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感情を探究しよう!!コーチングの次のものへ

体調のせいもあったかとは思いますが・・・
なんかぼーっとして、あまりやる気なくて、人にも会いたくなくて、身体もイマイチ全快ではなく、そんな休日。

なんだか、もやもやした気分、さびしいような、退屈なような、イライラしたような、そんな気持ち。ああそうか。

「さびしい」と「退屈」てなんだか、似たような感情だなぁーと気づく。



いつもの「なんでもメモノート」に意味なくずらーっと書いてみる。私たちは感情を扱う仕事なので、自分の中でいろんな感情をあれこれ、くるくるまわしてみたり、味わってみたりしながら、こうして書き留めておくと、結構カウンセリングやメンタルトレーニングの「探究」の時に使えます。

ところが、この感情の探究というのが出来ない人にはさっぱり出来ないらしく(笑)時々「何を言ってるのかわからない」と言われる事もある。以前、カウンセリングの授業で「感情」を扱うことについてふれた時期がありました。 「たとえば、【切ない】という気持ちと【悲しい】ってどう違うのかな?」と問いかけてみました。

切ないは、なんとなく苦しそう、後悔の気持ちは?どうかな?でも「自己否定は感じられない」なあ・・・など。

感情を探究しよう!!コーチングの次のものへ

逆に、悲しいは自己否定も入ってそう、入ってなくても悲しいこともあるけど、
でも、切ないより、悲しい方がなんだか・・重い、強い・・・とか。

別に結論は無いんです。ましてや「辞書」をひいて「こういう意味」っていったって意味がない(しゃれ?違いますよー。笑)自分がその感情に対して、どんなふうに扱うか、どんなふうに感じているのかを言葉にしてみて意識化するのが狙いだったんですよね。

ところが、

その探究をしばらくして授業で扱うのをやめてしまいました。その時アイディアでは平行してコーチングも、外部の先生に来て頂いて教えてもらっていたんです。が・・・どうもこの感情を扱うトレーニングがコーチングの世界にいくと、「ナンセンス」「わけわからない」となるみたいで、両方受けている生徒たちが混乱し始めたからです。

だって当時のコーチングの先生が「さっぱりわからない」「はっきりしないことは扱う意味がない」と、生徒の前で言い出す始末・・・。そりゃあ、混乱しますよねぇ。今ではアイディア式メンタルトレーニングという、最大の融合させたものが、アイディアのオリジナルプログラムとして出来上がりましたが、その時に、はっきりとコーチングだけの限界、カウンセリングだけの限界を感じました。授業では、真剣に感情を探究していた生徒たちが、ある違う切り口では「それは意味がない」といわれると、「そうか、やっぱり探究しなくていいんだ」ってなります。もともと感情を探究するっていうことは、慣れないうちはすごくヘビーな作業だし、うにゃうにゃしちゃうので、「なんかしっくりこない」その気持ちをコーチに「それは意味がない」と言われるとほいほい手放したくなっちゃったんですよね。

そのコーンチングは様々なアクシデントを呼びました。「~先生」と呼ぶのは、権威の表れだ、だからアイディアも明日から全員を~さんで呼ぶようにしよう・・・とかもありましたが、私は「権威」じゃなく「敬意の表れ」と思い「先生」の呼称をやめませんでした。でも、生徒たちは素直ですから、とにかくなんでも、いいプログラムを教えてくれる先生の言葉は絶対になってしまう。

コーチングとカウンセリングが融合できることは、私のメンタルトレーニングを見ていただければわかりますが、やはり学校としての理念はひとつにしないと、みんなの気持ちが混乱するなぁと感じた、コーチングを入れた時期でした。

でも、ひどい目にはあったけど、勉強にはなりましたね。いろんな失敗から学ぶことは多いのです。

「心を扱う」ということはカウンセリングであれ、コーチングであれ「テクニック」だけではないと思います。

感情を扱うことはとても自分を豊かにします。だから、私もなんとなく今日はぼーっと探究してみます。

今日は、なんか疲れているけど、このまま帰っても眠れない気がして、映画でも見に行きたくなる。「さびしい」のかも知れないな。「退屈」なのかも知れないな。退屈とさびしいは、私の中では似ている。満たされてないけれど、理由も知っていて、その状況は受け入れられている。でも、ただ、気持ちがおなかいっぱいにならないから、スイーツつまみたい、そんな心の気分。

よっしゃ、心にスイーツでもやるか。

今日のUkiyoメソッド

行動力が落ちたときは、心や身体がちょっと「休め」のやさしいサイン。そんなときは「心」を探究する絶好の機会。自分にやさしく、そして暖かく、素敵な心のスイーツでもあげてください。そして、そんなまったり自分は、きんちとやさしく「カルテリング」たまには、どっぷりクライエント気分もいい気分。
だって、また明日になったら、その「クライエントの事例」は自分にちゃんと役に立つんですよ。悩みがちな私には、ぴったりな仕事が、心理カウンセラーやメンタルトレーナーなんですよ。
あなたは「悩み」をちゃんとやさしく、シビアに扱ってます?