ニューヨーク研修2013年 現地レポート

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現地リポート

ニューヨークから現地の声をお届けします。

2013.07.02 vol.041ここから、また一つのスタートを

あっという間で、けれど、濃密な時間の連続だったニューヨーク研修2013も、あとは無事に帰国するだけとなりました。
日本でプロフェッショナル心理カウンセラーが制定されてから初の、ニューヨーク研修。
もっと学ぼう、もっと成長しよう、そんな気持ちを同じくする、プロフェッショナルの仲間たちと過ごした学びの時間でした。

日本にカウンセリングを文化として根付かせるために、誰もが気軽にカウンセリングを受けられる時代を創るために、海外研修で得た学びは、間違いなくちからになる。

ニューヨークでの学びをこころいっぱいに持ち、日本に帰ります。
私達は、日本という国を代表する、プロフェッショナル心理カウンセラー。

さあ、ここからが、スタートです!

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.07.01 vol.040ゲイ・メンズ・ヘルス・クライシスに学ぶ、日本のビジョン

本日最後のプログラムは、1982年に設立された、GMHC(Gay Men’s Health Crisis:ゲイメンズヘルスクライシス)での研修です。
ここは、セクシュアルマイノリティの方々へのヘルスサポートを提供する、ニューヨークでも有数の歴史ある施設。

この施設で働く、クリシュナさん、デイブさん、サブリナさん、ビルさん、ジェレミーさん、カレンさん、の6人に学びます。
彼等は、カウンセラー、精神科医、ソーシャルワーカー、など、アメリカのプロフェッショナルたち。

まず、GMHCの設立や歴史について学びます。
ゲイというと、日本では男性同性愛者を示すことがほとんどですが、海外では、ゲイ=同性愛なので、男性同性愛者、女性同性愛者の両方を示します。
GMHCが設立されたこの年は、ちょうどHIVが発見された時期です。1980年代、エイズは全く正体の分からない、未知の病でした。エイズを起こすのがHIVだということが分かってきたものの、感染経路も治療方法も分からなかったエイズは、死の病。
初期のGMHCは、死を覚悟した人がくる場所だったそうです。そして、1984年に薬物療法が可能となってからは、死に向かう準備から、いかに差別をはねのけて生きるか、に変わったそうです。
それは同時に、エイズが「死の病」から「慢性病」に変わったことを示します。

GMHCああ、今の日本の状況そのままだなあと、感じました。
まだ日本では、エイズは「死の病」だと思われているように感じます。日本の心のケアはアメリカより20年遅れている、という言葉をよく耳にします。
HIVに対する意識も、やはりアメリカより20年遅れている。
おそらく、心のケアの成熟度と、病や差別に対する意識の発展は、無関係では無いのだと思います。むしろ、深くつながっている。その確信を得た瞬間でした。日本という国の文化のなかで、心のケアが成熟していくごとに、マイノリティや差別に対する意識も変化していく。

そう。だから、日本には、全心連が必要なんだ。
心理カウンセラーにとって必要なボトムラインを明確にし、心理業界が社会と融和していくのを牽引する、全心連が。そして、現在は島国のようにそれぞれが独立しているマイノリティ支援団体やプロフェッショナル達が、NYのプロフェッショナル達のように、横の繋がりを持つことが必要。
そうか。そんなふうに、繋がりを創ればいいんだ。

NY研修すべてのプログラムで得た学びと気づきが収束して、ビジョンが描かれていく。
霧が晴れるように、未来のビジョンが心の中に広がっていく、そんな感覚でした。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.07.01 vol.039HIVケア施設に学ぶ、人のありかた

ラガーディア大学の次は、APICHA(Asian Pacific Islander’s Council of HIV and AIDS)という施設で学びます。

アピチャ、と発音するこの場所は、1982年にアジア人のHIV陽性者を支援する目的でスタートした、コミュニティヘルスセンター。
HIV検査やカウンセリングをはじめとするHIV陽性者へのサービスが、人種、性別、性的指向、移民ステータス、国籍、宗教や信条に関わらず、どんな人にも無料、また、秘密厳守で提供されています。

そして近年では、ニーズの高まりに併せ、GID(性同一性障害)の方への支援も積極的に行なっています。
そのため本日のナビゲーターは、MtFトランスセクシャル(男性として出生しつつ、性自認が女性のため、身体を女性に適合させた方)のセシリアさんと、スタッフの高和子さん。
シリアさんからは、性同一性障害には実に多くのグラデーションがあることを、資料を見ながら学びます。
中には、私自身も初めて目にする単語も。

同性愛と性同一性障害は、同じセクシャルマイノリティの枠ぐみの中で扱われることが多いのですが、改めて、人の性には多くの在り方があるんだなあ、と深く感じます。

お話しを聞いていて思うのは、人は、ありのままの自分の姿を、他人に知って欲しいと思わざるを得ない生きものなんだなあ、ということでした。
トランスジェンダー、トランスセクシャル、トランスベスタイト、、、etc。
性同一性障害には本当に多くのバリエーションがあるのですが、なぜこんなに多くのカテゴリーに細分化したのだろう、と常々考えてきました。
セシリアさんのお話しを聞いていて、私の中で実を結んだひとつの答え。

きっと、自分が何者であるのかを伝えたくて、それを表現する為の言葉を、一生懸命に探してきたんだ。
そして、その言葉が世界のどこにも無いとき、新しい言葉が生まれていくんだ。
長年こころの中にあった問いかけへの答えが、そんなふうに、心のなかで生まれた瞬間でした。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.07.01 vol.038飲茶 in NY

移動中に中華街で大急ぎで食べた飲茶。
ワゴンで運んで来てくれる飲茶から好きな物を取って、テーブルに。
あっと言う間に完食!

とても美味しくて、安い!
なんと!一人7ドル でした。

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井 加代子

2013.07.01 vol.037浮世先生と遠山先生のディスカッション

ラガーディア大学のプログラムも、いよいよ大詰めに。

次はなんと、遠山先生が心理カウンセラーとして実際に担当している学生、ダイアナさんが来てくださいました。
カウンセリングを活かしながら大学に通う学生として、感じたことを話してくださいます。

ラガーディア大学では、学生の入学から卒業まで一貫して、同じカウンセラーが担当します。
学生は、自信をつけて上に行くために、カウンセラーを活かすのです。
カウンセラーは、学生が何をしたくてここにいるのか、家族歴はどうか、生育歴はどうかをきちんと知り、確かな信頼感をつくります。
だから、学生のオーダーに応えられる、そして、一緒にチャレンジできる。

なんだか「共生」という言葉が、ふと心に浮かびました。
共に生きる、と、いうこと。

そして、ラガーディア大学最後のプログラムは、浮世先生と遠山先生の対談です。
日本のプロフェッショナルと、アメリカのプロフェッショナルによる、夢のような対談。

この対談での学びの価値は多すぎて、とても言葉にしきれない。
ただひとつ、言葉にするとすれば。

日本とアメリカ。
国が異なっても、プロフェッショナルの発する言葉は、同じなんだなあ。

と、いうこと。

国をまたいだプロフェッショナル同士の対談を全身で聴くことができたのは、海外研修ならではでした。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.07.01 vol.036まだまだ、学びは続きます

まだまだ、ラガーディア大学での学びは続きます。
障害(学習障害、精神疾患、身体障害、認知障害等)を持つ学生のサポートするカウンセリングオフィスを、ジョニー・ネルソン先生に案内して頂きます。
学生をサポートするために、大学に設置されている様々な機械の説明を聞くごとに、驚きの声があがります。

ここでも、本当に多くのことを学びます。
マイノリティ(少数派)の役に立つものは、マジョリティ(多数派)にも役に立つ。
補助が必要なくなるように、独立させること。自立することで、自律できるようになること。
障害を持つ人々が直面する問題点からシステムがつくられて、それを健常者も便利に使っていること。

マイノリティだから、マジョリティだから、ではなくて。
人間だからこそ、違いがあってあたり前。
その違いを誠実に受け止めたとき、誰にとっても有益なものが創りだされていくんだと感じました。

そして、ネルソン先生もまた、確かなプロフェッショナルなのだと感じたことば。

「障害があるから何もできない、ではなく、できることをに焦点をあてる」
「その生徒を特別扱いをするのではなく、その生徒とかかわる先生に配慮の依頼をする、ということ」

そんなネルソン先生の言葉を聞きながら、かつて、浮世先生がゲイの心理カウンセラー養成講座でおっしゃった言葉が思い出されます。

「かわいそう、と思う事は、もう差別をしているということ」

かわいそうだと思うから、特別扱いをする。
その人を対等なひとりの個人として接するからこそ、できる人として接していく。

もしもカウンセラーがクライアントを、特別な人、かわいそうな人、できない人、として接したとしたらどうだろう?
きっとそのカウンセラーは、クライアントの気づくちからを、成長するちからを、奪ってしまう。

ああ、そうか。
差別は、人間が、人間らしく生きようとするちからを、奪うんだ。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.07.01 vol.035セクシャルマイノリティのケースに学ぶ実践

続いて、ニューヨークでゲイであることを公表しながら、ソーシャルワーカーとして活躍しているプロフェッショナル、安田ひろ先生に学びます。
安田先生は日本人で、アメリカの心理カウンセラーのライセンスもお持ちとのこと。NYのゲイのクライアント対象のカウンセリングについて、実際のケースを交えて学びます。

日本のなかで、ゲイの心理カウンセラーとして活動してきた私にとっては、とても興味深いテーマ。
発達心理学の理論や、日本人とアメリカ人の性質の違い、などに触れ、そしてそこにゲイ男性を加えた比較表を使って教えてくださいます。
なるほど、と頷くことばかり。

その中でも特に興味深く、そして新鮮で、しかし納得したのが
「 恥じ = Shame」についてのお話しでした。
日本では時に美学とされる「恥じ」の概念が、アメリカでは「劣等感や無価値観」になるということ。
この「恥じ」から起こっていく様々な不一致は、深く、深く、頷けるものでした。

「LGBTIQは、Shame(恥じ)を切り取ろうとするから、自分のからだを切るんです」

雷が落ちたような衝撃とともに、本当に大切なことを気づかせて頂いた言葉です。

さらには、安田先生のプチカウンセリング実演が。
世界の最先端であるニューヨークで活躍する、プロフェッショナルの心理カウンセラーが見せる実演から、全員が学び取ろうと心をひとつにする時間でした。
「良し悪しではなく、ただ、気づくだけ」 心に響いた、安田先生のことばです。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.07.01 vol.034ラガーディアコミュニティーカレッジ~遠山先生に学ぶ~

7月1日(月)NY研修6日目

今日はニューヨークの市立大学であるラガーディアコミュニティーカレッジにて、遠山京子先生から学びます。
ラグーディア大学は、遠山先生が実際にカウンセラーとして働いている場所。

ラガーディア大学は、ニューヨーク市に20校ある大学のなかのひとつ。
さらにその中に5つある2年制大学のひとつです。
(日本でいう短大と同じ年数ですね。)
アメリカにおけるコミュニティーカレッジというのは「ここで学んだら社会で通用する」という場所。
40以上の専攻があり、入学後に専攻を変えるのも自由なのだとか。
社会の中で生きていくために必要なものを、選び、学び、身につけ、深めていく場所であるということ。
そんなコミュニティーカレッジで提供されるカウンセリングは、必然的にしっかりとしたプログラムになっていく。
遠山先生から、そんなアメリカのカウンセリング事情についてくわしく学びます。

遠山先生のお話しは、熟考され、洗練されているからこそのシンプルな内容でした。
改めて思い起こされるカウンセリングの原点と基本姿勢。
そして、新しく得る気づきと、心のなかで芽吹く観点。
あたり前の事として語られる言葉が、たくさんの新鮮さに満ちている。「世界のレベル」を、文字通り肌で実感します。

そんな遠山先生が仰られた、カウンセラーの資質についてのことば。

「カウンセラーは常に上を向いている。勉強し、会議に参加し、セミナーに参加する。興味のある分野を学び、資格を取り直す。スペシャリティを強化し、研究もして、きちんと免許の更新もする。」

なんて、誠実な在り方だろう。
自分を高めることに、ためらわない姿勢。
それはきっと、カウンセラーとして成長し続けることが、クライアントの利益に繋がることを確信しているから。

そして遠山先生が仰った、どんなスタイルのカウンセラーにも共通する資質。

それは「楽しむこと」。

“ 楽しい ” と “ 楽しむ ” は、似ているけれどちがう。
どんな事が起こっても、どんなものが現れても、楽しもうとする気持ちがあるから、楽しめる。
苦労や困難や葛藤があっても、それを楽しめるのなら、かけがえのない価値に気づくことができる。

そして、私達が学ぶ教室に、ラガーディア大学の学長先生が来てくださいました。
本当に幸運でスペシャルなことなのだという遠山先生のお話しに、全員のモチベーションがあがります。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.07.01 vol.033ラガーディアコミュニティーカレッジ

現地時間 7月1日、ここが毎回NY研修で大変お世話になっている、遠山京子先生がお仕事をされているニューヨーク市立大学ラガーディアコミュニティーカレッジです。

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井 加代子

2013.07.01 vol.032Good morning in NY!!

NYは7/1 午前5:55です。(注:日本時間で7/1 18:55です。)

NY研修もいよいよ最終日を迎えました。

NY セントラルパークの朝です。ランナー達が大勢走っています。

このランナー達の様に、日本の心理業の夜明けに、ずっと走り続けてきた”聴くプロ”
今、走り始めた”聴くプロ”
これから走り初める”聴くプロ”
たくさんの”聴くプロ”が、日本中で走り続けていくことが、日本の文化にカウンセリング、メンタルトレーニングを根づかせることに繋がります。

さあ!
あなたも私達と一緒に走りませんか?

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井 加代子

2013.06.30 vol.031コロンビア大学

現地時間 6月30日、大聖堂を後にして、コロンビア大学を訪れました。
とにかく広大な敷地で、まるで一つの街のようでした。

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井 加代子

2013.06.30 vol.030~NYのランチタイム~

コロンビア大学前にあるお店でランチタイムです。
皆さん、好きな物をチョイスしてご機嫌な様子です♪
NYはこういった量り売りのデリが多いです。

左はパエラーと言うピラフです。

右はデザートで、 なんとも可愛らしいカラフルなクッキーです♪

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井 加代子

2013.06.30 vol.029ボランティア活動

ボランティアの皆さんの手によって、ホームレスの方達に朝食の用意がされます。

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井 加代子

2013.06.30 vol.028セント・ジョーン・ザ・ディバイン大聖堂

世界最大の大聖堂、セント・ジョーン・ザ・ディバイン大聖堂の前で。

一番奥にある高い祭壇に囲まれたチャペル・オブ・タングは19世紀後半から20世紀初頭に米国に移住して来た7つの民族にささげられたものだそうです。その建築様式はノルマン様式から盛期ルネッサンス様式に及んでいます。

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井 加代子

2013.06.29 vol.027~ジャズライブ~音楽療法士のセルフケア

この日は一日の研修プログラムを終え、昨日、研修を受けさせていただいた、NY大学の音楽療法士の鈴木 栄さんの初のジャスライブに急遽訪れることが出来ました。
ジャズは琴栄さんの専攻ではなく、ご自身のセルフケアとして始められたそうです。
大学での仕事中のお姿とはまた違った意味で、モデリングになる素晴らしい方です!!

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井 加代子

2013.06.29 vol.026老人ホームでのボランティア活動

現地時間 6月29日、午後からのプログラムは、老人ホーム “イザヴェラ”でのボランティアを通して学ぶ、本当の意味での”人の気持ちになる”ということ。

入居者の方達は明るいだけでなく、イキイキとしておられました。
お世話を焼くのではなく、出来ることは自分でする、自立を促すプログラムが確立されていました。

施設を見せていただいた後、入居者の皆さんとカラオケ大会です♪
ご覧いただいているのは参加者の皆さんによる”My Way”の熱唱中!
他にも”ふるさと”など、入居者の皆さんは日本語の歌にも笑顔で手拍子をしてくださり、言葉に関係なく、こころが通じ合う時間となりました。
思うように表現がしにくい方もおられますが、目を合わすことで、手に触れることで、目の前の方のこころの声に耳を傾けることの大切さを体感させていただくことが出来ました。

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井 加代子

2013.06.29 vol.025高齢者介護施設に学ぶ、心のケア

午後からは、イザベラホームという老人介護施設でボランティア体験です。
この施設は、施設に住んでいる方、ご自宅から通っている方のふたとおりの高齢者がおられます。

イザベラでは高齢者に向けて、スピーチセラピー、フィジカルセラピー、オキュペーショナルセラピー、の3つが提供されています。
施設に来る方の状態や目的に合わせて、適したセラピーが提供されています。

施設では、数名の日本人がスタッフとして働いているそうですが、私達の姿を見つけて声をかけてくださった看護師の方と思わぬディスカッションタイムも。
活き活きと働いている姿に、やりたいことをやる価値の尊さを感じます。

その後はボランティア体験として、ホームで生活している方々のレクリエーションタイムに参加させて頂きました。
施設の職員の方が、カラオケで歌をうたっています。
この場に居た方の多くは、車椅子のかた。
いろんな理由があって車椅子で生活しておられるのだと思いますが、自由な動作が難しいであろうことが分かります。

参加者一同で、カラオケをお借りして歌を歌わせて頂きました。
このとき私は、私達が歌っていても表情が動かない入居者の方々を見て、なにか気に入らないのかな、ご迷惑かな、足りないかな、なんて、不安な気持ちになっていました。

でも、そうじゃなかった。

よく見れば、くちもとが、小さく開いたり閉じたりしている。
手首から先の手のひらが、小さく揺れている。
肩がリズムに合わせて、ゆっくり動いている。

表情が動かなくても、彼等は私達にメッセージを送ってくれていた。

私達は日常の中で、わかりやすいストロークでコミュニケーションをしているから、ついダイレクトな反応を期待してしまう。
でも、いろんな理由があって、表情を、身体を、動かせない人がいる。
その人自身を見て、その人の気持ちを感じようとする姿勢があって、初めてわかる、心のメッセージがある。
このボランティア体験で学ばせて頂いた、かけがえのないこと。

レクリエーションタイムの後は、実際にイザベラに住んでいる方々とのディスカッションタイム。
違う人種同士が人間関係をつくっていくときに、コミュニケーションの始まりになるのはあいさつ、と仰るのは集まってくださった7名の日本人のおひとり。
そう。この施設には、日本人の高齢者も住んでおられます。

「多くの人種がいるニューヨークで日本人のみなさんが生活するなか、何かトラブルってありますか?」

と質問してみたら、

「NYでそんな事を考えてたら生きていけないわよ!」

と、笑顔で一閃。
本心からそう仰っているんだと分かるそのパワフルな笑顔に、たくましい力強さを感じました。
正しいとか間違いとかじゃなく、自分の意思で生きる場所を選んでいる人って、とても凛々しく見える。

最後には、プログラム修了の証書を頂きました。

この施設では、心のケアと体のケアのプログラムが、日常生活のなかにごく自然に組み込まれていました。
日本でも、こんな光景が見たい。
心から、そう感じます。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.06.29 vol.024NYでボランティア

毎年NYにきてボランティアを担当させていただいております。
NY郊外にある老人ホームにて

この老人ホームはすばらしいホスピタルティの老人ホームです。
ここで福祉や地域に密着方のさまざまな心のケアを学んできました。
皆でおそろいのTシャツを着てボランティアにいそしみました。
今回は、日本の歌なども歌い皆で一緒に盛り上がりました。
非常にすばらしいひと時でした。

プロフェッショナル心理カウンセラー 浮世 満理子

2013.06.29 vol.023ガルシア先生とディスカッション

ガルシア先生の登場です。
ガルシア先生は、NY大学にて心理を学ばれ、きちんとした資格を持ち、組織心理学なども合わせてお話をされるすばらしい心理カウンセラーの先生です。
毎年ホテルの会議室を借り切って、すばらしい講演をしていただきます。

浮世が日本の企業の事例などを元に、ガルシア先生とディスカッションをしています。単に講義をお聞きするだけではなく、日米間の企業の中で導入されるカウンセリングの事例などを深く会話することができました。
すばらしい先生なので、ぜひ皆さんも機会があればガルシア先生の講義をお受けになってみてください。

プロフェッショナル心理カウンセラー 浮世 満理子

2013.06.29 vol.022企業カウンセリング~ガルシア先生~

本日は企業カウンセリングの日。
自分の健康は自己責任と言われているアメリカで、カウンセリングとセラピーが企業の中でどう活かされているか。
ビジネスと心理の繋がりを、アメリカで活躍する機構心理学のプロフェッショナル、ガルシア先生に学びます。

まず浮世先生から、アテネ金メダリストでありトップメンタルトレーニングの講師でもある米田功先生が、ガルシア先生の学びをどんなふうに活かしておられるかを含め、改めて心理学について学びます。

「人と地域と企業は、切り離せない。」

「人種が違っても、宗教が違っても、人と人がいる限り通用するプログラムが心理学。
身ひとつで、世界中どこでも通用するプログラムを皆は学んでいる。」

心に響いたことばたち。
アイディアの学びは世界レベル、ということの意味が実感できます。

ガルシア先生の第一印象は、その安定感。
りきみのない真っ直ぐな立ち姿、それだけで深い安定感を感じます。
立ち姿の重要さが、目の前で示されている。

そして、ガルシア先生がその人生の中でつくりだしたプログラムを学びます。
1994年に初めてコーチングという言葉があらわれてきたとき、ガルシア先生が既に提供していたものが、まさにコーチングであったこと。

続いて、コーチングとは何か、カウンセリングとは何か、セラピーの違い、それぞれの目的とゴールの違い。
キャリアカウンセリングとは、これから何をしようか考えている人のためのカウンセリングであるということ。
ガルシア先生からの学びは、カウンセリングの基本、そしてその基本から繋がる応用。

「性格は変えられない。けれど、態度を変えることはできる。態度を変えると見方が変わる。見方が変わると生活が変わる。」

クライアントのケーススタディを交えての言葉が、心の深いところにどんどん染みこんでくる。
特に、エグゼクティブ・コーチングについては初めて学びましたが、カウンセラーとして必要なエッセンスばかり。

ニードがあるから仕事になる。
だから、ニードを探す。
カウンセラーの仕事は、自分で探すということの意味。

個人の健康が、その人の手に委ねられているアメリカ。
企業の中でカウンセリングが活かされるためには、カウンセラーが高いクオリティを磨き、ニードを探し、仕事をクリエイトしていく必要があるということ。

国を超えて共通する、プロの原点を学びました。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.06.29 vol.021企業カウンセリング研修

現地時間 6月29日、エンリケ・ガルシア、エキザケティヴコーチより、アメリカにおける企業カウンセリングの研修を受けさせていただきました。
日本における企業のカウンセリングとの違いを知り、参加者の皆さんがそれぞれの立ち位置で、様々な場所で日本でも取り入れていくことが出来る素晴らしいプログラムは、企業だけではなく、人のあらゆる可能性を広げることに繋がる研修となりました。

プログラムのテキストと修了証をいただきました。

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井 加代子

2013.06.28 vol.020SAVIのプログラムで教わる

いよいよ待ちに待ったサビの研修が始まりました。
SAVIはNYのマウントサイナイ病院の中で,毎年私たちが受けているレイプクライシス性的虐待などの暴力に対するケアプログラムです。
SAVIのカウンセラーの皆さんはみんな意識が高くすばらしい人たちばかりです。
今回もまた温かい笑顔で私達を迎えてくれました。

研修プログラムは、ラガーディアコミュニティーガレッジ。NYにある大学の心理カウンセラーの遠山准教授が自ら通訳等をしてくださいます。
写真には取れてませんでしたが、マウントサイナイト病院のレイプクライシス専用の緊急治療室の見学をさせていただいたり非常に有意義な時間でありました。

プロフェッショナル心理カウンセラー 浮世 満理子

2013.06.28 vol.019 SAVI(サヴィ)~3人から始まったプログラム~

さて、午後からはマウントサイナイ病院にてSAVIプログラムを学ぶ研修に入ります。

SAVIは、DV、性的虐待、レイプクライシス、などの性暴力の対策プログラムで「Sexual Assault and Violence Intervention Program」の略。
約50年前に志ある3人がスタートし、今では州が公認する性暴力被害のケアプログラムです。
今では何百人もの人々が、このプログラムに携わっています。

アメリカでは、性暴力の被害者は女性だけでなく、男性にもいる。
ストレートも、ゲイも、バイセクシャルも、トランスジェンダーも、多くのセクシャリティがいる。
SAVIは、全ての人のためのプログラム。

マウントサイナイ病院では、SAVIに長く携わる3人のプロフェッショナル達が迎えてくれました。
ひとりひとりが自己紹介とともに、SAVIで学びたいことを言葉にします。
Ritaさんを初めとする3人が、しっかりと頷きながら、参加者の思いを受け取っていました。

SAVIの歴史を順に追いながら、SAVIとは何か、どんなふうにSAVIが発展してきたか、その時々でどんな風に社会から求められてきたか、プロジェクトがどんなふうに作られていくかを学びます。

性暴力は、人の尊厳を踏みにじり、奪う行為。
人が人らしく、あたり前に生きることを奪う行為。
それくらい、性というものは人という存在の奥深くに繋がっているんだ。

日本でも、それは変わらない。
性にまつわる何かで苦しむクライアントが、その存在に直結する痛みを訴えること。

人種が違っても、人の感じる心の痛みに違いは無い。
私達は、同じにんげんなんだ。

たった3人が始めたSAVIプログラムが社会に求められていく過程のお話しでは、私が求めていたものがありました。

1:同じミッションを持つ人達で集まり、連合をつくること。
2:国の動きを見ながら、政治家たちと交渉し、ベストパートナーとなること。
3:全国のケアプログラムの提供者をひとつひとつ調べ、素晴らしいケアを調査していくこと。

そうか、それでいいんだ。
日本でセクシャルマイノリティの心のケアを広げていくという、私の目標のために必要なものが、目の前で示されていく。
すごく大切なものが、ずっと欲しかった答えが、肌にしみこんで、心に馴染んでいく感覚がする。

それは今、この場所で、自分の五感と全身で学んでいるから。

そして、ここでも思いました。
全心連の動き、そのままだなあと。
なんだか…全心連って、すごい組織なのかもしれない。

研修の最後には、SAVIの修了証書をひとりひとりに授与。

心理カウンセリングの最先端ニューヨークで、確かな学びをしているんだという実感が、証書を見ていると込みあげてきます。

さあ、明日は、企業カウンセリング研修。
楽しみです!

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.06.28 vol.018青空の下でランチ

現地時間 6月28日(木)12:30
(日本時間 6月28日23:30)

NY大学のすぐ近くにある公園で、計り売りのデリで美味しそうなチキンや、サラダ、フルーツをパックに詰めて、青空の下でランチタイム♪

今日は暑過ぎず、少し風もあり、
丁度いいピクニック(?)日和です!

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井加代子

2013.06.28 vol.017マンハッタンでの研修~音楽療法の可能性~

グリーンチムニーズに続き、マンハッタンでの研修が始まりました。まず最初に行ったのはNY大学の中にある、音楽療法センター。

今回はPTSDのケアや作業療法ととリンクをさせた音楽療法について、実際のケーススタディを交えて学ばせて頂きました。
音楽療法というとなんとなく音楽を聴くだけのイメージだとか、老人ホームで一緒に歌を歌う等のイメージがありますが、やはりこちらでの音楽療法は多岐にわたり、本格的なものが感じられます。

前回私が訪れた時には、東日本大震災の心のケアの後に、音楽療法を使った心のケアのアクティビィティを行ったことのスーパーバイズを依頼しました。
私は東日本大震災の被災地で二胡の演奏者の方とキーボードの演奏者の方と共にイメージトレーニングをしたり、音楽に触れていただく事で、被災者の方たちに「とても癒された」等のコメントをいただきました。
たくさんの方が涙し、そして、泣ける場所があるという事で心が少し楽になったとも。
音楽は私たちのこころを揺さぶりそして、大きな力で癒してくれるのです。今回はそれらの事を受けて、PTSDについて扱っていただきましたが、PTSDのケアに使われる音楽療法の数々のプログラムを目の当たりにし、改めて音楽の力を知ることができました。

また今回もう一つ、新しいプログラムとして、作業療法とリンクをした音楽療法についてもお聞かせいただきました。

脳梗塞や脳卒中を起こした患者さんのケアとして理学療法が行われるわけですが、音楽療法を取り入れる事によって、例えば不自由な左手で、楽器を演奏したり、グループワーク等の音楽療法を取り入れる事によって、新なコミュニケーションが生まれたり、何よりも音楽を通じて体を動かすことの楽しさを実感したり、また作業療法という単なる機械的な活動が、人間らしく行われることができたというコメントはとても感動的でした。
私たちもさらに音楽療法という事を極めていき、日本での様々なトラウマのケアやアクティビィティ等への応用を計っていきたいと思います。

NY大学にある ノードフ・ロビンス音楽療法センターの所長アラントリー博士が直接私たちにお話しをしてくださいました。

プロフェッショナル心理カウンセラー 浮世 満理子

2013.06.28 vol.016音楽療法の実感 ~アラントリー博士~

ノードフ・ロビンズ音楽療法センターに到着。
ニューヨーク大学の中にあるのです。

大学のカリキュラムの中に、音楽療法の文字が。
こういうものを自分の目で見ると、この街では音楽療法がしっかりとしたプログラムとして提供されていることを実感します。

ジャズピアニストとしても活躍する、日本人の音楽療法士でもある鈴木琴栄さんに通訳していただきながら、センター所長のアラントリー博士から音楽療法とはどんなものか、NYでどんな活躍をしているか、センターの理念について、実際のケースの音声や映像を見ながら学びます。

アラントリー博士の在り方もまた、確かなプロフェッショナル。
英語が理解できなくても、その語りかける口調、ピンとした立ち方、真摯にひとをみる眼差し、安定した表情、穏やかな身振り手振り。
そして、間の読み方。
言葉がわからなくても、何を伝えてくれているかがわかる。

ケーススタディのひとつには、リンパ癌の告知を受けた女性の個人セッション音声がありました。
クライアントに自由に歌をうたってもらい、それに合わせて即興で音楽をつくりだすそうです。

聴かせて頂いた実際のケースは、鳥肌がたつほどに生々しい、人の声でした。ピアノが、その感情に、音で寄り添っていく。
クライアントの、心の底から沸き上がってくる叫びだとわかる歌に、ピアノの音が時に重く、深く交じり合う。
そして、だんだんピアノのテンポが早まり、音域が高くなっていく。
その音にあわせて、クライアントのが、何かからどんどん解放されていくのが分かる。

「私達は、音でクライアントの心に共感するのです。」

アラントリー博士の言葉の意味を、全身で実感できる時間でした。

センターには、ピアノだけでなく、とてもたくさんの楽器が。

浮世先生からアラントリー博士に、日本に全心連が誕生したことをご報告。

心のプロが、日本とNYで繋がる瞬間を目にしたとき、自分のなかの世界観が広がっていく確かな手応えを感じました。

いつか、自分もこんなふうに、世界をつなぐ心理カウンセラーになりたい。
いや、なるんだ。

そう心に決めずにはいられない、光景でした。

アラントリー博士に、プロの音楽療法士として日々必要なことを聞いたとき、おっしゃった言葉。

「自分が自分の為の場所を持つこと。スーパービジョンもカウンセリングも受けるし、そして、自分のために音楽を聴く。」

笑顔とともにおっしゃったその言葉は、アイディアで学ぶことがでできる、プロとしての在り方と同じでした。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上裕

2013.06.28 vol.015NYのプロフェッショナル、遠山京子先生

今日はまず、ナビゲーターであり、通訳も担当してくださる遠山京子さんと、初めてお会いします。

京子さんは、もう30年もNYで暮らし、第一線で活躍し続けているプロフェッショナル心理カウンセラー。

なんだか凄そうな人で、内心密かに、どんな人だろうと思っていた私。
厳しい人かな、、怖い人かな、、迫力ある人かな、、なんだか、どんどんすごいイメージが私の心につくられていました。

実際にお会いした京子さんは、心理カウンセラーとしての在り方がそのままかたちになったような方でした。

まっすぐに私達ひとりひとりの目を見て、暖かみのある声と温度で話してくださる。
表現は自由なんだとハッと思い出させてくれる身振り手振り、ごく自然に感情と一致している表情。

京子さんのユーモアに満ちたお話しに、参加者も身を乗り出して聴き入ります。

「ニューヨークは、人種のるつぼなんです。色んな人達がいる。皆さんには、是非、人々を見て欲しい。特に表情を。」

心にスッと響いた、京子さんのことば。

普段そう触れる機会のない外国の人々と接するのは、あたりまえだけど、怖い。
言葉が通じないし、文化が違うし、見た目が違うし、身体も大きいし、、、自分とは、なにか違う存在なんじゃないか・・・。
そんな気がしてくる。

でも、そうだ。
私も人間、街を歩くひとたちも人間。
言葉が通じないからこそ、言葉以外で私達はコミュニケーションができる。

そう、思い出させてくれる一言でした。

さて、マンハッタンの街を歩き、いよいよノードフ・ロビンズ音楽療法センターで研修スタートです。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上裕

2013.06.27 vol.014グリーンチムニーズにて

グリーンチムニーズに到着して、広大な敷地を目の前にして、皆さん「わあ~!」と言う歓声と共にワクワク感が更に増したようです。

とても愛らしい瞳の山羊です
今、グリーンチムニーズには、200~300頭くらいの動物達がいるそうです。

いいお天気で、森林浴しながら、子供達の寮にお邪魔させていただくところです。

参加者の皆さん、真剣な眼差しでスタッフの方の説明に耳を傾けてます。

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井 加代子

2013.06.27 vol.013ロス博士の言葉

GCには、野生動物の保護区もあります。
他の場所と明らかに違うのは、この区画には人の為の建物がひとつもないということ。
それは、いつか自然に帰っていく動物たちのため。

木々の向こうには、鳥舎がうっすらと見えます。
道

この区画には、七面鳥やシカも。

七面鳥鹿

人の側で暮らす動物たち。
野生に戻る動物たち。
その違いの大切さを、肌で感じます。

そして、最後には、サミュエル・ロス博士とのディスカッションタイム。
ロス博士は、あたたかい空気が歩いているような人。
愛情と敬意をもってくださっていると分かる、まっすぐと真摯なまなざし。

GCが私達のために用意してくれた昼食のサンドイッチが置かれたテーブルを囲んで、ディスカッションをします。

GCをロス博士が設立した時のエピソード、GCを広げていくにあたってのお話し、GCが地域の方に受け入れて貰うために大切にしていること、そこで語られたのは、堅実でしっかりとしたビジョン。

世界中からたくさんの取材が訪れるGCを紹介するときに、ロス博士が大切にしていることをお聞きした時、ロス博士がおっしゃった言葉。

「まずはやってみようという方針だよ。やってみよう、努力してみよう、ということ。」

初めから完璧じゃなくていい。
最初から、完全であろうとしなくていい。

そもそも、完璧や完全を目指さなくてもいいのかもしれない。

生きるって、完璧に成ることでも、完全で在ることでも、ないのかもしれないから。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.06.27 vol.012緑色の煙突がお出迎え

さあ、GC研修がスタートです。
お馴染みGCのシンボルである緑色の煙突がお出迎え。

GCは、虐待を受けた子供たち、学習障害等をもつ子供たちが、人間に捨てられた動物や保護された動物と共に生活し、学ぶ場所。
サミュエル・ロス博士が19歳の頃に、スタートした場所です。

生きものが生きている、ということがどういうことかを、学ぶ場所。
そして、自分が親にしてもらえなかった事を、子供たちが動物にする場所。
愛されずに育った子供は、人を愛することができないのか。
いや、決してそんな事は無い。

GCは、私達にそう教えてくれる場所。

本日、施設の案内をしてくれるスタッフの方にご挨拶。
この緑色のシャツ、私も欲しい!

GCはとても広大な施設で、敷地の中に、病院、学校、キャンプ場、農場、動物たちの牧舎、子供たちの寮があります。
そして、この施設の中には至るところに意図が散りばめられているのを感じます。
それらは全て、子供たちのため。

施設の中を、順番に回ります。

GCはその全てをこと細かに説明されなくても、自分の肌で感じながら学ぶことができる場所。

子供の部屋


建物と緑の景色


レクチャーを受ける参加者

樹を囲う石垣

赤いベンチ

一本道

途中、馬と触れ合うことも。

こうして施設を見学していて本当によく感じるのは、 “ 目線を誰に合わせてあるか ”

ということ。

緑のなかにポツンと置かれたベンチや遊具、動物達を囲う柵、大人の私がちょっと腰をかがめてみた時に、その意図が分かる。

GCの中には、こんな大きな豚さんも。

そして、おっかなびっくり、けれど優しくトカゲを撫でてみたり。
トカゲって硬そうに思うでしょ? でも・・・。 実際は、是非ご自身の手で触れて確かめてください。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上裕

2013.06.27 vol.011ダディ・サミュエルロス博士

今回グリーンチムニーズは、研修プログラムは行程的に取れませんでしたが、サミュエルロス博士が私たちに特別に時間を作ってくれました。
子どもたち200人を越えていましたし、グリーンチムニーズもどんどん大きくなっていて、スタッフは700名を越えていました。
これだけの施設を維持し続けていくのって、やはりすごく大変なことだと思います。

またそのグリーンチムニーズが65年を経た今なお毎年新しい寮や学校の施設が建ち、どんどんと成長し拡大しているのはひとえに設立者のサミュエルロス博士のご努力の結果だと思います。

博士はご自分自身のことを、「私は天才タイプではない。努力の人間だ。」
というふうに今回もおっしゃっておられました。
最終できたものの形だけを見るとなんとなく人は、「この施設は特別だ」とか「私たちにはできない」というふうに思いがちですが、サミュエルロス博士は、そういう言葉をとても嫌われます。
自分たちは特別なのではない、ただ日々の努力の積み重ねがここにあるのだ、ということです。
実際に私たちにお時間をいただいてお話をしている間も、スタッフの人から博士に緊急の依頼が入り、博士はあわただしく出ていかれました。
80歳をはるかに越えた方でも、まだ現場でがんばり続けるバイタリティとそのご努力。
ロス博士は私に「自分はメンターになってあげるから、なんでも相談しなさい。
満理子のビジネスはどうか?
家族の人はうまくやっているのか?いつも本当の父親のように心使いをしてくださいます。
今回もお元気なダディ・サミュエルロス博士にお会いできたのはとても幸せなことです。
そしてそれは尚、日本でもっともっとアニマルセラピーの文化やカウンセリングの文化を確立していくという、強い宿題を同時にいただいたと感じるのです。
ニューヨーク研修一日目。
グリーンチムニーズでのサミュエルロス博士との対談でした。

プロフェッショナル心理カウンセラー  浮世 満理子

2013.06.27 vol.010グリーンチムニーズ研修スタート!

浮世 満理子ニューヨーク研修のスタートは、まずグリーンチムニーズからです。

CG今日は子どもたちが夏休みに入っているため、子どもたちのいない教室ですが、見学をさせていただきました。
明るくて窓が大きくて、出来てまだ間もない教室はとてもきれいな、いい雰囲気でした。

インストラクターの先生今回グリーンチムニーズをガイドしてくださるのは、こちらの教育のほうのインストラクターの先生。
この先生も数年前グリーンチムニーズにインターンシップに入り、その後こちらでスタッフとして働かれてるそうです。
いつも感じることですがグリーンチムニーズのスタッフのみなさんは、みんなエネルギッシュでそして純粋なお人柄を感じさせてくれます。

子どもたちの寮です子どもたちの寮です。
ここで子どもたちはそれぞれ個室を与えられ、寮生活を営んでいます。
私の写真の左側にあるソファーの下にイニシャルが入っていると思います。
ここでの子どもたちは、自分のイスにイニシャルを書いてもらい、それでケンカをしなくてすむような仕組みになっています。
ここで働く寮のスタッフの人たちは、ほんとうにいろいろなことを子どもたちに教えながら一緒に彼らと24時間を過ごしています。

CG親の育児放棄や虐待、または子ども自身の障害などの理由でグリーンチムニーズにやってくる子たち。
子どもがひとつひとつの社会的なさまざまなことと向かい合いながら成長していくのは簡単なようでとても大変なことなんだ、ということを改めて感じます。
そんな子どもたちと人生をかけてかかわっているグリーンチムニーズのスタッフのみなさんには本当に頭が下がります。

子どもの個室子どもの個室(寮の中)です。
どの部屋もとてもきれいに整えられ、整理整頓が行き届いていました。
場をきれいに整えるということは、子どもの精神状態を安定させる上でもとても大切なこと。
私たち心理カウンセラーも、セッションの場を整えていくということは、とても重要なポイントになっているのです。

アヒルグリーンチムニーズといえばかわいい動物たち。
アヒルが私たちの姿をみて寄ってきてくれました。

アヒルが私たちの姿 Get Adobe Flash player

ぶたぶたさんです。

ラマとってもキュートな目をしたラマです。
馬車を引いたり、とてもいい子です。

みてください、このキュートなこと!
ちょっと種類はわからないんですが、モルモット(?)みたいな感じのかわいいネズミさんです。
この先生のパートナーで、先生の肩にずっと乗っかってました。
これで野外もお散歩できてしまうので、本当にすごいです。

人間と動物の深い絆を感じます。

プロフェッショナル心理カウンセラー
浮世 満理子

2013.06.26 vol.009~ひとりひとりのNY研修・アメリカで学ぶということ~

NY研修に今年もやってきました。このNY研修の私にとっての意味を少しお話したいと思っています。
私が初めてNYにやってきたのは今から約25年前、まだ20代の後半でした。
その中で、感じたことは沢山ありますが、何よりもここは「人に力がある街」だということです。なぜアメリカなの?とよく聞かれますが、私は以下のように考えています。
アメリカはみなさんご存じのように多民族国家。歴史も日本やヨーロッパより浅い国です。日本やヨーロッパには長い歴史があります。
そこからくるコミュニケーションは「以心伝心」に代表されるように、相手がわかっていて当たり前とか「常識だよね」というコミュニケーションが、ここアメリカではなかなか通用しません。
自分の部下がイスラム教徒だったり、自分の上司が移民のスパニッシュ系というようなことが、よくある人種の坩堝アメリカ。
その中で人々は民族や宗教をも超えた「人としての研究や学び」を深めていったのではないかと私は感じています。
人間すべてに共通する一つのルールを追い求めていく。それがアメリカで厳格に形成された法律という考え方であり、私たちの学びの原点となる、心理学というものであるような気がするのです。
ここアメリカという国はいろんな意味で病んでいると私は感じます。
暴力の問題、銃の規制の問題、子供の教育の問題、犯罪率の問題。
だからこそ、この国の人たちはそういった物から、目を背けたり、常識や一般的な、気持ちはわかってもらえるという感情論に流されることなく、人間を絶え間なく研究し、そして突き詰めようとしているような気がします。
そういったアメリカ、ニューヨークに、自分の理念や信念に燃えた熱い思いを語る心理カウンセラー達がたくさんいます。
アメリカが怖い国、なんとなく馴染めない国と思うより前に、この国の一人、一人の熱くて暖かいプロフェッショナル心理カウンセラーのマインドに触れていただきたいと思っています。

いよいよNY研修が始まります。
今回も私の仲間のプロフェッショナル心理カウンセラー達に、私たち日本の沢山の素敵なプロフェッショナル心理カウンセラー達を紹介するのがとても楽しみです。

プロフェッショナル心理カウンセラー 浮世 満理子

2013.06.26 vol.008ホテルにてのディスカッション~ひとりひとりのNY研修~

ホテルに着いた後は、明日のGC研修を初めとするNY研修全体について、浮世先生からレクチャータイム。

まずは、参加者ひとりひとりから、今回のNY研修に参加した目的や目標をシェアしていきました。

ひとりひとりがここに居て、

それは色んな個性を持ったひとたちで、そんな人達がいろんな思いを持ち寄って、このNY研修の素適な時間が、今まさに創られていく。

ひとの心がつくりだす濃密な時間の充実さを、深く深く、感じながら聴いていました。

参加者全員が思いの丈を話した後は、浮世先生自身が、初めてNYに来たときに気づいたことを、参加者ひとりひとりの顔を見ながら話しかけます。

「言葉が分からないなら分からないなりに、言葉に頼らないアンテナが強くなる。五感が磨かれていく。」

「日本にいるときは、ことばに頼り過ぎている。だから、ことばで傷つく。私が、NYで気づいたこと。」

そして、GCについてのお話し。
意識が高まっているので、どんどん質問が飛び出します。

ディスカッション

サミュエル・ロス博士のことばやGCの理念、行われているプログラムについて、スタッフの方々の姿勢、GCで過ごす時間を更に価値あるものにするために、今知っておけること。

ディスカッションどれもが胸をうつことばのなかで、ひときわ私の胸を打ったのは、ロス博士がおっしゃったという言葉。

「なにごとも簡単ではないけれど、やろうとする人がいなかったら、何も始まらないでしょ。」

悩みぬいて、考えぬいて、ゲイの心理カウンセラー養成講座をにつくっていたときのこと。

勇気を振り絞って、アイディアレインボーカウンセリングルームにチャレンジしてつくり出したときのこと。
思わず、涙が、零れた。

続いてお話しは、GCの後のスケジュールについてのレクチャー。
ノードフ・ロビンズ音楽療法センター、マウントサイナイ病院SAVIプログラム、機構心理学の第一認者による企業カウンセリング研修、老人介護施設でのボランティア研修、ラグアディアコミュニティーカレッジ訪問、ゲイのクライアント対象のカウンセリングケーススタディ、HIVケア施設研修、、、魅力的なプログラムが、次々と紹介されていきます。

これから訪れる、スペシャルな学びの時間を深めるレディネス。
その大切な下地が全員の心にしっかりと形づくられていく、充実した時間でした。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上裕

2013.06.26 vol.007ホテルにてのディスカッション
~明日からのグリーンチムニーズ研修~

現地時間 6月26日 (水) 18:00
(注:日本時間 6/27 16:30)

Maron Hotel に到着後、今回のNY研修に参加した目的について、ディスカッションを行いました。参加者の皆さんには、それぞれの想いを熱く語っていただき、浮世先生の初NY体験談にも大盛り上がりでした。

今回のNY研修も、皆さん大変意識の高い方ばかりで、心理業界初の統一資格が制定された今、プロとしても海外のカウンセリングを肌で感じたい、という想いがより一層強くなられたのではないでしょうか。

アメリカの良さも楽しみながら、カウンセラーとしての幅を広げることが出来る海外研修!明日のグリーンチムニーズをはじめ、いよいよ本格的に研修の開始です!

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井加代子

2013.06.26 vol.006明日からの研修にむけて

アメリカのお菓子ニューヨーク1日目。
明日からの研修に備えて今日はミーティング。

写真はアメリカっぽいお菓子の様子。
研修の合間に、みなさんには食文化にも触れていただきたい。

プロフェッショナル心理カウンセラー
浮世満理子

2013.06.26 vol.005NY郊外~ホテルへ到着!

NY

ニューヨーク研修の初日が、いよいよスタート。
誰ひとり遅れることなく参加者全員が揃い、いよいよグリーンチームニーズへ出発!

大型バスに乗り込み、ハイウェイを通って、NY郊外へ。
ハイウェイの料金所も、10ゲートくらいあります。
使う人が多いんですね。
こういうサービスって、必要な人がいるから、その人達に必要なサービスが提供されるんだよな、と、ふと思いました。
いや、あたりまえの事なんですけども。

必要な人に必要なサービスが届く、というのは、そこらへんに転がっているあたり前の出来事のようで、実はとても大変なこと。

必要な人に必要なサービスが届くようにするそのときに大切なのは、きちんと過不足なく需要に足りること。
どんなものを、どれくらいに、どんなひとたちに提供すればいいのか、きちんと調べられているからこそなんだなと思いました。

そっか・・・それなら、カウンセリングも、きっとそう。
しっかりとした心のケアを求めるひとに、しっかりとしたクオリティの高い心のプログラムを提供すればいい。
ハイウェイゲートひとつから、そんな気づきが得られるニューヨークって、なんだかすっごいな。環境のちから、なのかな。

レンガ造りの建物

ゲートをくぐると、景色の雰囲気がだんだん変わっていきます。
私の大好きな、ニューヨークのレンガ造りの建物が一望できます。

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

Maron Hotelここが今夜のホテル
Maron Hotelです。

マンハッタンとは違ったアメリカンな、スーパーマーケットが隣にあります。

プロフェッショナル心理カウンセラー
平井 加代子

2013.06.26 vol.004グリーンチムニーズに出発!

NYの町並み今、NYは6/26、お昼の13:30です。
(注:日本時間では6/27 2:30です。)

グリーンチムニーズでの研修に向かう途中、NY市内から離れて郊外に向かう途中の街並みです。

プロフェッショナル心理カウンセラー
平井 加代子

ニューヨークはとても晴れていて、すっかり夏日和です。
街を歩くみなさんも、夏らしい涼しげな服装。

無事、メンバーも全員そろい、いよいよ、グリーンチムニーズに出発です!

プロフェッショナル心理カウンセラー 村上 裕

2013.06.25 vol.003心理カウンセリングの最先端 ~ニューヨークの街並~

無事にニューヨークに着いたあとは、バスに乗り込み、一路ホテルを目指します。

バス

町並みニューヨークはとてもお天気が良くて、なんだか真夏日より。
ああ、日本も暑いのかなあ、なんて、ノスタルジーに浸るのも海外の醍醐味です。
ニューヨークの街は、高い建物がいっぱい。

ビルの谷間空もビルのかたちにコラージュされてるよう。

さて、いよいよ明日から、ニューヨーク研修2013のスタートです。とても楽しみ!
2013年のニューヨーク研修は、どんな出会いがあるんだろう。
世界中をぐるっと見回して、心理カウンセリング最先端といわれるこの街。
今年もきっと、素適な気づきと出会う、かけがえの無い時間になる。
胸の奥にある気づきのドアを、まだ知らない未来の自分が、小さくノックしている。
そんな、ワクワクで胸がいっぱいの、すてきな予感がしています。

2013.06.25 vol.002ニューヨーク研修スタート

空港に到着みなさんこんにちは。
ニューヨーク研修2013、始まりました。

総勢13名でジョンFケネディ空港に到着。
日本から12時間以上の長い道のりは、私たちにとっていつも何かしらのチャレンジを提供してくれます。
現地集合、現地解散がモットーのアイディアの研修は、たどり着くだけでもひとつの自信につながる小旅行になります。

今回は空港からのバスを乗り継いで、ホテルに到着。
疲れていながらも、みんなの中にもちょっとした安堵感。
さあ、いよいよエネルギッシュな街、ニューヨークでの研修が始まります。

また随時リポートしていきますので、お楽しみにしていてください。

プロフェッショナル心理カウンセラー 浮世満理子

2013.06.25 vol.001ニューヨーク到着!

ニューヨーク到着!無事ニューヨークに到着しました!
今、こちらは6/25 16:30です。
(注:日本時間では、6/26 5:30です)

今日のニューヨークは結構、蒸し暑いです。
今から、バスでホテルに向かいます。

明日から、現地より都度、リポートしていきます。

プロフェッショナル心理カウンセラー 平井加代子

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