スポーツにおいてスランプに陥ってしまう原因とは


どんなに一生懸命厳しい練習に耐え、経験を積んでいても急に不調になることがあります。今までは上手くやれていたことであっても、急にやることがすべて裏目に出たりするのです。それがスタンプです。スランプに陥ると早く脱出したいと思うのですが、焦れば焦るほど抜け出せませんし、スランプから抜け出すにはなかなか難しい場合もあるのです。

超一流のアスリートでもスランプに陥るのですが、彼らはスランプから一早く抜け出す方法を身につけています。スランプから抜け出すにはやり方一つなのです。

長期的なスランプに陥る理由とは

スランプの理由は人によって様々ですが大きく2つにわけられます。一つが、具体的な目標が無くただひらすらきつい練習ばかりしているがモチベーションな上がらない場合や目標が大きすぎてメンタルが付いていかず練習に身が入らない場合があります。あまりに大きすぎる目標であったり、具体的な目標が無い場合には、練習が本当に自分に合っているのか不安になりますし、きつい練習が自分のためになっているのかと悩んでしまいます。

真面目に練習に取り組もうと思ってもモチベーションが上がらなければ、練習にも身が入りません。今一度目標を見直すことが必要となってくるでしょう。今の自分の身の丈に合った目標に設定し直すことで、ヤル気もモチベーションも上げることができるので、スランプからも抜け出すきっかけになるでしょう。

もう一つのスランプになる理由は、モチベーションも十分あり練習内容も目標設定に対して適切な物になっているのに自己分析が出来ていないために結果が付いてこない場合です。まずは自分を客観してみることが必要になってくるでしょう。自分のことは自分が一番分かっているようでも、分かっていないものです。超一流の選手であっても自分を客観視することはなかなか難しいことなのです。では自分を客観視するためにはどうすればいいのでしょうか?

困難を「壁」と決めつけないで向かっていこう!まずはノートに書きだそう!

スポーツでスランプという困難な壁にぶつかると、もう無理だとあきらめてしまう人もいますが、諦める前にまずは立ち止まって客観的に見てみましょう。自分のことはなかなか客観視できないものです。まずはノートに書きだすのです。書きだした内容を客観的に見ることができればスランプからも抜け出すきっかけとなるでしょう。

スランプに陥った時だけでなく、良い時も悪い時もノートにその時の状況を書き記すことをおススメします。悪い時ばかりの状況を書いてもスランプの原因が見つからない場合がありますが、良い時の状況も把握できていれば、悪い時と見比べることでいち早くスランプの原因がどこにあるのかをすぐに見つけ出すことができるのです。

ノートにはその日の練習メニューや自分の気持ちなどを書き記しておきましょう。毎日ノートに書くことで自分の行ってきたことがよくわかりますし、スポーツの上達度や進歩を理解することもできるのです。ノートを普段から付けることで常に自分を客観視するきっかけづくりになります。これは一流のアスリートほど行っていることなのです。たとえば、一流のバッターなどは自分の良い時のバッティングフォームと悪い時のバッティングフォームを何度も繰り返し見て研究し、どこが悪いのかを追及しているのです。練習や試合後に内容をフィードバックすることで、改善点を見つけ出すことができるのです。自分の今の状態を客観視出来れば、人の意見にも素直に耳を傾けることができますし、自分に足りないものを把握することができるので、技術力のアップにもつながるでしょう。

結果が出ないときにはやり方を考え直そう

ただひたすらに真面目に練習に取り組んでいるから結果が出るだろうと思っている人が多いです。結果が出ない時ほど真面目にすればそのうち結果が付いてくるだろうと思っている人が多いのですが、真面目にすることと結果が伴うことはイコールではありません。もちろん真面目に練習に取り組むのは非常に良いことですが、結果が伴わないのは、根本的に練習のやり方が間違っているのです。真面目にやっているのに、結果が伴わないのであれば練習方法を改善しましょう。継続的に真面目に練習に取り組んでいるのに結果が出ないと、モチベーションもどんどん低下してしまいます。そうなる前に結果が出るやり方に変えて真面目に取り組みましょう。やり方を変えるだけで素晴らしい結果が付いてくるはずです。

練習内容や自分の気持ちなど小さなことでもいいので、ノートに日々の練習で培った技術力などの内容を書きましょう。自分を客観的に見ることができるので、スランプに陥った時にもなぜこのような状況に陥ったのか、理由を探ることができます。また日々の練習内容などを書き留めておくことで効率よく技術を身につけることができます。スポーツの上達度の向上にも繋がるでしょう。



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