出来る人ほど、要注意!部下の指導するときのポイント

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誰かに何かを教える、指導する、ということは難しいものです。上司としてリーダーとしてチームをまとめる立場においては、チームメイトの士気を高め、チームワークを整えていかなければなりません。部下が指導をする際に注意したいポイントについて見ていきましょう。

力がある人こそ、努力を隠し、人にやさしくしよう

スキルや才能がある人が人の上に立ち、指導をすることは多いです。指導者となれば、責任を持ち、チームとして成果を上げるために努力を惜しまないでしょう。自分にはそれだけの技量があり、力があるということも理解しているでしょう。そういった人は自分に厳しい人も多いです。そして努力の結果、成功するという人も多いです。そのため、それを他人に押し付けてしまうことも少なくありません。自分だけではなく、他人にも厳しくなってしまうのです。

自分ができる人、というのは他人ができないと「なぜこんなこともできないのか?」腹立たしく感じてしまうことがあります。それを厳しい言葉で叱ってしまうと、叱られた方は「自分はできない人間だ」と思い込み、委縮してしまい、モチベーションも下がってしまいます。指導者よりも優れている人、厳しい人、というのは少ないでしょうから、部下はみんな「自分たちは劣っている人間」と思ってしまいます。そうなると、チーム内の士気は下がり、結果チーム力も衰えてしまいます。

力があればあるほど、他人にはやさしくすることが大事です。厳しさも必要ですが、厳しいばかりでは、部下はついてきてくれない、ということを忘れないようにしましょう。

チームに決めさせ、実行させるサポートに集中しよう

子どもが母親から「勉強しなさい!」と言われてもやる気が起きないように、社会人になっても上司から「これをしなさい」「こうしなさい」と言われてもやる気が起きないものです。それはやらされている、という感覚が生まれてしまい、自分の仕事と思えないため、モチベーションが上がらないのです。大事なのは、やらせるのではなく、自分から動くのを待つことです。

もちろん、待っているだけでは前進しないこともあるでしょう。その際には、ちょっとしたサポートをしてあげましょう。企画案が浮かばない、具体策が浮かばない、何をしていいか分からない、などといった悩みに対して、「こういった案もありますが、こういった案はどうですか?」「あなたはどう思いますか?」と問いかけてあげるのです。答えを自分がいうのではなく、部下に言わせるのです。そうすることで、自分が考えたこと、自分から行動すること、という意識が生まれますので、仕事にもやりがいが出てくるでしょう。あくまでも指示するのではなく、本人の意思で動いているという意識を持たせることが重要です。自ら考え、行動することで仕事への意欲も増し、仕事を充実感を持ってこなしていくようになります。自分で決めて自分でやっていることは、責任を持って行いますので、一生懸命がんばります。あきらめることもしません。同じことでも、他人から言われて行うのと、自分から率先して行うのとでは、意識が違うのです。それが結果チームの成長につながっていくのです。

全てを求めず、良いところを伸ばすようサポートしよう

部下には能力を発揮してどんどん仕事をしていく人もいれば、自分の役割も理解できない、言われた仕事も時間がかかる、など仕事ができない部類の部下もいます。指導者として大切なのは、すべてがチームメイトであるということです。できる人間ががんばればそれでいい、と思ってしまうと、もしできる人間がいなくなったとき、そのチームは崩壊してしまいます。また、仕事をしている人だけに負担がかかるのはよくありません。そのため、それ以上の成果が期待できない、ということになるのです。そうならないために、チームとしてもっと成果を上げるためには、さまざまな部下の長所を伸ばしてあげることが、指導者としての役目です。

仕事ができる人に対しては、その成果を認めてあげるだけで、モチベーションをもって仕事ができるでしょう。一方で、仕事ができないと思っている人は、自分に自信がなく、積極的にもなれません。そのため仕事が回ってこない、努力するチャンスさえもない、という状態にあることも。指導者としてはなぜ仕事ができないのか、という点を理解したうえで、長所を見つけるようにしましょう。その人に合った仕事が必ずあるはずです。そして、できたら認めてあげましょう。認められることで、自信を持つことができます。今までよりも積極的に仕事ができるようになるでしょう。仕事をこなしていくうちに、上達することもたくさんあるはずです。

チームメイト一人ひとりの個性や得意なこと、不得手なことを把握し、それをうまく補い合うのがチームです。できる人材ばかりが必要なわけではありません。さまざまな個性を生かすことで、チームの力がついていくのではないでしょうか?




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