇔石巻(JR臨時バス)
仙台から塩釜までは、電車復旧してます
http://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/topics_news/2011_04/bus-ih-time%5b1%5d.pdf

仙台⇔気仙沼、盛岡(臨時バス)
http://www.iwatekenkotsu.co.jp/highwaybus/ofunato-sendai/ofunato-sendai.html

仙台駅バス停
http://www.interq.or.jp/pacific/rondo/topic/noriba/ekimae.html

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2011年5月15日(日)
「もうひとつのTeamJapan300」

こんばんは!心理カウンセラーの浮世満理子です。
やはり被災地に行くと、それをきっかけにいろんな形で人生が変わるようです。 そしてまたその周囲にいる方も何やらいろんな影響を感じるようです。被災地に行った中でも、牡鹿半島はまだガスも水道も復旧せず、 材木を自分たちで割り、薪にして使っているというエリアでした。

鈴木さんたちも薪割りのお手伝いをしながら、たくさんの避難所でリスニングのボランティアをしていただきました。
また鈴木さんは戻ったあとも東京でできる活動を続けておられます。
次はぜひチームリーダーとして現地に行っていただきたいですね!

では、鈴木さんから届いたステキなメールをご紹介します。

浮世先生
おつかれ様です!鈴木琢磨です!
ブログに色々と載せてくださり、ありがとうございます!

先日から社内やネットで、夏服の募集を呼びかけたところ、いち早く反応してくださり、直接現地まで送ってくださった主婦の方がいます。
古くから家族ぐるみで親交がある方です。僕が先日行った牡鹿半島の避難所。

そこで約60人の被災者のリーダーをされ、日々復興の為に奮闘されている方宛に、TeamJapan300として夏服を送っていただきました。
下記は、その主婦の方からいただいたメッセージになります。なんかすごくいいなと思ったのでメール致します。

「タクマくん!今っ!たった今!避難所のリーダーの方からお電話を戴いたよ!!!
びっくりだよ、お礼言われたよー。びっくりして、何にもうまい事喋れなかったよー。
大変な時なのに、あんなダンボール1箱送っただけの私に、わざわざ、遠い横浜へ、電話かけてくれるなんて。
慌てたまんま電話切っちゃったけど、受話器置いた後、泣けたよ。
泣けたよ、タクマくん。

今まで募金したり、おもちゃ寄付したりはしてたけど、なんと言うか、読まれてるか判らないファンレターを送っているような感覚だったんだよね。 なんかそれが、受け取りましたと、突然リアルな人間となって目の前に現れて。どうしよう?私、他にどんな事ができるかなぁ?
何か私にできる事があるのなら、もっともっとしたい気分なんだけど。

タクマくん、いろいろ具体的に教えてくれて、どうもありがとう!」

この気持ちこそ、今の日本に残された宝であると感じました。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月14日(土)
「新幹線で被災地へ~その2」

帰りの新幹線に乗る時、仙台のショッピングモールに立ち寄りました。
どうせ日用品を買うなら、東京で買うより、地元復興になるかな?と思いました。

ショッピングモールには若い人たちがたくさんいました。平日にこんなに?と思うくらい。
でも、これはいいこと。おしゃれなファッション、おしゃれなコスメ。とにかく鬱々した気分を払拭するようにカラフルなファッションの若い女性が たくさん買い物をしてました。
仙台の女性用のお店ってかなりかわいいし、センスいいなあ~と改めて実感。

石巻のイオンにいったときにも感じたんですが(石巻イオンは臨時バスの降り場でもある)避難所近くで活動していると あまり若い人たちは見かけないなあと思いますが、実は買い物などには、若い人がたくさんいることに気がつきます。
避難所で生き抜く力にも敬服しますし、若い人たちが小さな子どもを抱えながら買い物をしている姿にも、復興の力を感じます。
でも、華やかなモール街でも、ふと聞こえてくる会話に大きな気づきを感じる瞬間があります。
「あ、久しぶり!どうだったの?」
「久しぶりです!いや~家はだめでしたけど、なんとか無事で」
誰もが決して無関係ではない、それがこの場所。私たちもそうあるべきだと思うのに、似た店並みが並ぶ東京のモール街では被災地の会話は聞こえない。

ちょっと茶髪の若い女の子がカフェで男友達に話してる。
「~なんてさ~無事だったけど、 泳いだっつってたし、、、超怖いよ」
「あんなこと事態が、、、ありえないし」
「だよね、、、」
町並みは戻っても、恐怖は消えない。
被災地に行くとみんなが「長期的に来てください」「これからです」と言う。

私たちは日常に戻った瞬間に突然すさまじいフラッシュバック(体験した大きなダメージをまた思い出すこと)という、
今はふつうに日常的に見える人のすべての心にこれらのたくさんの心の傷があることを、私たちは決して忘れてはいけないと思います。
たとえほとんどの人たちが忘れてしまっても、私たちカウンセラーは決して、忘れてはいけないと思います。

心理カウンセラーとして本当に私たちの活動は、これから始まるのです。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月13日(金)
「震災心のケアを越えて~第二のふるさとができた日」

今日は震災後初めて新幹線に乗り、東北までいってきました!
今まではずっと物資とともに高速道路をゆれに揺れて六時間。福島を過ぎるあたりで、道が震災の影響で、がったんがったんしているのを乗り越え、 山を越えたどり着く、、、という感じでしたが、新幹線だと近い!
東北はむちゃくちゃ近い!んですね!!

新幹線に乗る直前、現地から来週のボランティア要請のお電話が入りました。
「いつもありがとうございます!」
東北なまりのやさしい声に、思わず私がいやされます。

毎週行きます。毎月行きます。一年間は行き続けます。
避難所で私が相談を受けていた方が避難所をでられて、友人宅に引っ越されたと聞きました。
もう、あえないなあ~。でも彼女の新たな一歩だから、これは喜ぶべきことだな、と思っていたら、TeamJapan300の事務局に、彼女から電話が入った。
「え?もしかして新しい環境になじめなくて 緊急カウンセリングの要請?」
とドキッとした。

けれど次にかかってきた彼女からの電話の伝言は「ありがとうございました」だった。
出会いと別れ、涙と「ありがとう」がいつも交差して、心がふるえる。
心のケアの専門家である前にひとりの人間として、今すごい人生経験をさせていただいているその奥深さにふるえがきます。

「ありがとうございます」すっかりなじみになった
東北なまりの暖かい声、声、声、、。こちらこそ、ありがとうございます。第二のふるさとができたと今日感じました。

毎週行きます。毎月行きます。一年間は行き続けます。毎週戻ります。毎月戻ります。一年間はきちんとまめに帰省します。

生まれ育った場所は違っても、私がいとおしいと思えるひとたちがいる場所。
しかもたくさんの別れと出会いを越えていると、そのいとおしさは「個人の人」ではなくて、「場所」であり「地域」であり「風景」になる。
暖かい響きの東北なまりが最近は聞き取れるようになった。東北に通い始めて二ヶ月。
最初は「いかなきゃ」と感じた場所は今は自然に「行きたい場所」になっている。 誰にとってもそのすてきな場所は、第二のふるさとになるはずです。さあ、私たちとご一緒に。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月12日(木)
「東京でできる、あなたの支援があります!!」

今週末から来週頭にかけては、TeamJapan300で一気に3チームが現地入りします。
吉田リーダーは勉強会にも出て毎日このブログを読んでいただきチームを集めていただいたとか。ありがとうございます。

チームとしては初めての相馬エリア。きっと待っている人がたくさんいるはずです。
しかもどろかきセットもすでに自前のものまで持っておられる!頭が下がるすばらしいあり方ですね。

東松島を回る池上チームは初の女性3人チーム。
治安や移動の理由からなるべく男性を!とがんばりましたが、みなさんおひとりづつのエントリーで、なんとかマッチングして 女子3人チームにはなりましたが、どうしても男子が見つからず、苦渋の女子チームとなりました。

治安にはくれぐれも気をつけてくださいね。自己責任だからこそ私たちは、慎重にそして気を引き締めてがんばる必要があります。
しかも車の運転がおぼつかない女性チーム。
私も車の運転が苦手なのでわかりますが、バス、タクシーなどありとあらゆる努力をしつつの避難所まわりとなりますね!頑張れ!!
チームに男子をゲットできなかったんだから仕方ない(笑)
泣き言いわずに女子の意地を見せましょう!
そして女子チーム、最大のチャレンジは、どろのかきだし!!
私が避難所の方に、「今度は3人女子チームなんです」と言うと「力もちの方でお願いします」と言われました。 そう、これが現実、これが被災地。きれいごとではありません。気持ちより行動ありき。
でもこの発言した方、決して女子差別なんかじゃありません。この避難所のすてきな職員さん、彼女は若くてかわいい女子なのです。
しかもいつも率先して、自らが避難所のみなさんの自宅のどろかきをされています。
頭にきりっとタオルを巻いて、女子ながら、さくさくと土嚢を運ぶ姿の慣れてること、りりしいこと。感動しますよ。 私たちがビービー言いながら運んでいても、無駄口ひとつたたかずさくさくと片づけていかれる。
しかも明るいし、いつも元気。しかも、、、やさしい!!

彼女も被災して自宅も大変。でも、前回私たちが彼女からの依頼で個人宅のどろかきのボランティアに行ったとき、彼女も来ていて、
「今日は仕事が昼からなので、午前中だけでも! と、思って手伝いに来ました」
と、言うではありませんか。涙がでそうに感動しました。

避難所では夜遅くまでみなさんのお世話。休みの日には、みなさんが少しでも家に帰れるように自宅のがれき撤去を率先して自分がやる。
それが彼女にはずっと続く日常なんです。
それに比べたらたまにしか行かない私たち!
多少筋肉痛になっても大丈夫!!東京に戻ったら三日で回復しますから!私たちも女子の先輩としての意地を見せて頑張りましょう。
私もリスニングどろかき、がんばる!
だからがんばれ女子チーム!!きっと何かが見えてくるはずです。

そして月曜日!どうしても子どもの遊び相手のボランティアがいなかったので、急遽、一般社団法人全国心理業連合会の本田代表理事が、 チームを組み、行っていただけることになりました。ありがとうございます!!
石巻から気仙沼に抜ける避難所なども回っていただきます。
気仙沼や岩手の沿岸部も、そろそろまわりたいところです。あと福島もまだ手が回っていません。みなさんのエントリー!どうぞよろしくお願いします。

そして何より、忘れてはならないのが、災害対策本部に毎日のように手伝いに来ていただいているボランティアスタッフのみなさん。
力仕事の物資仕訳から、知的なパソコン業務までみなさんすごい!!と感動ものです。
災害対策本部でがんばっていただいているみなさんは、ネームプレートではなく、かっこいい?腕章を今ご用意しているところです。
現地に行けなくても、みなさんのお力あって復興地で、チームはがんばることができるのです。

そう!まだ被災地に行けない人!でも渋谷には来れますよね!
22日の井村久美子さんの応援集会をかねた、被災地支援チャリティーオークションでは、今まで事務局で頑張っていただいたすべてのみなさんを TeamJapan300から表彰させていただきたいと思っています。
ぜひ、みなさまふるってご参加くださいね。

また今まで被災地入りしたみなさんもぜひ、報告会がてらご参加ください。
みなさんがしてこられたことの軌跡を確認し、またこれから活動を参加する人たちの先輩として力になれるように。写真などもご持参くださいね。
忘れさせない!!巻き込め!!被災地でがんばったみなさんの汗の力を何倍にもしていきましょう。

明日は私は日帰りで宮城に行きます。今後、仮説住宅でカウンセラーをおいて心のケアをするための、意見などをお伝えに行ってきます。 最近では現地のみなさんに私の震災ケアのノウハウをお伝えして、現地できちんとそれらを蓄積させる、のも、大切な復興支援だと思っています。

22日にチャリティーオークションに出す、スーツを渋谷の災害対策本部に持って行き、その足で東京から新幹線に乗ります。
東京でできること。現地でできること。そして私みたいに仕事をしていてもできること。TeamJapan300はいよいよこれから。

避難所が閉鎖されても、これから悩み、落ち込み自殺などのリスクが高まる時期に突入してきます。
カウンセラーと名乗る人は、せめてたった三回は被災地でボランティアをしてほしい。カウンセリングマインドあふれる人はせめて、 東京で、できることを全力でしていただきたい。チームはこれからです。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月11日(水)
「JRも応援する?TeamJapan300の生活支援&心のケア!」

みなさま、おつかれさまです。心理カウンセラーの浮世満理子です。
チーム006鈴木琢磨さんから、有効な情報を教えていただきました。
JRで復興地に行き、むこうで車でまわる。これからますます、TeamJapan300も動きやすくなりますね。

また手続きは多少煩雑ですが、高速道路が無料になるという情報もあります。自分の車であることが条件です。
今現地では、物資は、福島や牡鹿半島など一部の地域以外では、おおむね足りてはいますが、 私たちはまだ水道もガスもなく、薪割りで生活している隣人がいることを忘れてはいけませんよね。

今週は土・日で池上チーム、来週は月・火で本田チームが復興地に入ります。
毎週着実にいろんなチームが入っていますが、まだまだ、行けていない場所もたくさんあります。

今日で震災から二ヶ月。一番残酷なのは無関心と忘れ去ることです。またみなさんからのエントリーや情報をお待ちしています。
よろしくお願いします。

おつかれ様です!
鈴木琢磨です!下記、新聞の記事を転送いたします!

「JR東日本」は11日、全ての列車が乗り放題となる切符「JR東日本パス」を発売した。
値段は大人が1万円、子供が5000円で、在来線だけでなく、新幹線も特急列車も一日乗り放題となる。

「JR東日本パス」は、東日本大震災の復興支援のため、11日から発売された。
東北・上越・長野新幹線なども含めた、JR東日本管内の全ての列車が対象で、 自由席であれば乗り放題になる他、東北新幹線の新型車両「はやぶさ」も含め、指定席は2回まで利用できる。

例えば、大人の場合、往復で2万1180円かかる東京~仙台は、日帰りであれば半額以下になる他、 往復で3万760円かかる東京~新青森は3分の1以下の運賃で利用できるようになる。
有効期間は来月11~20日と、7月9~18日だという。また、14日からは、 仙台以北の駅から東京に向かう東北新幹線「やまびこ」の自由席に限り、 ほぼ半額で利用できる切符「やまびこ自由席片道きっぷ」も発売される。期間は来月13日までの1か月間。 利用者に制限はないが、JR東日本は「ボランティアの方々が帰宅する際に使っていただきたい」と話している。

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2011年5月10日(火)
「東京と大阪にいてもできること!」

みなさま、心理カウンセラーの浮世満理子です。
被災地にとにかく行こう!と声をかけていますが、どうしても被災地に行くことができない、でも何かしたい方々のために TeamJapan300が、東京でできること、大阪や他の地域でもできることを考えました。
それはTeamJapan300のトップアスリートたちと連動しながらチャリティオークションをやろう!
というものです。

そこで二つの支援をみなさまにお願いします。
気軽にできることばかりなのでたくさんのお友達を誘ってきてくださいね!!

1.参加して支援する!!
当日は、アイディアメンタルトレーニングセンターの井村久美子さんの応援集会の会場を借りて、TeamJapan300チャリティーオークションが行われます。
東北出身の井村久美子選手も実はTeamJapan300のボランティアリーダー!
全日本選手権が終わったら、私たちと被災地入りされるそうです。
当日は、アスリートグッズやサインなどのお宝グッズもオークションに出展いただきます。
2.グッズを持ち寄って支援する!
心理カウンセラー浮世は、企業の講演会で一度しか着なかったスーツをオークションに。
また、テレビ、うたばんで着ていたスーツも。またアイディアの研修生には大人気の、紺のスーツも寄付します。 また北京オリンピックにいった時の記念のメダルも限定で寄付します。
当日スーツは500円から、記念メダルも200円からオークションにかけますから、かなりお得品ばかり!
ぜひ会場にきたみなさんもご購入くださいね。きっとフリマよりやすいかも。
みなさんもあまり着なかった服や使わなかった食器、引き出物などお気軽にお持ちより下さいね。

みなさん来場と、そしてご寄付ください。いただいた義援金はTeamJapan300の活動義援金とさせていただきます!!

さあ、トップアスリートとふれあい、話も握手もできる、でもきちんと被災地支援ができるという機会にぜひエントリーしてください。
当日会場では、井村さんを中心に被災地に向けての応援メッセージを書いていただきます。それを私たちチームが必ず現地に届けます。

参加費はすべて無料。
家族もお友達もたくさんご一緒してくださいね。
楽しみながら、ぜひ被災地に役立つ時間をすごしてください。

2011年5月22日(日)
13:00-15:00 井村選手応援集会
15:00~ TeamJapan300チャリティーオークション
TKP渋谷カンファレンスセンター(渋谷駅から徒歩5分)

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月9日(月)
「月曜日は子どもたちと過ごすボランティアを!」

こんばんは。心理カウンセラーの浮世満理子です。
カウンセラー下山さんチームが宮城から戻ってきました!早速、レポートのご紹介です。

石巻門脇中学で子どもたちと遊んで来ました。
子どもたちのパワー全快です。
鬼ごっこ→中当て→ぬりえ、折り紙→大縄飛び
子どもたちの笑顔、笑い声にどれだけ助けられるか。
遊びながら子どもたちのケアをしていくことで、大人も元気でいられる。
私も今日、一緒に遊んで、子どもたちから元気をたくさんもらいました。

この活動を行っているのは、NPO虹色クレヨンのみなさんです。今まではたくさん来ていた、ボランティアが来なくなって、人が足りないそうです。
TeamJapan300が、毎週同じ日に来てくれると助かります、ただ、長く続く活動なので、無理せず一緒に活動してください、と言われていました。
また、子どもたちの笑顔に会いに行きたいです。

心理カウンセラー 下山寿美子

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2011年5月8日(日)
「この人たちを支援したい!」

こんばんは。心理カウンセラーの浮世満理子です。TeamJapan300のカウンセラーチーム続々と現地入りです。
また今日は、アテネ五輪金メダリスト米田先生が福島へ!アスリートチームも動き出しましたね!!さて、昨日のチーム005楠瀬カウンセラーに続き、今日は006近藤カウンセラーチームが宮城から1泊2日で戻ってきました。
まだ支援の手が届きにくい宮城県の牡鹿半島に行かれました。 リスニングボランティアや現地の人のかわりにやる労働ボランティア、かなりのいい信頼関係ができたようですね。

さて、近藤カウンセラーチームのメンバー、鈴木さんから、メールがきました。
短い文章だけど、TeamJapan300のボランティアがたっぷり伝わる文章ですよ!
鈴木さんはふつうの会社員。でもカウンセリングを学び、ホノルルマラソンを走る「生き方」が輝いている方。さて、初めての復興地で彼が感じたことは?
※ご本人の確認をとり掲載させていただいています。

ただいま、帰りました!鈴木琢磨です!!
支援物資の配給とリスニングボランティア、薪割り(笑)等々で2日間。
宮城県の牡鹿半島にある、鮎川から大谷川の避難施設、計10ヶ所に行ってきした!

ひとつだけ分かりました!!
宮城県のみなさんは最高です!!俺はこの人たちを支援したい!!
この人達と、この街をなんとか復興しようって決めました!!

浮世先生、本当にありがとうございました!!
※行ってきたのはこんなところでした!

あなたもTeamJapan300の仲間になりませんか?
詳しいことはぜひ勉強会に参加してくださいね。参加費3,000円は、被災地のための活動義援金として全額が使われます。

ボランティア勉強会日程
5/10(火)12:00-13:00
5/18(水)17:00-18:30
いずれも、アイディアヒューマンサポートサービス東京本校にて。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月7日(土)
「初めての避難所の訪問はたくさんの「こころ」の出会いがあった」

こんにちは。心理カウンセラーの浮世満理子です。
現地に行った、TeamJapan300のナンバー005楠瀬カウンセラーチームから、昨日、レポートをいただきました。
次回訪問のボランティアのみなさまへの参考になることもあり、みなさまに共有いたします。

今回、訪問を終えてから、こうすればもっと深くかかわれたのではないかと思うことがたくさんありました。

・お会いできた方にお名前を伺ったり、自分の名前を何かメモにでも残したりする

これは今後、TeamJapan300のちらしに名前を書いて持って行っていただきます。チームの誰が行ってもきちんとコミュニケーションできるようになります。

・代表の方とお会いするときは、なるべく玄関先でなく少しでも落ち着いて話せそうな場所で待ち、そちらでお話しする

・夕飯時のため5時-7時頃の訪問は避け、7時以降にずらす

・連絡先が分からない場合は必ずお伺いする

・代表の方に許可をいただき、子どものものは子どもに手渡しして、一緒に遊んだり、果物などは全員分あるようなら全員に、 「仕分けして配るのも大変でしょうから、自分たちでします」という形でお配りしながら声をかけるのも良いのではないか。

・東京から車で行くと、大阪へ帰りつくためには1日半しか活動できないので、新幹線か飛行機で仙台入りし、 日曜日の午後まで時間に余裕を持って活動できるように工夫する

ぜひもう一度、できれば長期的に、同じ地区を回らせていただきたいと思います。

帰り道、チーム3人で、被災地ボランティアは本当に「伺わせていただく」だね、
できることより、学ぶこと、知ることの方が何倍も多かったね、というのが一致した感想でした。

そして、今回肌で感じたこと、ヘドロの臭いやほこり、体育館の段ボールで区切った「家」の様子や、
津波に流されて屋根につかまって…とか、胸まで水がきていて、からがら2階に逃げたけど、3日間水が引かなかった…
といった「事実」をご本人から直接聴かせていただいたことはきっと、忘れられない。

それを今後、ずっと続けていく活動の源として刻んでおこう、そして「何もできなかった」ではなく、次からほんの少しでも恩返しができるように、 前を見て、相手を見て、生活支援・心の支援の活動につなげていこうと約束しました。本当にありがとうございました。次回に向けて、また準備を始めます。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月6日(金)
「被災地の子どもたち。」

被災地にいると、子どもたちのパワーに本当に力をもらうことがあります。
子どもはいつも素直で、私たちのうすっぺらい同情心なんて、ふきとばすように日々過ごしています。
避難所などでの子どもたちとの関わりはいくつがの注意点があります。

1.こちらから押しつける遊びではなく、子どもがしたい遊びをすること。
ただし、「~しよう」とみんなで遊ぶことを提案するのはいいことです。

2.子どもは時々、大人やおもちゃを独占したがります。
たくさんのものをなくした子どもにとって「独占しないで隣の子にも貸してあげなさい」と言われても、なかなか手放さず、時にはケンカになることもあります。
なるべく人数分、同じおもちゃを用意するなどの配慮が必要です。

3.かといって、暴力やケンカを容認しては、
場が荒れるのでしっかりと場のルールを守らせること。

たとえば、おもちゃを貸すのがイヤで隣の子の髪をつかんだ女の子がいましたが、
「だめよ」といってきちんと止めた後、「どうしたの?」ときちんと話をきいてあげるなどが大切なのです。

4.子どもはストレートにいろんな発言をしてきます。
「お姉ちゃん、おうちあるの?」とか「ママは生きてるの?」など。
そこでなんと言っていいかわからず、落ちこむボランティアもいますが、自然に会話しながら話を聞いてあげること。
家もママもその子が話したい話題ですから、さりげなく「うん、家あるよ、なんで?」とか「どうしてママのこと聞くの?」と会話してあげてください。
話したいことを、話せる環境が大事です。
家があると言っていいのか?とか、この子のママは?と、質問に答えようとあわてるのではなく、子どもが自分のことを話したいサインとみなしましょう。

5.きちんと片づけをする、させる。
避難所などだとどうしても場が散らかりがち。避難所に行ったら、子どもたちの遊び場をきれいにしたり、玄関の靴を片づけたりするお手伝いを積極的にしてください。
まだまだたくさん、お伝えしたいことはあるのですが、まずは現地で子どもたちとしっかり関わりませんか?
毎週、月曜日。石巻の子どもたちが、私たちを待っています。ぜひエントリーしてください。

写真は学校ではなく、
小さな市の関係施設で開催された被災地の入学式。
がんばれ!と
思わず看板に向かってエールを送りました。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月5日(木)
「海外からもTeamJapan300へ参加!!」

イギリスから、TeamJapan300に参加していただいたリチャードさん。
日本からたくさんの外国の方が出て行ってしまったことをとても残念に思われ、急遽日本に来られました。
海外ではゴールデンウイークはないけれど、お休みを会社に願い出て、わずかなお休みで、長い時間飛行機に乗り、日本にいれる貴重な時間の1泊2日を、被災地に行きました。
実はイギリスのいくつかの地域が今回、宮城県に支援を申し出ていて、彼は、個人的に(仕事としてはなく)公式メッセンジャーとして、 その州からのメッセージを携え、県庁を訪ねました。 写真は、私たちと一緒にどろかきをしてくれる準備をしているリチャードさん。

彼が感じたこと、彼が何かをしたいと思った願い、、、、
それらはたくさんの言葉や映像になり、英語のメッセージとともに記録になりました。
なによりも単にメッセンジャーとして県庁を訪ねただけではなく、私たちのボランティアに参加したことが大きな意味で被災地の理解につながったと言います。

「現地のことを正しく教えてくれ」
と、イギリスの方から言われていたというリチャードさん。昨日帰国した彼が、母国でまずは、しっかりと「事実」を伝えてくれること、それがまずは、第一歩であると感じます。
日本と被災地の、本当の理解を深めるための戦いにも似た活動は、まだまだこれからです。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月4日(水)
「言葉のチカラ」

1.被災地で見つけた牛タン屋さんのお店のメッセージ。
こんな気遣いがいたるところで。
現地にいったらなるべくお店にいきましょう。
お金を落とすことが大事です。

2.避難所で見つけた文字
いつも見慣れた言葉ですが、ここで見かけるとその深さに、思わず頭を下げて一礼したくなります。
言葉の深さ
言葉の重さ
言葉のやさしさ
命という言葉はただ悲しいだけではなく、懸命に日々生きている人たちのチカラを感じます。

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月3日(火)
「動き始めたTeamJapan300」

いよいよTeamJapan300が稼働し始めました。
チームリーダーとして名乗りをあげ、ご自分でチームを組み立てて現地に入った方は、カウンセラーの楠瀬さん。
なんと大阪からで男女四人のチーム編成です。

東京に前日入りし、チームメンバーも説明会を受けていただく、その意識の高さに、まさに、TeamJapan300のチームリーダーナンバー005を 贈らせていただきます。一桁はなんとなくすてきじゃありませんか?(笑)
チームを作るのに苦戦されたり、チームに男性が入るのを苦戦される方も多いですが、おひとりでもエントリーをしていただけるなら、私たちTeamJapan300がマッチングします。

今、女性だけのチームエントリーもこちらで企業ボランティアだとかアイディアのカウンセラーの男性とかに呼びかけてみます。
女性ばかりのチームが悪いわけではないのですが、現地で行ける範囲や、時間、やれることがどうしても限られるのでなるべく、混合チームでお願いします。
とにかく300チームつくりたいので、なるべくみなさんがメンバーを募っていただくことをお願いします。

周りの人を説得したり、巻き込むのも大切なボランティア力ですよ。
できないことに目を向けずできることに全力をつくしましょう。
今週からエントリーいただいたみなさんに全心連の心理カウンセラーたちが確認のお電話をさせていただいています。
今はそうですね、、、。
資格や経歴も大事?かもしれませんが、
「現地の方のために 必要なことならなんでもやります」
と言われる方に、何よりエントリーしていただきたいです。

「やりたいボランティア」
ではなく「寄り添いボランティア」の姿勢。
これがTeamJapan300の生活支援ならびに心のケアです。

楠瀬さん(左)とチームメンバーの一員であるお母様(右)

心理カウンセラー 浮世満理子

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2011年5月2日(月)
「できることを全力で。それもTeamJapan300です」

こんばんは。心理カウンセラーの浮世満理子です。
ゴールデンウィークに入り、TeamJapan300も動き出しています。
現地に入る方(交通渋滞があるので覚悟してがんばれ~!)、また東京で何かをしようと働きかける方。 みんな、大切な思いがあるならTeamJapan300です。

私も5月4日(水・祝)に両国で、炊き出しボランティアをされるチームの方々とともに、TeamJapan300の説明&現地報告を兼ねた 勉強会を行います。ぜひ、たくさんお誘い合わせの上、お越しくださいね!

東日本大震災復興支援・文化と心のふるさと復興タスクフォース
おいしい笑顔!!

キックオフイベント/第1回炊き出し企画
会場:両国国際ファッションセンタービル Hall2nd

今後もたくさんのボランティアチームなどと連携していきたいと思っています。
ぜひ身近なボランティアチームがあれば、これをお読みの方の「絆」でつないでくださいね!大歓迎です。
さて、今日はできないことがたくさんある環境で、できることを全力でしていただいているすてきなメールをいただきましたので、ご紹介します。
(ご本人の許可はいただいています)

トマト、確かに届きました。明日現地に入るチームが必ず持って行ってくれますからね!!
できることを、全力で!ともにチームがんばっていきましょう!

先生方、スタッフの皆様、ボランティアに参加されている皆様
本当にご苦労さまです。お疲れ様です。

昨日、とくダネ!に浮世先生の姿を発見しました。本当に現地で奔走されているんだと改めて痛感し、何もできていない自分を恥じています。
昨年、大みそかにカウンセリングに行って以来、また電車に乗れなくなり、学校に行けなくなってしまって4か月が経とうとしています。

そんなさなかにあの大災害が起こりました。過剰な情報の波に飲み込まれ、一時は混乱し、被災地にいるわけでもないのに、心が壊れました。
結局、カウンセリングも授業も受けられず、ボランティアにも参加できていません。
でも、先生方の許可も得ずこんなことをしていいかわからなかったのですが、わたしなりに先生方の活動をもっと広めることができないかと ブログ、ツイッター、facebookなどを使って先生がブログにかかれている物資などを被災地で必要なものなどを募っています。
少しでも届いているとよいのですが。。。

またセルフケアの重要性についても、先生の言葉として引用させていただき、広めていきたいと思っています。
体調が悪く、家から出られない私には今はそんなことしかできませんが、今、できることを細くでも長く続けられたらいいなと思っています。

昨日、トマトひと箱注文して、学校に届くように手配しました。
真っ赤なミニトマトが、時間の止まってしまったように感じられる被災地、いえ復興地の方の心を動かす、カラーセラピーになることを願っています。
ついでにミニクレヨンセットもお送りしました。
色が少ないですが、数があったほうがいいかなと思って6色セットを100個手配しました。
子供たちが自由に心にたまっているものを吐き出せたらいいなあと思います。
時期的に果物はなかなか、いいものが手に入りにくいようですがまたみつけたらお送りします。

先生、スタッフのみなさんどうぞご無理のないようになさってください。

私も頑張って、自分の心をしっかりと持てるようになったら学校にまた戻りたいです。
家にいることしかできない私にもっとほかにも何かできることがあったらぜひ、また教えてください。

アイディア東京校50期 Yuri

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2011年5月1日(日)
「災害対策本部からの報告です」

こんにちは、今日は災害対策本部からご報告です。
ここ、物資支援交流センターには皆様からの想いを込めた物資が届いています。 災害対策本部長の浮世のブログに応え数々の物資がここに集まり被災地へ、避難所へと送られています。

先日より送っていただきましたスリッパは沢山の方のご協力を頂き合計2000足余りを集めることができました!
最初にお約束した避難所を始め各避難所にお送りさせていただいております。

皆様のあたたかいお気持ちを本当にありがとうございます。
一足一足気持ちを込めて、メッセージを添えてお送り頂きました。
震災から一ヵ月半、直接的な物資支援から、生活支援へと支援の重点が変わりつつあることを被災地を巡るチームから情報が上がってきています。

現地に行くことができなくても私たちにできることは沢山あると思います。
今避難所から声が上がっているのはTシャツや肌着、タオル等。浮世のブログを読んでくださった皆様から早速Tシャツやタオルが届き始めています。

また被災地チームからのレポートがあがると思いますがここからの「元気な生活支援」の為に災害対策本部も多くのボランティアスタッフに支えられ頑張っています。
一緒にがんばりましょう、ニッポン!

災害対策本部

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