アイディアのカウンセリング・メンタルトレーニング 【大阪府】

子育てもひと段落付き、そろそろ自分のやりたいことをしたいと考え始めたのですが、自分は特に何か資格があるわけではないし、何かの専門分野を勉強したこともありませんでした。
あるのはこれまでいろんな人の相談を受けていたことくらいでした。でもちゃんと心理学を勉強したわけじゃないけど、まわりからはカウンセラーに向いてるんじゃない？と言われてついその気になり資料請求してしまいました。
オンライン説明会に参加すると、何とその時に説明していただいたプロのカウンセラーも大学で心理学を勉強したわけではなかったことに驚きました。
えっ大学で心理学を勉強していなくてもカウンセラーになれるの？
驚いた私にそのカウンセラーはアイディアのカウンセラーは社会経験を活かしてカウンセラーとして活動している方が多く、大学で心理学を学んでいなくてもカウンセラーとして活動できるんですよ、と教えていただき「もしかしたら自分にもなれるかも？」と希望を感じて学び始めました。
今は基礎コースを経て、実践コースで先輩カウンセラーがグループカウンセリングをしているところにアシスタントとして同席させていただき、実際にプロのカウンセリングを学ばせていただいております。
私も早くプロのカウンセラーとして活動できるよう、実践トレーニングの真っただ中です。

心理学に興味を持ったきっかけは、職場の上司との関係にとても疲れていたことだった。非常に優秀な上司だったが、存在そのものを否定をされる言動が多く、自己否定感がつよくなり体調を崩してしまった。当時は風邪だと思っていたが、朝駅で吐き気がして会社に着くと上司の顔を見てさらに吐き気がひどくなった。その時に自分の心の救いになっていたのは、転職前の会社では上司に恵まれ認めてくれる人だったので、全員が否定してくるわけではないと思っていた。また、働くこと自体は好きだったので、やめたら負けだっと思って踏ん張った。1年間耐えたがもうだめだと思ったときに、上司のことがもっとわかれば何か変わるかもしれないと思い、心理に興味を持った。

ネットで検索して、アイディアのHPを見た時に、今すぐ使えそうな感じがした。社会人でも勉強する時間帯や受講スタイルがオープンだったので、仕事と両立しながら学べそうだと思った。

大阪校に通うと、いつも気にかけてくれる先生がいた。1年でカウンセラーになれると言われてたことも励みになった。学びを続けるうちに、自分はカウンセラーであるという意識が芽生えてきて、心理カウンセラーとしての観点で相手を見た時に、客観視ができた。また、ハラスメントセミナーでパワハラの本質は無力感であると聴いたときに、自分はパワハラを受けていたのだと気づき、上司のすべての言動が腑に落ちて、逆に気の毒に思えてきた。
学び続けているうちに、ストレスからくる体調不良だということも理解できた。講座で学んだセルフケアをしっかりすることで対処ができるようになった。

それまではとにかく怖くて委縮していたが、上司に思い切って退職の希望を伝えると、思いがけなく引き止められ、人とかかわる仕事を希望していることを伝えたころ、希望通りに営業部署に配置転換をしてもらうことができた。

入学してから1年後、自分と同じように働くことを頑張りたいけど頑張れない人たちのサポートをしたいと思い、プロフェッショナル心理カウンセラーの資格にチャレンジした。
資格を取って1年目、厚労省の自殺防止対策SNS相談の仕事に従事した。スタート地点に立てたことと、さらにスキルアップが必要だと痛感した。3年目くらいからプロとしての対応力も上がっていき、少しでもお役に立ちたい気持ちで全力でかかわり続けた。その都度スーパーバイザーの先生に相談できたので安心してチャレンジすることができた。

今の活動は自治体様のSNS相談、電話相談、家庭教師グループの訪問カウンセリングの活動と、講師の派遣会社に登録してコミュニケーションセミナーを担当している。アイディアで学んだアクティブリスニングの講座を活用して、「雑談で何を話せばわからない、という方に！無理せず楽に会話が続く雑談トーク実践セミナー」を開催している。参加の受講生からも好評でとてもやりがいを感じている。セミナーのフォローアップで、コミュニケーションスキルが身につくために3か月、個別セッションにつなげて相手に合わせて課題解決のサポートをしている。アイディアで学んだことがすべて活かされていると実感している。

今後は、今の会社と両立させながら、二足の草鞋のカウンセラー割合を増やし、箱庭やアートセラピーの技術を磨きながら、企業で働く人の心のケアに携わりたい。その方が持てる力を存分に発揮できるようにサポートしていきたい。