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- 指導者に求められる3つクオリティ
梅雨の時期を迎え、間もなく夏本番を迎えようとしています。
様々なスポーツも本格化し、なんといってもオリンピックが
もう間もなくと迫っています!
そんな時期だからこそ、様々なスポーツの指導者の方々も
指導に熱の入る時期でもあります。
今回は、指導者に求められる3つにクオリティを紹介します。
1.具体的な行動に結びつける
ついつい熱くなると気持ちや根性論に走りがちです。
根性論が悪いわけではないのですが、気持ちや根性論に走っている時は、
想いが先走り、具体的な行動に結びついていないこと。
ただし、想いだけでは成功や上達、結果に結びつかないケースがよくあります。
その湧き上がってくる熱い想いを形にするために、
「何をするか?」という具体的に行動を考えさせるかかわりをしていきましょう。
「とにかく頑張る」ではなく、「何をするか」を考える習慣を作り上げましょう。
2.ほめて伸ばす
叱って伸びる選手は、ほめたらもっと伸びます。
ほめるというと出来ていない事まで、おだてることと勘違いしている人もおられますが、
そうではなく、出来た事やチャレンジした行動をほめましょう。
出来たことと出来なかったことをちゃんと切り分け、
出来たことはほめて、出来なかったことは、次どうすればできるようになるのか?
という事を振り返っていくことが必要です。
叱って伸びる選手は、いつまでも叱ってくれる人を求めます。
褒められて伸びる選手は、自分から考え上達していこうという意欲が生まれます。
自主的に考える選手を育てるためにもほめて伸ばすことは非常に重要です。
3.可能性を信じ切る
あなたは、選手の可能性を信じ切れていますか?
メンタルトレーナーは、選手が目標に掲げているゴールに到達出来ることを
選手以上に信じ切ります。
周りからどう思われても、選手がめざす目標をメンタルトレーナー自身が信じることは大事です。
時に選手自身も迷うことが出てくることがあるかもしれません。
でも、そんな時でも「この人はできる人だ!」とメンタルトレーナー自身が
思えることが必要です。
「今できているか?」ではなく、夢や目標を達成できる人としてこちらが接することが重要です。
人は、扱われ方によって変わります。
出来る人として、相手の可能性を信じていきましょう。
相手への想いを表現すること。
相手の可能性を信じ、行動を明確にしていくこと。
そして承認することが、相手の可能性を引き出します。
また、つい照れ臭く思っていることを表現しないことも
多いかもしれませんが、ちゃんと表現して差し上げましょう。
表現しなければ伝わらないこともあります。
相手にちゃんと受け取ってもらって初めて想いは伝わります。
言わなくても、伝わる部分もありますが、伝える努力をぜひ行ってみて下さいね!