子どもがリストカットをしたとき

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リストカットをする子の場合は、支配的な親であることが多い

今回は、子どもがリストカットを
したときのかかわり方について
みていきましょう。

まず、子どもがリストカットを
する場合
いろんなことを我慢しすぎて
自分が何者なのか
よくわからなくなっています。

手首を切っている時に
自分から流れている血を見て
自分が生きていることを
実感しているという子どもも
います。

リストカットをする子は
「うちの家には
親のものしかなくて
私のものなんて
何もないんです。

この靴も親が私に与えたもので
私の持ちものは
何もない。

でも、そう思うとあまりに
悲しいので、手首を切るんです」
と言います。

一方、親は
「この子はリストカットなんかして
病気なんです。

病院に連れていってもよくならなくて」
と言います。

実は
「あなたの体なんだから
好きにすればいいよ」
と言うのが
一番正しいカウンセリングの
方法なのです。

すでに本人は悪いことだと十分に
わかっているのです。

リストカットをする
子どもの親は
支配的な親であることが
あります。

子どものすべてを
自分の支配下に置いて
なかには気づかないうちに
言葉の虐待をしているケースも
あります。

そうでないと
子どもが「家に私のものがない」
と思わないのです。

リストカットから脱却するためには、子どもを自立させること!!

私はカウンセリングを通じて
リストカットしなくても
自分を取り戻す方法が
あることを教えています。

その子の場合は
ずっと欲しかった犬を
保健所からもらってきて
飼い始めたことで
犬は自分のものに思えて
手首を切らなくなりました。

とはいえ、一番の問題は
親なので、親が変わらない限り
問題は解決しません。

リストカットをする子どもは
パワーが強くないので
自傷をするのですが
パワーがある子どもであれば
家庭内暴力を起こします。

子どもが自傷をする場合は
一番いいのは
早く家を出て自立をすることです。

そもそも、親は自分が
支配的だとは
まったく自覚していないのです。
子どもをすごく可愛がって育てて
与えれるものは全部与えて
よかれと思ったことは

なんでもしてきたと思っています。

だから、親は子どもを
愛していないかと言ったら
ものすごく愛しています。

その時に、私は親には
こうアドバイスをしています。

「もう大人として扱ってください。
いつまでも子どものように扱うと

見ての通り、お子さんは
自立に失敗しています」

子どもを自立させることは
子どもが社会に出ても
ちゃんとひとりで生きていける
力を身に付けることです。

だから、子どもが
思春期を迎えたら
大人として扱って
「自分のことは自分でやりなさい」
「自分で選んで決めなさい」

と自立のステップを
踏ませることが大事なのです。

子どものメンタルについて
続きが気になる方は
「子どもの可能性を120%引き出す!
メンタル強化メゾット50」
をぜひ、読んでみてくださいね。

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