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新しい環境で人に好かれる方法
3月もあと少し。
4月から新生活をスタートさせる人も多いはず。
新しい生活がスタートすると、新しい職場やクラスで
新しい仲間たちと新しい関係性を築いて行かなければなりません。
でも、ちゃんと新しい環境に馴染めるかなと
不安になることもあるかもしれません。
そんな時に役立つ、人に好かれる方法をお伝えします。
1.聴き上手になる
コミュニケーションの基本は、話を聴くことです。
多くの人は、話を聴くより話をする方が好きなのです。
家族と旅行に行った話や会社での出来事や家族のことなど。
人はいろいろなことを誰かに話したいのです。
今日の出来事を楽しそうに話す、奥さん。
それを心ここに在らずという態度で聞く旦那さん。
それに怒って喧嘩し、次の日、お互いに職場や友人に
お互いの愚痴を話す。
人は誰かに話したいからこそ、聴き手側の話の聴き方が、
コミュニケーションを円滑に進める鍵を握っているのです。
新しい環境で人に好かれて、良い関係を作りたいのなら、
聴き上手になりましょう。
カウンセリングのスキルに
「アクティブリスニング」という技術があります。
・うなずき・あいづち
・オウム返し(繰り返し)
・要約(まとめ)
を使って、積極的に相手に話を聞いているという
サインを送りながら、話を聴く技術です。
しっかりとうなずきとあいづちを打ちながら、
相手の言葉を繰り返すオウム返しを入れながら、
話が進んだところで、そこまでの話をまとめて要約する。
すると相手は、自分の話をしっかり聴いてくれたと感じ、
あなたに対して、信頼感をいだきます。
いきなり完璧でなくても、会話の中でこのポイントを
意識するだけで人とのコミュニケーションは驚くほど
改善します。
2.感謝の言葉を伝える
また、好かれる人の共通点として、
相手に感謝の気持ちが伝えられるということが
挙げられます。
せっかく良いことをしても、感謝されないと
嫌な気持ちになるもの。
また、自分では伝えているつもりや感謝の気持ちを
持っていてもそれが相手に伝わらなければ意味がありません。
しっかりと感謝の気持ちを伝えることが大切です。
特に新しい環境では、細々したことでも周りの人から教えられたり、
お世話になったりすることが多くあります。
しっかりと相手への感謝の気持ちを言葉と態度で伝えましょう。
照れ臭かったり、当たり前と思っていたりすると
なかなか言葉と態度で感謝を表すことができないこともあります。
でも、思い出してください。
自分では、何気ないことや当たり前に思っていることでも、
相手から「ありがとうございます」と言われると
嬉しくなりませんか?
些細なことでも感謝は伝える方が、相手との関係性を
良好にすることができるのです。
3.相手を褒める
特に日本人は、自分の思っていることを言葉で伝えない民族と
言われます。
「以心伝心」「察する文化」だからこそ、あえて言葉や態度で
相手に伝えることが照れくさかったり、かっこ悪いと
捉えられているところもあるかもしれません。
でも、これだけ生活スタイルも欧米化され、
様々な国や人種の人たちと関わることが増えた、
現代では、相手に言わなければ伝わらなくなってきています。
だから、自分の考えを言葉で伝える技術も必要なのです。
人とのコミュニケーションや関係性、
好かれるという観点から見ると、
相手を「褒める」ことはとても重要です。
人は、自分を認めてくれる人間に対して、
好意を抱きます。
相手に好意を抱いてもらうためにも、
相手を褒めるということは、重要です。
ただし、あまりにもあからさまな褒め方や
思ってもいないことを嘘をついて
褒めることではありません。
ちゃんと良いところを見つけ褒めるのです。
どんなに小さなことでも良いので、
相手の良いところを見つけ、それを褒めてあげましょう。
それが相手の自信にもつながり、
相手からの好意にもつながります。
笑顔を忘れない
相手と話をしている時や挨拶をする時など、
人とコミュニケーションをとっている時、
ムスッとしている人よりも、笑顔でいる人の方が
好感が持てます。
話を聴いている時も
感謝を伝える時も
相手を褒める時も
共通して言えることは、
「笑顔」
です。
カウンセラーもトレーニングの中で笑顔のトレーニングを
する時があります。
クライアントが安心して話ができるように、
笑顔でお出迎えすることもとても大事なこと
なのです。
同じ言葉でも表情一つで相手への印象が変わるからこそ、
あなたの素敵な笑顔も練習してみてくださいね。
新しい環境では、緊張からかいつも通りの笑顔で
いられないこともあるかもしれません。
だからこそ、意識的に素敵な笑顔を心がけて関わっていきましょう!