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緊張とプレッシャーの違い
毎日熱戦が繰り広げられていますね。
今回のワールドカップでは
ランキングの低いチームが
ランキングの高いチームに勝ったり
善戦をやってのける。
そんな試合が私達をワクワクさせてくれています。
何で今回はこんなにも下馬評を覆す
試合になっているのか。
強いチームは、強いチームでとても大きなプレッシャーがかかるのは
容易にイメージがつきますよね。
周りからは勝って当たり前
活躍して当たり前と思われている。
だからこそ逆に負けると、
もし決定的チャンスでミスすると
大ブーイング。
そんなプレッシャーを背負って戦う選手たちのメンタルは
一体どんなメンタルなのか。
どうやってプレッシャーを跳ねのけ
緊張をコントロールしているのか。
みなさんも大事な場面で
自分が持っている力を発揮したいと
思ったことはありませんか?
その時に大事なことは
緊張とプレッシャーの違いを理解することです。
皆さんは緊張とプレッシャーの違いって
どんなところだと思いますか?
緊張とプレッシャーにはそれぞれのアプローチが必要
緊張は心臓がドキドキしたり
身体が固くなったり
顔が赤くなったり
手汗をかいたり
指先が冷たくなったりする
「緊張反応」のこと。
それに対して
プレッシャーとは「思考」のこと。
自分たちは勝って当たり前だから
絶対に負けられない
このチャンスは絶対にミスできない
そうした思考が私達に緊張反応を生みます。
普段の練習でのPKだと
外してもまだ次がある
これは練習だからという
思考だとプレッシャーにはならず
普段どおりの身体のパフォーマンスを
発揮できます。
ところが大きな大会で絶対に外せない状況だと
やるべき行動は変わらないのに
(ボールを狙ったコースに蹴るという行動)
力が入りすぎたり、硬くなったりする。
つまりプレッシャーと緊張は別々のものなので
それぞれにアプローチがあります。
緊張反応には身体からのアプローチ
プレッシャーには思考に対するアプローチ。
次回は緊張とプレッシャーそれぞれに対する
アプローチをお伝えします。
お楽しみください。
アイディアヒューマンサポートサービス
プロフェッショナル心理カウンセラー
メンタルトレーナー
田中誠忠