リーダーは空気を正しく使う!ストロークの応用方法とは!

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「空気を読む」は両刃の剣


はっきりと口に出されなくても
雰囲気や流れを読み取って
その場を乱さないようにふるまうことを
「空気を読む」と言います。

特に日本の社会においては
重要視される社会的なスキルのひとつ。
忖度する、などという
耳慣れない言葉がニュースに流れて
すっかりとメジャーな言葉になりましたが
こういう人間関係のスキルとしては
重要なものの一つでしょう。

その場の雰囲気や、
それまでの会話や物事の流れを見て
「その場と自分の立場からふさわしいようにふるまう」という
この難しいスキル。
これは、チームとして一体感を持って
目標に進んでいくときに
大きな役割を果たしてくれる一方で
マイナスの役割を果たしてしまうことも
少なくないのです。

空気を読む力は「マイナス」に反応しやすい

日本の社会においては
「事を荒立てない」
「波風立てない」ことが
重要視されます。
その上でも、空気を読むことは
非常に大事なスキルですが
それだけに「マイナスの空気」に
敏感になります。

「マイナスの空気」を感じると
すぐにそれを何とかしたくなったり
あるいはマイナスの空気に委縮したり
ネガティブに流されたり
しがちです。

そう、仕事に集中するよりも
私たちは「空気」に気を取られてしまいがち。
そして、マイナスの空気があれば
そこに心理的な危険を感じて
目の前のやるべき仕事に
集中できない状態を創り出してしまっていることと
同じ意味を持ってしまうのです。

リーダーが空気感を選ぶ

チームも生き物。
調子のいい時もあれば、
そうじゃない時もあります。
ポジティブな空気感でいっぱいの時もあれば
マイナスの空気が流れてしまうことも
あるでしょう。

だからこそ、
リーダーは職場の空気のイニシアチブを
しっかり持つことが大事。
人を委縮させたり、集中力を妨げる空気になったら
それをポジティブな方向に
あるいはニュートラルな空気感に
意図的に戻すことが大事なのです。

明るくわいわいやりましょうということではありません。
仕事の効率を妨げる空気感は
何の役にも立たないだけではなく
生産率を下げてしまうぐらいの
影響力を与えてしまうということなのです。

空気を変えるのは「ストローク」

ストロークとは「心理的メッセージ」のこと。
言語・非言語両方を含んだ
メッセージのことを言います。
例えば、人に笑いかける、
話しかけるなど
自分から発信するもので
リーダーは、「発信」を積極的に行ない
場の空気をコントロールする必要があります。

ネガティブな空気があれば
それをニュートラルに戻す。
これは、言葉だけではありません。
表情、声のトーン、しぐさ等
むしろ言葉以外の方法のほうが
周囲に与える影響は強いもの。

例えば、頑張りすぎで
張り詰めた空気感を
「ちょっと力抜こうか」
「おいおい、すごい顔になっているよ」
など、ちょっと力を抜いたり
ほっとした笑顔がでてくるような
一言を
穏やかに言ってみる
ちょっとおどけて言ってみる
など、バージョンを考えながら
声をかけてみるだけで
空気が変わっていくものなのです。

ストロークはコミュニケーション技術の一つ

ストロークを意図的に使っていくことが
できるようになると
職場関連はもちろんのこと
自分のコミュニケーションが変化していきます。

より効果的に
自分の意図や考えを伝えていくことができ
人とひととのかかわりの中で
主導権を握っていくことにも関わります。

ぜひ、ストロークトレーニングを
受けてみてください!
それは自分のリーダー力を
アップさせることにダイレクトにつながることと思います。


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