現地リポート3日目

Newyork2008

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NY研修 日本で湯率、アイディアだけの本場NYでのタイアップ研修

ライブ中継 REPORT

NY3日目

3日目 緑の煙突 グリーンチムニーズ(GC)

BY アニマルセラピーインスラクター佐々木美帆・メンタルトレーナー橘智子

3日目は、いよいよ世界的に歴史の深いアニマルセラピーの施設グリーンチムニーズに訪問です。GCは、虐待を受けた子ども達や学習障害をもった子ども達が、寮生活をしながら、同じように虐待されて保護されてきた動物などをお世話して育てていくうちに、自分自身の心を豊かにして、育てていくというプログラムをしています。

私が、初めてGCを訪れたのは、2000年、学生の頃から夢見ていたこのGCに、本当に行くことができ、その時の感動を今でも覚えています。そして、そこから、GCとアイディアの歴史が始まりました。次の研修では、創設者のロス博士を日本にご招待して、シンポジウムを行おうという企画をもってロス博士にお願いし、なんと次の年には、それが現実となりました。シンポジウムには、動物のスペシャリストと人間のスペシャリストのコラボレーションをした初めての会として、多くの参加者の方にお越しいただきました。そして、次の年には、アニマルセラピーを日本に確立していくためのNPO団体の設立記念として、第2回目のシンポジウムを行いました。このNPOの設立のアドバイスも、名づけ親も何を隠そうロス博士なんです。私たちのアニマルセラピーの活動の背後には、必ずロス博士が応援してくれているのです。そして、その後ずっとお会いすることができなかったロス博士に今回やっとお会いすることができたのです。

すでに80歳という年齢でありながら、まだ、まだGCの現場で頑張っておられます。とても元気そうな姿をみて、相変わらずすごいおじいちゃんだと改めて感じるとともに、ほっと安心して、とてもうれしかったです。また、久し振りに訪れたGCは、新しい施設ができたり、リニューアルされたものもあり、とても懐かしく感じながらも、このような施設が、より新しく改善されていっていることは、本当に素晴らしいことだと実感しました。やはりいいもの、いい場所は、必ず発展していくものだと思います。

そして今日はファームツアーで、GCのシステムなどを案内していただきました。
読書や絵を書いたりする部屋では、水槽の水の音が子供たちの心を安定させ癒す役割があるとのことで、さりげなく部屋の中に置かれたりしていました。このように子供たちを第一に考えたシステムが随所に整っていることに感心いたしました。

ファームの中には馬や羊やうさぎ、豚の親子、斬新なカットをしたラマ、孔雀など、すぐに手の届くところにみんないて、動物たちをとても身近に感じることができました。ただそれは動物たちを可愛がるということではなく、GCでの動物たちとの生活を通して社会とうまく関われるようになることが目的とされています。スタッフの方でとても印象的だった言葉がありました。それは乗馬セラピーを見せていただいた後での言葉で「ここでは馬といい関係を作ることがゴールではなく、それを通してどう人間との関わりができるようになるかが大切である。馬で止まってしまっては意味がない」と、とても力強い言葉でした。ただ可愛い、癒されることがアニマルセラピーと思われている日本に、こうしたGCのかた達のマインドを持ち帰り、伝えていきたいと感じました。

明日は実際に授業やトレーニングの見学などを行います。
GCについて、より具体的にお伝えできると思います!

アクシデント連発…スタッフもぶっ飛ぶ強行スケジュール

旅はいつもアクシデントがつきもの。
特にニューヨーク研修は、まず東京から到着して翌日から始まる強行軍に、まず時差で時々意識がなくなる。「眠い・・・」とかいうレベルではなく、本当に一瞬ふわっと意識がなくなる。「うたたね」というレベルではなく、とにかく時差との戦いはすごい。そして、その中でSAVIやグリーンチムニーズなどの深いセラピーのケースを会話したりして、その中で対話と気づきが始まる。それをまたしっかりと自分で受け止める。

そう・・・せっかくお金と貴重な時間をつかって、はるばるニューヨークまで来たんです。
そのくらいで「もととってます」みたいな感じですよね。

ところが、そのハードな中、小さなアクシデントから大きなアクシデントまでいろんなことが起こってくる。
まず、最初にやらかしたのは、スタッフ某ukiyo。なにげにスーパーで買った「歯磨き粉」アメリカらしいきいたことのない銘柄だったが、気にせず使おうとした。チューブを出してみると、濃いピンク状のねり歯磨き。まあそんな歯磨き粉もありますよね「薬用・・」みたいな歯磨きなら。ところが、磨いても磨いても一向にすっきりしない・・・どころか、だんだん粘り気が出できて、そこでハッと箱の裏をみたら・・・。なんと、そこにははっきりと「入れ歯」の絵が描いてあった。そうなんです、入れ歯接着剤を間違えて歯磨きとして使ってしまったスタッフ某。他のスタッフもつられ同じ商品を買ったというから被害は広がっています。あまりに面白いので、ブログにあげよう!!と笑って言いふらしてしまいました。海外ならではの、間違いアクシデントでした。

そして、次に食べ物の好みがやたらうるさいスタッフ某sasaki。

トマトはいや、あれが好き・・・とやたらこだわる。
グリーンチムにーズの近くのホテルのそばに日本料理屋があり、そこではすき焼きから、なべ焼きうどんまでたくさんのメニューが豊富です。

そこで、梅酒を頼んで機嫌よく飲んでいたスタッフ某。白ご飯を頼んだとき悲劇は起こった。
「のり!!」といきなり叫びだした。白いご飯を目の前にしてジャパン魂がうずいたらしく、自分の好物の海苔がどうしてもほしくなったらしい・・・。慌てたのは、同じ席で食べていた他のスタッフたち。なんせ大先輩である。

「わかりました。のりですね。すみませーん。のりくださーい!!」と日本語で叫んでいるけど実はここ、ほとんどが外国人、注文は英語でなきゃだめですよ。結局はお店の方に無理をお願いして「メニューに無くて申し訳ないんですが・・」と

おすしで使う海苔をきって持って来ていただいた。
きれいにお皿にもられた海苔をみたスタッフ某。
その口から出た言葉は「ありがとう」でも「うれしい」でもなく、「ぎゃーーー、わさびのってるぅぅぅぅぅ・・・いやだぁぁ・・・」
海苔の横に気をきかせて盛られたたわさびが気に入らなかったらしく、叫んでいた。
酔っ払いか、はたまたハードワークがゆえの幼児かえりか・・・。
みんなねー、海外にきたら変な感じの天然になるんですよねー。
でも、まあカウンセラーも人間だもの・・・。いいんじゃないですか・・たまには。
でも、次の日のニューヨークの夜景が見える豪華なスカイラウンジレストランでも、まだ「海苔――」と叫んでいたので、ついには上司から「次からは、マイ海苔もってきなさいよー」と叱られてましたけど(笑)食べ物は大切ですもんね・・・。
これも海外ならでは・・・。

カウンセラーもメンタルトレーナーもこんな中、がんばる・・・・アイディアインニューヨーク。

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