プロカウンセラー的、話を聴く3つのスキル

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プロカウンセラー的、話を聴く3つのスキル

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新しい年や新しい生活がスタートすると、
さまざまな人たちと関わる機会が増えます。

関わる人の数が増えればそれだけ、
コミュニケーションも増えます。
コミュニケーションの量が増えれば増えるほど、
重要になってくるのが、「話を聴く技術」。

話を聞くことは、誰もが行なっていることですが、
話を聴くプロである心理カウンセラーは、
「聞く」のではなく、「聴く」ことをしています。

ただ、言葉を聞くのではなく、
相手の心の声に耳を傾けて聴くことが、
心理カウンセラーの話の聴き方です。

その話の聴き方のスキルにもポイントがあります。
このポイントを身に付ければ、今まで以上の聴き上手に
なっていくことが出来ます。

聴き上手はコミュニケーション上手。

人間性に頼らない話の聴き方のスキルを
ぜひ身に付けてくださいね。

1.優しい笑顔で話を聴く

まずは、優しく柔和な笑顔で話を聴きましょう。

当たり前のように感じる人もいるかもしれませんが、
慣れていないと実は、笑顔で居続けることは、
とても大変なことなのです。

顔の筋肉、表情筋は、使い慣れていない表情を作ることは
とても苦手です。

また同じ表情をキープすることもとても大変です。
顔の筋肉がピクピクしてしまうこと、ありますよね。

これは、慣れていない表情をすると筋肉も動き方が
分からなかったりすぐに疲れてしまいます。

ぜひ試しに、鏡の前で笑顔の表情を1分間キープしてみてください。
途中で苦しくなってくる人もいるかと思います。

それだけ笑顔で居続けることは意識してトレーニングしていないと
難しいことなのです。

つまり、最初は笑顔でも会話中に気付かぬうちに
真顔に変わっているということが起こっているのです。

でもこれは筋トレと一緒です。

ぜひ、毎日、お風呂の中でも、朝歯を磨く時でも、
メイクをするときでも笑顔をキープする練習をしてみてください。

慣れれば、会話中笑顔をキープすることができるようになります。

2.途中で話を要約する

相手とお話をしてお互いに良いコミュニケーションが
取れたと思っていても、後日話が食い違うことって
良くありますよね。

これは、お互いの認識が食い違っているから。

話した内容は一緒なのにお互いの認識が食い違うのは、
お互いの会話に対しての解釈の違いがおきているからです。

この食い違いはお互いの信頼関係を壊したり、
不信感を生むキッカケとなります。

それを食い止めるための方法としての有効な手段は、
途中で話を要約することです。

途中でここまで話をまとめ、相手に確認する。
これを会話の間に入れていきながら話を進めれば、
お互いの認識を確認しながら話を進めていくことが出来ます。

お互いの認識を確認しながら話を進めるので、会話が終わったときには
お互いの方向性が一致した形で終了することが出来ます。

3.相手を認める承認の言葉がけをする

また、ビジネスやプライベートでの会話の際に重要なことは、
相手を認める「承認の言葉」を伝えること。

ただ、相手をおだてるのではなく、相手のパーソナリティを
認める言葉を伝えることが重要です。

「○○が出来ましたね!」だけではなく、
「それに取り組むあなたの姿勢が素晴らしい!」や
「それに気づくあなたのやさしさが素敵。」など、
表面的な事象ではなく、その事象に至った内面的なその人の良さを
認めること承認の言葉を伝えましょう。

スキルは繰り返しのトレーニングで身に付く!

上記でお伝えしたことは、すぐに全てできるとは限りません。
でも繰り返し取り組んでいくことでだんだんと自分自身に
身に付いていくものです。

まず取り入れていけるところからぜひ取り入れてください。

コミュニケーションで多くの問題は解決できます。
相手とのコミュニケーションを円滑に進めていくためにも、
まずできるところから変えていく。

変えることでこれまでのコミュニケーションとの結果も変わっていくはずです。

そして一つできるようになれば、次の課題へ。

その積み重ねが、あなたをコミュニケーションの上級者にしてくれるはずです。


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