スポーツにおけるトラウマとの向き合い方

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スポーツの試合での過去の大きな失敗がトラウマとなって、思うように力を発揮できなくなっている選手もいます。試合で頑張ろうと思えば思うほど、過去の嫌な思い出が思いだされて力を出せずに、成績が落ちてしまうのです。不安な気持ちに包まれたままになっていると、格下相手でもあっさりと負けてしまうような結果になってしまうのです。スポーツではトラウマとどのように向きあっていくかが大切なのです。

過去の結果に囚われているときに振り替えるべきこと

たとえば大事な大きな試合でボロボロに負けてしまった場合、嫌な思いだけが心の中に残ります。今度こそ負けないように力を出しつくすぞ!と思える選手はいいのですが、ボロボロに負けてしまったことがトラウマとして残る選手もいます。この場合、同じ舞台での試合が近づいてくると、試合には出たくないと逃げ出したい気持ちになってくるのです。過去のマイナスな結果をいつまでも引きずっているのは、何か原因があるはずですから、まずはトラウマを取り除くためにもその元となっている具体的な原因を追及していくことが大切なのです。

具体的な原因を追及していくためには一人で分析して考えていこうとしてもなかなか難しいでしょう。過去のトラウマと向きあうためにネガティブな感情を思い出さなくてはならないので、どんどん気持ちが滅入ってきますから、真正面から向き合うことが厳しい人もいるのではないでしょうか。一人ではなく、トレーナーのサポートを受けながら進めていくことを勧めします。一人で行う場合には、ノートに自分の感情を細やかなに書きだしていき、客観的に分析をしていくことが必要になってきます。客観的に観察することで、過去の何が嫌でトラウマの元になっているのかが分かってくるでしょう。

不安になってしまう原因の探り方

自己分析を行いトラウマの原因をどんどん追及していくと、その元となっている嫌な感情は何が原因で出ているのかが具体的に分かってきます。

たとえば試合に出るのが嫌で仕方がない、と訴える選手がいました。その選手は以前に試合でボロ負けしたことがトラウマとなっているだけでなく、試合中に倒れたことが嫌な感情の元になっていることだったのです。けいれんをして倒れたことで監督に酷く非難されたことがトラウマとなって、また倒れるのではないかとネガティブな感情に取りつかれて試合に出たくないと言う気持ちが表れていたのです。

過去に経験した悪いことが試合のことを考えると浮かび上がってくるので、「また倒れたらどうしよう」「けいれんを起こしたらどうしよう」という不安な気持ちに包まれてしまうのです。

自分がまけないイメージトレーニングを行おう

人は不安な気持ちを考えてばかりいると、現実でも同じことが起きてしまうものです。先ほどの選手のように、「また試合中に倒れるかもしれない」「またけいれんを起こすかもしれない」と考えれば考えるほど、心と体がリンクして現実に起こってしまうのです。

過去の嫌な体験がトラウマとなって大きな不安となっているのであればそれを取り除かなければなりません。過去の嫌な体験があるから、また同じことが起きてしまうという不安がある限り、体にその思いがリンクしてしまいます。まずは考え方を変えることから始めましょう。過去の嫌な経験によって不安が生まれたと言う思いこみを書きかえるのです。気持ちに不安が出始めたとしてもその不安を軽減するように気持ちを持っていくのです。

そうすることで、もしまた同じような不安な気持ちになって体に異変が起こりそうになっても、なんとか食い止めて防ぐことができるでしょう。不安な気持ちがどんどん薄れて行けば、トラウマからも脱却することができるのです。トラウマから脱却することができれば不安な気持ちに包まれることが無くなるので、大事な試合でも思いっきり自分の力を発揮することができるようになるはずです。

過去の嫌な体験や不安な感情は自分自身で作り上げているのです。嫌な過去の体験は自分の中でさらにネガティブな物に作り上げられているので、ネガティブな気持ちに支配されたままになっていると、トラウマから逃れることが出来なくなってしまうでしょう。トラウマから抜け出すためにはまずはその不安の元になっている下人と直接向き合うことが必要なのです。そのためには、何が原因で嫌な感情に包まれているのかを一つ一つ具体的に考え、その原因を探っていくことが必要になってきます。自分の思い込みによってネガティブな考えが作り上げられていることが分かれば、その嫌な気持ちに支配されることもなくなっていくのです。まずはトラウマとなっている本質を探ることが必要なのです。メンタルを支配している嫌な感情の本質を見抜くことができれば、嫌だと感じる試合でもマイナスな感情に支配されることなく自分の力をすべて出し切って良い結果を出すことができるでしょう。



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