エンターテイメント研究会 ~しゃにむにGO~

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『テニスとメンタルってことで、このマンガがすごいのです』from しゃにむにGO

こんにちは。
主任研究員の織田と申します。

企業研修の講師や個人カウンセリングやメンタルトレーニング、グループカウンセリングなどいろんなことをしています。

で、心理カウンセラーのお仕事は大好きなお仕事なんですがそれと同じくらいかもっと好きなことがありまして
マンガとか
小説とか

とにかく「読む」ことが大好きです。で、このような場をいただき研究員として、自分の大好きな漫画を心理分析する!ということを始めることにしました。

どれだけ興味を持っていただけるか・・・わかりませんが読んでいただく皆様にも楽しんでいただければと思っています。
そして、さらにマニアックな道に進みたい方はぜひご一緒に漫画心理分析いたしましょう!

では「しゃにむにGO!」
ふとしたことでテニスを始めた主人公がテニスを通して成長していく物語。

少女漫画領域ですが、結構本格的にスポーツジャンル。
ただ、この作品を書いておられる羅川真里茂先生はとても丁寧な心理描写が定評の方でここではスポーツに頑張る人が出会う大概の「メンタルの困難」がよく描かれています。

ふとしたことで陸上をやっていた主人公がテニスに出会い、テニスを通して成長する物語
…なんて書くと、いわゆる定番のスポ魂ものの漫画のようですが確かに、すごい才能ぞろいがこれでもかって出てくるのは漫画なんですけれどそこに流れるテーマはどれも「メンタルトレーニング」の重要なテーマばかり。

テニス

例えば、「テニスってメンタルだなあ…」とつくづく思うのは副主人公のエピソード。


有名な世界トップクラスのテニスプレーヤーを母に持ち子どものころからテニスになじみ、
小学校時代は天才って呼ばれて、常に上位にいるんだけれどいつしか「天才」は影をひそめ、
試合になるとプレッシャーに苦しみ、集中できなくて変な負け方をしてしまう。

技術は一流で負ける理由がないはずなのになぜか試合になると精彩を欠くんですね。

勝てなくて、集中できなくてでもテニスを捨てられない。
過去、ジュニアのトップと張り合っているぐらいの実力を持っているから余計に「勝てない」がつらいんですよね。

それと対極にいるように、主人公はテニスを始めたばかりだから、まだテニスの怖さも知らなくてとにかくがむしゃらに突進していく。ここら辺が漫画なんだけれど、かなりな潜在能力を秘めていて始めたばかりなのに目が離せないようなダイナミックな試合を(不器用ながらも)展開していく。

この漫画の前半部分は、この「まだ素人みたいなものなのにすごい強いぞ?」というところが面白くて物語にぐいぐい引き込まれるんだけれど私が注目したのは、ぐんぐんと伸びる主人公を見つめる副主人公のまなざしです(この辺が丁寧に描かれているのがいいんですよね~)

きっとこれは、副主人公にしたら眩しくて目障りで、でも目が離せなくて追いつかれていく恐怖と焦りとでも、やっぱりテニスをやめられない自分との葛藤。
最初は、圧倒的に力も技術も上だから余裕な感じで「見守って教える」側にいるんだけれど
だんだん迫ってくる主人公に愛憎まだらな感情を抱き、それがまたテニスのプレイに出てしまう・・・。

プレッシャーとの闘いというのは単純なものではなくて、例えばそれは、何かを極めようと思ったら誰にでも出会うことなのかもしれない、と思います。

できるはずなのに、やれるはずなのに
いつもなら気にならない音が気になる
いつもならできるはずのことができない
身体が重くて思うとおりに動かなくて
頭は真っ白で焦りと恐怖の感覚だけが
心を支配している…


この副主人公がやっとこのアリジゴクの巣みたいなプレッシャーから抜け出すのは
彼と闘うことができるだけに成長した主人公との試合でした。

それまでも時折プレッシャーから抜け出すヒントみたいなものがちりばめられているのですが
勝つ、負けるから抜け出して
目の前にいる「相手」とただ闘う…
ここに集中した時、本来の力を発揮するんですね。


心理学では「Now&Here]、今ここに集中するということで悩みから脱却するときに
よく言われるココロの持ち方なんですけれど「今ここに集中する」って一言で言っても
そんなに簡単なものじゃない。

コンプレックスを受け入れること
あるがままの自分を認めること
人ときちんと向き合うこと
意識を外に向けて、自分へのこだわりを捨てること・・・

それらが丁寧に描かれているからこそ最後の試合が読んでいる私たちにもとても感動的なのでしょう。

アスリートの強さとともに弱さとそれを乗り越える姿を丁寧に描いたアスリート物語、これがこの作品です。

特に、試合を前に集中できない、試合の途中から集中を切らしてしまう選手の描写はものすごくリアルです。それは、集中できている時との差がはっきりと出ているから。

「こういう選手にどんな風に接しますか?」っていうメンタルトレーニングの課題にしてもいいかなって思うぐらいです。
メントレを知らない頃にこれを読んでいたら同情したり、歯がゆかったりしただけだったと思うんですが今現在は、あれこれプログラムを考えながら読んでいたりする。
うーん、職業病だ。


さて、今回の作品には、他にもいろんな心理ネタが隠れているので未読の方はぜひお読みください。
既読の方は読み返してみて(いずれにしても読んでほしいのだ)トラウマとか、感情のコントロールとかミッションマネジメントとかモチベーションのあげ方とかぜひメンタルトレーニング考えつつお読みくださいね!


投稿:主任研究員 織田 貴子(上級プロフェッショナル心理カウンセラー、アイディアヒューマンサポートサービス所属)


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