落ち込んだ気持ちを切り替える方法

落ち込んだ気持ちを切り替える方法

どうしてあんな負け方をしてしまったんだろう・・・
と、アスリートの中にもいつまでも
落ち込んだ気持ちを切り替えられずにいる
選手がいます。

アスリートだけでなくビジネスマンでも、
何であんなミスをしてしまったんだろう・・・
となかなか落ち込んだ気持ちから
立ち直れない方もいます。

次の試合が迫っていたり、
次に仕事が続いている場合には、
どこかで気持ちを切り替えていかなければ
なりません。

よく、「気持ちはなかなか切り替えられないもの」
だといいます。

でもそれは錯覚です。

今回は落ち込んだ気持ちを切り替える方法を
お伝えします。

1.「切り替えられない」には理由がある

試合に負けたい選手も、仕事でミスをしたい
ビジネスパーソンもいないはず。
それでも、次の試合や仕事に気持ちを
切り替えられないのは、
【切り替えたくない】だけです。

「気持ちを切り替えない」
「気分が落ち込んだまま」
であるほうがいい理由が自分の中に必ずあります。

「試合に負けた理由にできる」
「まわりが優しくしてくれる」
認めたくないでしょうが、心の奥底に
そのような気持ちが潜んでいます。
心理学ではこれを「疾病利得」といいますが、
落ち込んでいると得することが何かあるのです。

2.人に良いところを言ってもらう

気持ちを切り替え、落ち込みをなくすのは簡単です。

友人にランチでもご馳走しながら、
あなたのいいところを10個ぐらい
挙げてもらって、ほめてもらいましょう。

そして気分を上げて、自分の素晴らしさを
再認識しましょう。
自分一人ではなく友人に言ってもらうことが
ポイントです。

他人の客観的な視点からほめられることで、
自分の存在価値を見つめ直すことができ、
自分を信じられるようになるのです。

疾病利得はそのままにしておくと
集中力が切れ、様々なミス等を誘発します。

疾病利得から来る気持ちの落ち込みなどは、
子どもの頃のトラウマなどから来ているケースも多く、
一人で解決するには難しいケースもあります。

その場合には、カウンセリングを受けるなどの
対処も必要でしょう。

また、自己分析が足りていないケースでも
起こりやすい状態になります。

自己理解や自己分析を深めていくためにも
心理学やカウンセリングなどを勉強したり
身につけていく事で自分の気持ちも
コントロールしていく事が可能になります。

自己のメンタル強化にもセルフケアにも
カウンセリングやメンタルトレーニングを
学ぶことはとても有効です。

自分のパフォーマンスアップのためにも
ぜひカウンセリングやメンタルトレーニングを
身につけてみて下さい。