スポーツで良い結果を残すためには、練習に対してどのような気持ちを持って挑むかがカギなのです。つらい練習に対して悪いメンタルを持ったままでは結果は伴ってこないでしょう。また与えられた練習をただ仲間と一緒に行っているだけでは、ちっとも力にはなりません。良いメンタルを持って練習の質を上げていけば実力が上がり結果が伴ってくるのです。
つらい練習を楽しくするための思考法
つらい練習をつらいと思っていては練習に身が入りませんし、結果も付いてこないでしょう。つらい練習をすればするほど、「力になっていっている」と考えるようにしましょう。苦しければ苦しい練習をするほど、これだけの練習をしているので体が強くなっている、技術力が上がってきていると感じるようにしましょう。
一流のアスリートはつらい練習をするときにマイナスなメンタルが出そうになってもプラスなメンタルに持っていっているのです。例えば、つらい練習によって筋肉痛が起きれば、これだけ筋肉を使ったのだから強くなれるはずだと思うのです。
つらい練習は出来るならやりたくないと思うでしょうが、つらい練習はすればするほどメンタルに変化が出てきます。積極的に取り組みましょう。これほど苦しくつらい思いをして練習をしてきたという土台が人のメンタルを強化するので、結果的に自分に対しての自信につながっていくのです。実際の試合本番になった時、シーズン本番になった時も苦しくつらい練習をして体を鍛えてきたという思いがあるので自信を持って挑めるのです。
目指す先を明確にして練習を楽しく
体の土台づくりやスタミナづくりをするための練習は地味ですし、つらいばかりで楽しいとは感じられないことが多いでしょう。しかし、この体作りこそが大切なカギを握っているのです。
スポーツのシーズンに入ったら体作りをしている暇はありません。シーズンオフの時間がある冬季の間でないと、しっかり時間をかけて体作りをすることはできません。この時に何も考えず、ただ与えられた練習をしているだけでは少しも自分のためにはならないですし、退屈を感じるだけなので体作りも中途半端になってしまうでしょう。
シーズンに入ってから結果を残したいという強い気持ちがあれば、体作りやスタミナづくりの地味な練習も楽しいと思えるのではないでしょうか。このような練習をすれば自分の体にはどのような成果となって現れるのか、など考えながら練習をすれば退屈で地味な練習とは感じなくなりますし、しっかりと身を入れて練習をこなしていけるでしょう。
目指す先に合わせて練習の質を高めよう!
練習に質を高めるためには目標をしっかりと掲げておきましょう。しっかりと目標を掲げてその目標に見合う練習を決めるのです。やると決めた練習は必ずやりきるのです。苦しくても途中であきらめては意味がありません。目標をクリアするために決めた練習を苦しくてもやり続けやり抜くことで、さらなる自信が生まれますし練習の質も向上するでしょう。
たとえば「腹筋を1000回する」「10キロ走る」など目指す先に焦点を当てた練習を具体的に掲げて、それを途中であきらめることなく毎日継続して行いましょう。つらい時もあるでしょうが、目標をクリアしたいと言う強気気持ちがあれば頑張れるのではないでしょうか。
ただ、決められた練習をだらだらと時間をかけて意味もなくすることは止めましょう。これでは絶対に力にはなりません。何のために練習をしているのか、この練習は何を意味しているのか、体のどの部分に効いているのかなど、きちんと把握していることが重要なものです。
具体的な目標を設定しよう
地道な練習やつらい練習に対してモチベーションを上げて練習をしていくためにも、しっかりと目標を設定していることが大切なのです。このレベルに達するためにはどうすればいいのか、どのような練習をして行けばいいのかを具体的に設定するのです。リアルに想像できるものであれば、練習にも気合いが入ります。
つらい気持ちを積み重ねた練習を行えば行うほど、自信につながります。結果を残していきたいと強く願うのであれば、練習の質を高め、心も体も強くしていきましょう。つらい練習をやりきったという行為はさらなるメンタルを強くすることができるので、素晴らしい結果に結び付きやすくなるのです。また、ただつらい練習と思うのではなく、つらい練習は自分を強くする糧になるものだという思考回路にすることで、練習がただつらい物だけではなく、自分を強くするうれしい物だととらえるようにしてマイナスな気持ちをプラスに転換するようにしていきましょう。すべて素晴らしい結果を残すために必要なことなのです。
具体的に目標を設定して練習を行えば、その練習をすることに重要な意味合いを感じることができるので、練習の質も上がりますし、練習に対してのヤル気も違ってくるでしょう。