動物や自然とのかかわりが少なくなってきた環境の中で子ども達が命の大切さを感じるために、アニマルセラピーを通して命の価値を伝えていくこと。動物にふれて「あたたかくて気持ちいい」そんなちょっとしたかかわりが、現代の子ども達には不足しています。リセットしたら生き返るゲームに囲まれて、温度のあるあたたかい生き物にふれることのない子ども達は、いつの間にか、命のあたたかさや命の大切さを感じなくなってしまっているのです。アニマルセラピーを通して、「命あるものは、あたたかいね。」ということを伝えていく必要があるのです。
また、子ども達が動物とふれあうことで、自分のことだけでなく、相手に気を配れるようになり、思いやりを育てていくことができるなど様々な情操教育のプログラムもできます。子ども達だけでなく、人とのかかわりで傷ついた時に、動物たちは、無条件に受け入れてくれる。優しい目で、包み込みプラスのメッセージを伝えてくれるのです。
アニマルセラピーで大事なことは、「動物が癒してくれる」という受け身的なことではなく、「動物から学ぶこと」です。動物たちとのふれあいで、私たちが気づかされることはたくさんあります。好きな動物から自分自身の必要な心のキーワードを見つけていくこともできます。それは、カウンセリングを学んだアニマルセラピーインストラクターがそこにいるからこそ、動物とのかかわりから引き出すことができる心のキーワードです。また、アニマルセラピーの活動により、動物たちがより過ごしやすい世の中になり、人と動物のあたたかい関係を築き上げていくこと、それも私たちが、目指していることです。