首里城再建チャリティセミナー

歴史の中には、人々のこころを支えたシンボルが時折登場します。首里城もその一つ。
450年という長い歴史を持つ琉球王国の政治・宗教・文化芸術の中心地であり、 小高い丘の上に立つその城は、日に夕に人が仰ぎ見る国の象徴でした。
首里城は、長い歴史の中で何度となく焼失しており、 近年、跡地に大学が建設されたことから完全に姿を消しましたが、1980年代末から復元・再建が始まり、2000年には世界遺産に登録。世界中から沖縄に訪れる人が必ず立ち寄る場所であり、沖縄独自の文化の発展が凝縮された建物が首里城。
首里城は多くの人々を勇気づけてきました。沖縄の復興と発展、沖縄が持つ素晴らしい歴史と文化の象徴として人々のこころを支えたシンボルだったのです。
同時に、どれだけ多くの人が沖縄を訪れた際に家族や大事な人と共にこの首里城をみあげ、かけがえのない思い出をつづったことでしょう。
沖縄を故郷にしない人々にとってもまた、首里城は大切で愛おしい時間を思い起こさせる大事な場所だったのです。

アイディアは、優しく豊かな自然あふれる沖縄の地で、ネイチャーセラピーツアーを開催するため年に何度となく沖縄を訪れました。
スタッフ教育の合宿も沖縄で行われ、沖縄独自の素晴らしい自然・歴史・文化の中に、人を支えるマインドを学ばせていただきました。今回の首里城火災は、私たちにとっても非常に大きな衝撃であり、また、アイディアのカウンセリングツアーで沖縄での時間を共にした多くの人々にとっても、とても大きな出来事でした。人が何かを支えにするとき、その想いを具体的な何かに写し取っていきます。
こころの癒しと人間の自由や尊厳を大切にする…その象徴がまさしく沖縄、そして、首里城だったのです。
首里城焼失は、まさしく人々にとっての大切な何かの喪失、そして、こころの痛みなのです。だからこそ、今、何か少しでもできないだろうか。
多くの人の心を癒し、沢山の豊かさを惜しげもなく与えてくれた沖縄に、こころを支えてくれていたものの為に。アイディアは、沖縄を応援します！

このたび、アイディア沖縄チャリティープログラムとして、カウンセリング・メンタルトレーニングのワークショップを開催。学院長 浮世満理子を始めとして、尾下恵、田中誠忠、織田貴子の心理カウンセラー、メンタルトレーナーたちがワークショップを開催。この参加費は全て首里城再建の為に寄付させていただきます。
一人ひとりの手は小さいかもしれません。けれども、何かに参加することで人を支える力になり傷ついたものを回復させ癒していく力になっていく事ができます。ぜひこのワークショップにご参加ください。

●メッセージボードを創ろう！

沖縄に向けて、みんなで応援のメッセージを届けたい。
沖縄文化でよく用いられる鳳凰の羽にメッセージを書き、鳳凰のメッセージボードにして贈りたいと考えています。
アイディアにお越しの際には、ぜひ皆さまのメッセージをボードの一部に加えさせて頂きたいと思いますので、羽にメッセージをお書き下さい。
（写真はイメージです）

●2月沖縄セラピーマスター開催！

2020年2月14日（金）～2月16日（日）