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心を鍛える3つの方法
ビジネスや受験にスポーツなどでも
良く叫ばれること。
「心を鍛える」
私たちは生きていく上で様々なストレスを感じ、
その原因からは、なかなか逃れられません。
情報化が進む時代の中では、
多くの刺激や情報が飛び交っています。
そのたくさんの情報の中には、私たちを苦しめるものも、
多く含んでいます。
その嫌なものから逃れることが出来ない時に、
人ができること。
そこには、3つあります。
①鈍感になる
②セルフケア能力をつける
③耐性をつける
①の鈍感になるは、感じる感度を鈍らせるということ。
もしくは感じないように感覚を遮断することです。
感じないようにすることで、自分に入ってくる刺激を
減らすことが出来ます。
これは、薬や麻酔と同じようなもの。
しかし、これでは、良い刺激も感じなくなり、
何も感じなくなってしまいます。
何を見ても何に触れても何も感じないこと。
それはとても苦しいことでもあります。
では、どうしていくのか?
それは、②③を強化していくことです。
それが、「心を鍛える」ということ。
今回は具体的な3つの方法をご紹介します。
1.意識的に苦手な環境を作る
苦手な環境は自分にとって大きなストレス。
しかし、ストレスから逃げ続けていても
逃げ切れるものではありません。
筋トレも重たいバーベルなどの負荷を掛けるから、
その後、強い筋肉が作られていくのです。
心も意図的に負荷を掛けてあげることで、
鍛えることが出来ます。
それが、ストレス耐性トレーニングです。
自分の苦手な環境やストレスを感じる状態を
あえて作り出して、そこでパフォーマンスを行い、
ストレスに慣れ、ストレス下でもしっかりと
しっかりと高いパフォーマンスを発揮できるように
なることを目的としたトレーニングです。
苦手な環境にはあまり近づきたくないものですが、
それではなかなかストレスへの耐性が上がりません。
あえてストレスのかかる環境を作り、その環境に
慣れていくことで、ストレスへの耐性も上がっていくのです。
2.良い刺激を自分に与えてあげる
自分にとって悪いストレスや刺激もあれば、
良いストレスや刺激もあります。
現在の社会の中では、自分にとって悪いストレスや刺激を
受ける機会が非常に多くあります。
そして、なかなか良いストレスや刺激を受ける機会は
ない物です。
しかし、大事なことは、何ごともバランスです。
悪い刺激を多く受けた分、良い刺激も自分に
沢山与えてあげましょう。
良い刺激とは、褒めることや休むこと、
リラックスや心地良いことなど、
自分の嬉しいことなどです。
それが、自分の気持ちをケアしていくことに繋がるのです。
3.ミスや失敗、嫌なものを受け入れる
人はミスをするもの。失敗もします。
嫌いなものもたくさんあるはずです。
そして私たちは、嫌なものやミスから
目を背けたくなるものです。
ミスや失敗、嫌なことを考えると落ち込み、
気持ちもマイナスな方向へ引っ張られるからです。
しかし、ミスは人間なら誰でも起こるもの。
ミスも含め私たちの人生です。
成長していくための種は、
良いところをより伸ばしていくことと
良くないところを改善していくことの2つ。
良くないところや苦手なところ、失敗したところは、
それを克服すればそれは次に自分の長所や強みに
転じます。
そのためにはミスや失敗、嫌なことを素直に認めること。
その痛みを感じ、次によりよくしていくために
どうすれば良いかを考えること。
ミスを認められる人は、それだけ自分を認められている証拠です。
一つずつで良いので、嫌なことから向かい合っていくことを
始めてみて下さい。
ココロを鍛えることは、しなやかさを身につけること
つい私たちは、ココロを鍛えると聞くと
鋼の様な固い頑丈な強さを連想します。
しかし、強さにはいろいろな意味があります。
人だから傷つき、苦しい時も必ずあります。
時に、鋼の様な強さは、ポキリと折れてしまったり
脆さを見せてしまうことがあるかも知れません。
そんな時は、風になびき、そして元の場所に戻ってくる
柳のようなしなやかさを身につけること。
無理に踏ん張るだけでなく、今の自分や状況をを受け入れ、
でもまた元に戻ってくる芯の強さをもっていること。
それが本当の強さなのではないでしょうか。
ぜひ、皆さんも参考にしてみて下さい。