ニューヨーク研修2012レポート

  1. HOME > 
  2. イベント > 
  3. 海外研修に関するページ > 
  4. ニューヨーク研修2012レポート

2012/10/22Report.017これから帰国します

▲ページトップに戻る

2012/10/21Report.016最終日、タイムズスクエアより浮世です

心理カウンセラー 浮世満理子

▲ページトップに戻る

2012/10/21Report.015ディスカッションとフリータイム

NY海外研修のプログラム5日間を終えて、今日は、参加者の皆さんとディスカッション

今回の研修に参加された目的は、それぞれ違いますが、今回、得たものを、帰国して、どういかしていくのか。
それが、アイディアの海外研修での大切なことです。

お一人おひとり、印象に残ったところ、言葉、出会い・・・
研修に参加したからこそ得られたものがあります。
研修に参加されることは、きっとそれぞれ、時間や仕事、もちろんお金など、さまざまなリスクを負って、ご自身が選んだことですが、参加することを選択したことで、かけがえのない貴重な体験と自分のこれからの人生を変えていくすばらしい自分との出会いがあったと思います。

私たちは、ついつい行動することのリスクを考えることがあっても、行動しなかった時のリスクをあまり考えないかもしれません。
でも、行動しないということは、いつまでも、今の自分のままで、ずっと変わることができないという大きなリスクをもっているのです。

今回、参加された皆さんは、大きな第一歩を歩みはじめたと思います。
そして、これからは、自分の目標や夢をかなえるために、自分にとって、一番いい出会いを自分自身が創っていくこと。
誰かが、創ってくれるのではなく、創るのも、かなえるのも自分次第です。

今回であった、グリーンチムニーズのロス博士も、SAVIのプログラムもはじめは、何もないところから創って、少しづつ認められてきたものです。
ゼロからかなえた方々からの勇気をもらい、私たちも、ぜひ頑張っていきましょう。

午後からは、皆さん、フリータイムです。
NYにきてはじめてのたっぷりととれる自由時間に、観光やショッピング、ミュージカルなどを楽しまれたとのこと。

私も夜は、NYで人気のレストランで、お食事、やはりNYの料理は、サイズが違います。
こんなに大きなサラダと鶏肉もまるまる一匹
すごい!!

最後の夜を満喫させていただきました。

心理カウンセラー 佐々木美帆

▲ページトップに戻る

2012/10/20Report.014企業カウンセリング&ボランティア

午前中は、企業カウンセリングのプログラムです。
機構心理学、コーチング、カウンセリングというのは、なんなのか。日本とアメリカでの企業内でのカウンセリングの違い。
企業というところから、説明をいただいたものではありましたが、いろいろなところで、共通点があり、今回の海外研修で学んだ、さまざまなプログラムとつながるものを感じました。

また、今回レクチャーいただいたマイケル・アイルランド氏は、カウンセリングをもともとされていたところから、カウンセラーとしても、かかわることのできる方だからこそ、企業の中でも、できることが多いのだと思います。
私たちアイディアも、カウンセリングをベースにした、メンタルトレーニングやコーチングで、企業へのサービスを行っているということでは、非常に近いものを感じます。

研修時間を通して、さまざまな質問があり、企業カウンセリングの枠を超えて、マイケル氏の存在にふれるような時間だったと思います。

そして、NY海外研修も、最後のプログラムとなりました。
最後は、アイディアの海外研修オリジナルプログラムとして、現地でのボランティア活動に参加をしていただきます。

今まで、大学や病院、施設などとたくさんのプログラムを吸収して、インプットしていただきましたが、ここで提供されて、自分の中に重ねていく学びだけでなく、自分たちが、提供することで学ぶこと。
たくさん得たものにたいする、感謝の気持ちをこめて、カウンセラーとして提供する側になること。
とても大事なプロセスだと感じています。だからこそ、このボランティア活動は、最後の最後に加えさせていただいています。

今回も、NY市内の老人介護施設での奉仕活動で、お年寄りとの交流となります。NYで活躍する 「NY de ボランティア」という日本のチームとして参加です。

今日の活動は、まず姿勢を正しくするというイベントが開催されているので、そちらのサポートになります。日本人インストラクターの指導のもと、研修参加者の2人は、アクティビティのデモンストレーションとして、ステージにあがり、ほかのメンバーは、お年寄りのアクティビティ参加のサポートをします。

お年寄りとのかかわりは、「視線の高さを同じくする、大きな声で、女優になったつもりでイントネーションを強くして、とにかく笑顔でかかわってください。英語の能力は、関係ありません。」チームの代表の日野さんの素敵なアドバイスに、気持ちもリラックスして、お年寄りとの交流がスタート。
イベント修了後は、参加したお年寄りの皆さんの車椅子をおして、お部屋にお送りする対応。100人近くの方がご参加されていたので、その移動一つとっても、結構大変な作業でした。

とにかく笑顔とジェスチャーで、かかわる皆さんは、やはりアイディアの受講生・研修生、お声がけ、かかわり行動、ばっちりでした。
そして、本当に心から、楽しみながら、ボランティア活動を修了して、最後の修了証書をいただきました。


▲ボランティア活動しました

やはり、自分の学びというだけでなく、誰かのために、提供できる。誰かのために、役に立てる。
ということが、私たちのミッションであり、NYでも、そのような活動でしめくくることができて、本当に、よかったと思います。

心理カウンセラー 佐々木美帆

▲ページトップに戻る

2012/10/20Report.0133日目は最近、毎年訪れるようになったこのプログラムから!

企業カウンセリングスタート!

このプログラムはここ最近、NY研修に取り入れられるようになったプログラム。
日本との違いがよくわかります。

今日もラガーディア大学の遠山先生が、通訳官に!
パワフルです。

感動の修了式!

心理カウンセラー 浮世満理子

▲ページトップに戻る

2012/10/19Report.012子どもの虐待専門カウンセリング外来

今日の最後は、子ども達の虐待専門のカウンセリング外来を行なっている児童保護センターを訪問。
ここは、ニューヨークで一番古い子ども達のケアを行うファウンダリング病院に所属しています。


▲子ども達の絵

ヴィンセント・フォンタナ博士が作られた施設で、ビルの中に入ると、この施設の歴史や子ども達の描いたアートセラピーが展示されています。ここでも、学童に勤めている参加者から、虐待を受けている子どものケースのスーパービジョンを受けたり、アメリカでの虐待に対する取り組みなどをうかがいました。
子ども達の絵には、本当に言葉にあらわせない心のメッセージがたくさんありました。

今回、研修に参加したメンバーの何人かは、子ども達の心のケアをめざしているので、ここで、目にしたものが、自分の軸となっていくのではないかと感じました。


▲保護センターの所長さんと

2日目が終わり、心にいろいろな刺激があります。
そして、それがどんどん化学反応を起こして、これからの自分たちを創っていくのだろうと実感できる研修でした。

心理カウンセラー 佐々木美帆

▲ページトップに戻る

2012/10/19Report.011ニューヨーク大学での音楽療法

午後からは、ニューヨーク大学内にある音楽療法のセンター、ノードフ・ロビンズ音楽療法センターへの訪問です。
ニューヨーク大学内に入ることができるなんて、参加者の皆さんも、ドキドキ、ワクワク。
さまざまな精神障害をもつクライアントの方のケーススタディのビデオをみながら、紹介していただきました。今まで、全く人とのかかわりや反応をしめさなかった子どもが、音楽を通して、さまざまな表情をもつようになったり、大きな変化をもたらしていることが、わかりました。
改めて音楽の力のすごさに感動。


▲音楽療法施設所長のレクチャー

そして、私たちもハンドベルを使ってのワークを体験。
今回、東日本の被災地で活動しているハンドベルによる心のケアということをケースとして、とりあげたことで、より具体的な進め方を教えていただくことができました。


▲ハンドベルセッション体験

実際に、声をだして、グループで音楽を創造する。
楽を聞いたり、演奏するというレベルではなく、それ以上に、創造する音楽ということが、心の創造であり、成長だと実感しました。
ここでも、日本人の音楽療法士である鈴木琴栄さんが活躍されていました。
すばらしいセッションの紹介と体験をありがとうございます。

心理カウンセラー 佐々木美帆

▲ページトップに戻る

2012/10/19Report.010SAVIプログラム

ニューヨーク海外研修2日目です。
参加者の皆さんも、少しづつ、このBig Cityになれてきたご様子。
例年通り、ニューヨーク研修の内容の濃さ、深さに、びっくりしながら、とても積極的に学んでおられます。

今日も、強行軍で、3箇所の施設で、プログラムを学びました。

午前中は、SAVIプログラムです。
SAVIは、はじめてアイディアが、ニューヨーク研修を行って以来、10年以上のおつきあい。最初の冒頭では、このアイディアの研修が、SAVIの中でも恒例の行事になっているということをお聞かせいただきました。そのように言っていただけることが、ニューヨークでのネットワークを築き上げてきた喜びでもあります。

SAVIというのは、性的虐待やレイプクライシス対策のプログラムになります。
今回も、このSAVIのプログラムを行っているマウントサイナイ病院にて、SAVIの働き、やニューヨークにおけるレイプクライシスの対応(チームアプローチやサバイバー中心の対応策)をお聞きして、ケーススタディなども行いました。このSAVIというのは、もともとは、医療従事者、心に携わる人、司法にかかわる人の3名が、井戸端会議をしている中で、スタートしたことがはじまりでした。その当時、このようなレイプクライシスが問題となっており、どうしたらそれをケアできるのか。はじめは、2本の電話回線で、試行錯誤しながらのスタートだったそうです。
それを、あきらめずに、続けてきた人や一緒に作る人たちが増えて、今では、州が認めるプログラムとなっています。病院・警察・アボケット(心のケアをするボランティア)の三つの分野が、チームとなっておこなっていくことが、SAVIの特徴です。レイプを受けた人をサポートするためには、この三つのチームが必要だと思います。レイプを受けたサバイバーは、身体的な傷を病院で治療を受けるだけでなく、さまざまな検査を受けるために、髪の毛や体液などの採取を行います。それが事件解決の糸口になるものです。
そして、レイプは多くが事件として扱われるので、警察の力が必要です。
でも、これだけ自分自身の存在を奪われるようなひどい体験からは、何よりもメンタルのサポートが重要となります。それを、アボケットというサバイバーの支えになってくれる人が担ってくれるのです。

アボケットのすばらしいところは、サバイバーにいつでも寄り添って、つらい気持ちを受け止めてくれるだけでなく、病院や警察への付き添い、また、サバイバーは、思い出したくないつらい体験を、何度も話さなくてもいいように、代わりに伝えることもあります。
何度も話すことや、何度も検査を受けることは、被害を受けた人にとっては、レイプを受けたというの被害だけでなく、メンタル的な2次的被害を受けることになるのです。
だからこそ、そういった2次的被害を受けないために、アボケットの存在がとても大きいのです。検査ということに関しては、一度に済ませるためのSAVI用のキットがあります。このキットで、かなりのメンタル的な負担を軽減することができると思います。
また、SAVIでは、教育的な活動も重要視しており、子どもへの性教育や病院の先生、また警察にいたっても、教育を施しています。

本当にすばらしいプログラムです。
何よりも、アボケットというのは、特に心理学者やカウンセラーではないけれども、そのトレーニングを40時間受けることで、ボランティアとして、ケアにあたることができるものです。
ぜひ、アイディアでも、SAVIのプログラムを本格的に、動かしていきたいと改めて思いました。最後に、私たちが、ここで学び、日本に戻って、すぐにできることは、何かということをたずねました。まずは、本当に自分がこういうことをやりたいかどうか。
そこで、それを選択するのであれば、まず、現実を知ることです。日本での性的虐待やレイプについて、そしてそのケアがどのようにされているのか・・・など。
すばらしいから、やりたい。
あったらいいなということではなく、本当につくるのであれば、小さな一歩からスタートする行動だと、やはり感じました。ぜひ、できるところからスタートしていきたいと思いました。


▲SAVIコーディネーターから証書を受けとりました。

心理カウンセラー 佐々木美帆

▲ページトップに戻る

2012/10/19Report.009最前線の現場から得られる貴重な体験2日目

マウントサイナイ病院にて。かれこれ10年以上のおつきあいをさせていただいています。ここではSAVIのプログラムを学びます。

SAVIコーディネーターから証書をいただき、みなさん感激!

みんなで記念撮影!

ノードフ・ロビンズ音楽療法センターで、ハンドベルを使ったワークを行ないました。

ファウンダリング病院に所属している児童保護センター。
虐待を受けている子どものケースのスーパービジョンを伺いました。
壁には子ども達が描いたアートセラピーが展示されています。

保護センターの所長さんと記念撮影

ここはもともと「ファウンダリング子ども記念病院」という名前でした。
約150年くらい前、アメリカの社会では、移民の子ども増えたり、疫病が流行ったり様々な理由で子どもを育てられない状態が続出しました。

その頃、シスター達の住んでいる地域では、実際にたくさんの親や親戚の人が、今でいう「捨て子」を、バスケットに入れて置いていったという状態がおこりました。疫病で親が亡くなってしまった子どもを親戚の人が捨てたり、経済的に育てられない親が子どもを捨てたりしていたのです。
実際に、経済的に子どもを育てられなかった時代が非常に続いてたことが、この子ども記念病院の発足のきっかけになったのだそうです。当時、捨て子のことを「ファウンダリング」という名前で呼んでいたことから、このシスター達でつくった病院の名前に付けたのだそうです。

この写真からは見えにくいんですけれども、ケースの中には親が残した置き手紙なんかも非常に生々しく入っています。
今は経済的な理由がなくても、精神的に子どもを育てられない親や、虐待を受けた子ども達がこの病院に通っています。

心理カウンセラー 浮世満理子

▲ページトップに戻る

2012/10/18Report.008ラガーディアコミュニティーカレッジ〜佐々木より

ニューヨーク研修1日目は、ラガーディアコミュニティーカレッジの訪問です。
今年も、コーディネートしてくださる、心理カウンセラーの遠山京子さん。

京子さんは、NY研修のコーディネートや通訳というだけでなく、それ以上に、私たちにカウンセラーとしてのあり方や大切なことをたっぷり教えてくださいます。
常に、エネルギッシュで、熱く、カウンセラーとして誇りをもって活動されている姿に、本当に、カウンセラーにとって、人間力豊かなことがいかに大切かということを実感いたします。

このNY研修の3日間では、多くの施設で、さまざまなセラピストに出会うことになりますが、その出会いを作ってくださる京子さんから、ぜひ、今回の参加者の皆さんは、たくさん吸収していただきたいと思っています。

そして、京子さんの働く大学を訪問する今日も、一日とても濃いプログラムでした。

京子さんによる、アメリカのカウンセリング事情のレクチャーからスタートし、大学のツアーでは、障害をもった学生のサポートをするカウンセリングオフィスを見学。
大学内には、ユニバーサルデザインとして、障害をもった方が学習できるための環境が、丁寧に施されています。また、その障害についてサポートするために、教授や学生への理解を促すかかわりもされているということが大事であり、カウンセラーの役目としても、そういったことがあります。

次に、カウンセラーの道ということで、実際にカウンセラーをめざし、今歩んでいる大学院生に話を聞きました。
彼女ももちろん、自分の将来を探していく際に、試行錯誤しながら進み、本当に自分自身がやりたいことをみつけているのだと思います。
というのも、こちらでは、大学に入ってから、自分のやりたいことを探しながら、平均して4回くらい、学生は自分の選考をかえるそうです。看護師をめざしていても、そこから心理に進みたくなったり、音楽をやりたくなったり・・・
その際には、カウンセラーやソーシャルワーカーが、しっかりとサポートしています。
日本の大学では、入学するのは、とても大変で、決まった専攻を選び、大学生活がスタートしますが、学生によっては、自分がやりたかったことは違うかもしれないと感じた時に、簡単に専攻を変えることはできないので、ほとんどが大学を中退して、新たにはじめるか、もしくは、そこから進んでいけなくなってしまうことがあると思います。
そう考えると、学生さんたちのいろいろな可能性を広げるとても素敵なシステムであり、サポートが充実しているというのは、本当にすばらしいです。

そして、午後からは、京子さんの授業でもある新入生の授業参観です。
大学に入学しなければ、本来、大学の授業を一緒に受けるなんてことはできませんが、京子さんによる特別プログラム。学生に、自分自身の進んでいく道を、しっかり決めて、踏み出していけるために、カウンセラーが授業を行います。
ここでのこの授業は、学生にとって必須のプログラムで、大学への適応、専攻について、将来のキャリア設計などを話し合います。
授業は、学生中心に、京子さんがファシリテートしていきます。
学生さん、お一人おひとりをしっかりケアしながら、進める京子さんのカウンセラーとしてのあり方にここでも感動!!そして、一生懸命、自分の方向性を探している学生の皆さんも本当にすばらしいです。この時間のテーマは、エネルギー管理を行いましたが、最後に、お互いに感謝の気持ちを伝え合うというプログラムなど、アイディアの中でもふれている研修参加の皆さんは、アイディアとのつながりも感じていただけたと思います。

本日最終プログラムは、アートセラピーの理論と実践になります。
NYの病院で臨床経験豊かなアートセラピストの藤沢玲子さんにトレーニングを受けました。まずは、自分たちのアートセラピーの体験からスタート。

たくさんの画材から、イメージした自分にとっての実りの絵を描き、グループで共有。

私たち研修参加者が、とてもスムーズに描きだし、自分のアートをしっかり探求して、発表していたことに、藤沢先生も、とても驚いておられました。
普段から、やはりアートセラピーや自己表現ということをアイディアでトレーニングしていた結果で、とても嬉しいことです。アイディアでの学びが、海外でも通用することなんだと感じます。
そして、アートセラピーの効果などの理論を学び、精神患者さんのケースを何枚もご紹介いただきました。
その方が、入院されてから退院するまでのアートの変化は、本当にすばらしく、ここまで絵に表れてくるものなのだと、改めてアートセラピーのすごさを感じました。

最後に、京子さんのカウンセリングルームを訪れましたが、今回は、なんと大学のカウンセラーが勢ぞろい。
普段でもなかなかないことだそうですが、そんなすばらしい機会ですので、お互い、ディスカッションをいたしました。
日本のカウンセリングの文化についても、お伝えしましたが、最先端といわれるNYでさえも、カウンセリングを受けることにまだ敷居が高い部分もあるということを知りました。けれど、それをいかに身近にしていくかが、何よりもカウンセラーがする最初のかかわりなんだと思います。

今日一日を通して、一気にカウンセリングの視野が広がると同時に、私たちのこれからの可能性ややるべきことというものが、具体的になってきたのではないかと思います。

▲ページトップに戻る

2012/10/18Report.007ニューヨークでの生きた学び1日目

いよいよニューヨークでの研修が始まります。

ラガーディア大学の助教授・遠山京子先生の自己紹介のあと、早速、活きたニューヨーク体験から。

今回、ニューヨークははじめてだという参加者のために、スタンドで一人一人コーヒーを買う練習から。コミュニケーションはカウンセラーの基本ですからね!


アートセラピープログラムのスタートです。
イメージトレーニングをしたあと、画材の説明をしていただきました。

深い洞察!

スライドによる先生の精神科病棟でのケースカンファレンスは、質、ケース数とも圧巻!
五年ぶんくらい勉強した思いです。先生、すごい!

感謝の意を込めて、日本から日本人形をプレゼントしました。

心理カウンセラー 浮世満理子

▲ページトップに戻る

2012/10/17Report.006グリーンチムニーズのプログラム~佐々木より

今年も、グリーンチムニーズ(GC)研修にやってまいりました。
GC研修は、10年以上前にはじめましたが、当時から、木下美也子さんにすべてコーディネイトしていただいています。
美也子さんは、日本の企業から、インターンをはじめて、GCで働くことになり、今では、ファームの教育プログラムの責任者を担当するほどです。ご自身のやりたいことをみつけ、情熱をもって、GCで働いている姿は、いつも素敵だと感じます。

1日目は、ロス博士と再開!!
博士が、19歳でGCを作り、わからないままに試行錯誤しながらも、あきらめずに、進んでいった話は、これから何かをはじめたい。何かを変えていきたいと思っている。
私たちに大きな勇気を与えてくれます。

そして、2日目は、実際に動物たちともふれあいながら、GCのプログラム体験です。

ミニチュアホースの2頭、ロバ2頭とふれあいながら、実際に、子ども達がどんなプログラムを受けているのか。私たちが体験させていただきました。

動物のリードをひっぱっていきながら、行きたいところに誘導していく。
とてもシンプルな目標設定ですが、そのプログラム一つをとっても、動物とどうかかわるかということで、人とのかかわりなどのコミュニケーションや感情表現、相手のことを思う気持ち・・・など。多くのことを学ぶことができます。
今まで、動物を飼ったことのなかった参加者の方も、最初は、うまく誘導することができず、来てほしいところまでをつれていってあげることができませんでした。そして、どうしたら、できるのかということを考えて、動物の視線にあわせ、相手のペースを考えながら、誘導していくことで、動物と通じ合えるという感動の体験をされました。

初めて、ハンドラー体験が、犬ではなく、ミニチュアホースやロバというのも、すごいですが、アニマルセラピーの奥深さを実体験していただけたと思います。

また、介助犬のプログラムでは、身体の不自由な人の介助をしてくれる犬を、子ども達が育てていきます。
このプログラムは、本当に毎年感動するのですが、普段から学習障害などで、集中力が持たない子どもが、犬の訓練をします。飼ったことのある方は、わかるように、犬のしつけ一つをとっても、とても難しいことです。さらに介助犬となれば、身体の不自由な人の脚となり手となって、働けるように教えてあげなければなりません。
そこで、訓練に必要なことは、何よりも犬に対する深い愛情です。ただ単に厳しく教えても犬たちは、できません。できるまで何度もさせる忍耐力と集中力、相手ができると信じる気持ち。そして、できた時に思いっきりほめてあげること。

今まで、社会から認められず、人を信じることさえもできなかった子ども達が介助犬の訓練を通して、犬を信じ、そして、人への気持ちにふれられるようになるというすばらしいプログラムです。今回は、8ヶ月のやんちゃ盛りのワンちゃんたちでしたが、これから頑張って介助犬としてデビューしてほしいと思います。

他にも、ファームサイエンスやガーデニングのクラスで、子ども達と一緒に授業をうけたり、子ども達の笑顔に、安心して、自然と涙があふれてしまう参加者の方もいました。

そして、最後は、私自身も今まではじめての体験
鷹のリリースに立ち合わさせていただきました。

交通事故で怪我をして、保護されてきた鷹をリハビリして、自然へと返してあげるセレモニーです。このセレモニーは、GC卒業間際の子どもが担当することが多く、鷹が新しい世界に飛び立つように、その子ども達も、社会へと飛び立つことができるという鷹への投影する心が重要です。
今回は、私たちも研修2日目最後の最後にそのセレモニーを体験して、このセレモニーが、私たちの次の出発を応援してくれるものへとなったと思います。

2日間のGC研修プログラムは、例年以上にさらに、クオリティの高いものになり、ロス博士、美也子さん、今回、携わってくださったGCのスタッフの皆さん、子ども達、また、ご一緒したアイディアのメンバーの皆さん、本当にありがとうございました。

▲ページトップに戻る

2012/10/17Report.005グリーンチムニーズ2日間に参加された方からの声

▲ページトップに戻る

カントリーストア

私たちアイディアのために、わざわざカントリーストアを開けてくれていました!
感謝です!

心理カウンセラー 浮世満理子

2012/10/16Report.003興奮と感動の1日目、浮世です

みなさんこんにちは、心理カウンセラーの浮世です。
ニューヨーク研修一日目グリーンチムニーズからレポートをお送りしたいと思います。

今、とてもいいお天気、グリーンチムニーズにきております。
緑のにおいはとても心地良く、あちこちで動物たちの鳴いている声が聞こえます。ちょうどハロウィンを迎えた今、グリーンチムニーズはとても豊かな緑の季節です。

若干緊張気味だった参加者の皆さんもバスでグリーンチムニーズに到着し、かわいい入口にかわいい鴨を見かけただけで、テンションが上がってきました。
アニマルセラピーをめざしている人、福祉施設で職員とし働いている人、小児科の看護師をしている人、グリーンチムニーズに来る目的や学ぶことはさまざまですが、皆さんしっかりとしたアニマルセラピーを学んでいきたいという熱い気持ちが伝わってきます。


さて、グリーンチムニーズに着くと、まず、ファームセンターというところにきます。ここは私たちのコーディネートをしてくれている、ファーム教育プログラム責任者の木下美也子先生のオフィスでもあり、 アイディアヒューマンサポートサービスが日本にもお呼びした、ファームディレクター、マイケル・カフマン氏のオフィスでもあります。
彼らはファームの中で、動物達の関わりや、さまざまなことをしっかりと私達にトレーニングをしてくださいます。美也子さんからグリーンチムニーズの研修についてのレクチャーがあったあと、なんと、私達の為に創設者のサミュエル・ロス博士が わざわざ時間をとって、一時間近くレクチャーに来てくださいました。

ロス博士と浮世はまず、熱い抱擁、私はロス博士のことをダティと呼んでいます。
実際にはロス博士を日本にお招きした時、さまざまなプライベート的な話まで深く踏み込んだ経緯もあって、それ以来、ロス博士は私のメンターだと公言してくださっています。一年ぶりの再会でも本当に自分のアメリカの家に帰ってきたような、力強く優しい気持ちにしてくださいます。ロス博士は、グリーンチムニーズを創設した時のことを話しながら、私達に勇気づけのメッセージをなげかけてくれます。

「自分も19歳でグリーンチムニーズつくった時は何も知らなかったよ。雪が積もったら、どうなるのかなんてこともわからなかった。雪が50cm積もったら、来るはずのスタッフは来ないし、ここにいたスタッフはみんな帰れなくなった。そんなことすら知らなかったんだ。要は、あまり頭でっかちにならず、とにかくチャレンジしろ」というようなことがロス博士のメッセージのようです。
私達はたくさんのメッセージを頂いて、そして力強く一人ひとりの顔が輝いていくのを見ることが出来ました。今回の参加者の中から、日本においての素晴らしいアニマルセラピーのスペシャリストたちが誕生することを誕生することを期待しています。

一日目はみんな興奮さめやらずで、ホテルへ。
そのあと、希望者はアニマルセラピーインストラクターの佐々木先生とディナーを食べながらディスカッションです。グリーンチムニーズ、1日目の充実した時間をご報告させていただきます。
明日は朝からファームサイエンスです。明日も楽しみです。


▲ロス博士のお部屋に私たちとの
ツーショット写真を 飾っていてくれました。
感激して写真撮りました。


▲ロス博士、マイラ夫人、浮世、佐々木とで
記念撮影!
日本からのプレゼントを着てくれました!

心理カウンセラー 浮世満理子

▲ページトップに戻る

2012/10/16Report.002グリーンチムニーズ サミュエル・ロス博士

1日目、グリーンチムニーズ。
なんと、創設者であるロス博士からの、アイディアへの特別セミナーが!

一人ひとりの質問に丁寧に答えて下さるなんて、奇跡みたいです。

心理カウンセラー 浮世満理子

▲ページトップに戻る

2012/10/15Report.001ニューヨークでお待ちしています!

▲ページトップに戻る

  • 友だち追加
  • お友達登録された方には無料体験講座クーポンをプレゼント

  • 浮世満理子@心のケアの専門家 Twitter アイ・ディアヒューマンサポートアカデミー 東京本校 Facebookページ