現地リポート1日目

Newyork2008

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NY研修 日本で湯率、アイディアだけの本場NYでのタイアップ研修

ライブ中継 REPORT

NY1日目

ニューヨークの研修は、アイディアヒューマンサポートアカデミーが行う、ここだけの「実践プログラム」です。心理カウンセラーとメンタルトレーナーの専門家であるアイディアのスペシャリストチームは、本場ニューヨークを中心に世界のさまざまなスペシャリスト達と提携し、いつも最新で本格的なスキルアップをモットーにしています。

今回は、アテネオリンピック金メダリスト米田功さんをメンバーとしてお迎えしての初めてのニューヨーク。そこでももちろんニューヨークに在住の一流メンタルトレー ナーとの対談がとても楽しみです。今回もお忙しい中、「日本からいつものアイディアの人たちがくる」とサイコロジストやドクターなど多くのスペシャリストが時間を とってくださいました。また参加した研修生たちはみな、心理カウンセラー、メンタ ルトレーナー、ナース、教育者などそれぞれ社会福祉で頑張っている意識の高い人ばかり。
きっと、ぎゅっと充実した時間になることでしょう。

11月10日ニューヨーク研修一日目

日本から12時間の旅。ニューヨークJFK空港の上空に差し掛かると、ニューヨークの町は、まさに紅葉のシーズン。黄色や赤に色づいて街路樹は、この季節だけの美しさに彩られています。ニューヨークというとマンハッタンの摩天楼しかイメージできないこともありますが、実はマンハッタンから一つ川を越えたニュージャージーやクイーンズなどは住宅街で街路樹の多いところ。
今回は、ニューヨーク郊外にも足を伸ばしながら、凝縮された時間でスペシャリスト達のお話を伺うことになります。

スポーツサイコロジスト

多くのトップアスリートを担当しておられるスポーツのメンタルトレーニングの第一人者、ジム ガーナット氏のメンタルトレーニングのレクチャーを受けました。

ゾーンの状態のお話から、実際にイメージトレーニングの誘導までを行っていただきました。また、指先に意識をむけて「好きなもの」「自分がとてもたのしかった体 験」(ちなみにこの体験者はアイディアヒューマンサポートアカデミーの修了式に歌う、スマップの♪世界にひとつだけの花♪を実際に歌うと、力の入りがまったくちがうという体験をしました。イメージトレーニングにも「自分を受け入れてくれた人を描きながら・・・」という精神分析的な誘導をいれることも、従来の自立訓練を基本にし たものにはない特徴を感じました。また、子供には夜寝る前に聞かせることが一番の効果があるというポイントから子ども用メンタルトレーニングCDなどの開発も行われていました。
基本は私たち、アイディア式のメンタルトレーニングと同じですが、そこここに、このプログラムの特徴が感じられました。また米田氏のアテネオリンピックで感じた ゾーンの話の共有も興味ぶかかったです。

ブロンクス市立病院

精神病院での芸術療法を、実際にケースを交えて教えていただけ、かつ体験もできます。
毎年、好意的に登場してくれるアンドレア女史は、長い髪に黒い肌がととも魅力的な レベルの高いアートセラピスト。アメリカではアートセラピー、音楽療法、演劇療法などはクリエイティブアートと呼ばれ、心理カウンセリングのなかでも、さらに特別のプログラムでとても大切です。 今日は私たちの大切な心理的キーワード「自尊心」をテーマに、各自が肖像画を描き ました。

統合失調症の患者の絵は、耳がないとか、首がない、または首がながいなどの特徴があることをケースから教えてくださいました。
体験してみた自分たちの自画像をアンドレア女史に分析していただきました。

「いつも笑顔にならないとおもっているのでは?」 「今の自分をしっかり描けている。それは自分の強みだ」単に分析だけでなく、人をほっとさせたり、勇気付けられる力強い分析をアンドレア とおなじくらいレベルの高い京子さんが即座に訳してくださいます。このセラピーだけでもとてもいやされた人もいて、毎年やってはいるけれどやはりレ ベルの高いセラピー体験、そして専門性の学びでした。

ラガーディアコミニティカレッジ

現地のコーディネーターのラガーディア大学助教授の遠山京子さんの授業を受けさせていただきました。実際には生徒たちがキャリアカウンセリングの授業を受けるのをオブザーブせていただきました。ここラガーディアでは新入生のすべてに対して「カ ウンセリング」の授業が必須になっています。特に、生徒が学校に適応していくということ、また自分の価値観と才能興味を考えて、学位をとっているかの確認などをすすめてゆきます。授業は双方向のディスカッションスタイルでおこなわれます。テレビなどでなじみの机付きのイスにみんながぐるっと輪になって座るスタイルです。

今日は「自分の価値観」というテーマで5年後の自分をイメージしたり、「自分は何を大切にしているか」という価値観のリストに記入したりしました。わかっているつもりでも、こうやって自分の価値観を知り、今の選択ときちんと整合性が取れているかをチェックする機会はとても大切な整理になります。ましてや、入ったばかりの学生ならなおさらでしょう。

そのあと、皆で米田さんのアテネオリンピックの映像をみて、生徒たちから米田さん に対して質問を受けました。「体操を始めたのはいつか」「どんなことを大切にしてきたのか」など、生徒からみれば人生の先輩であり、ヒー ローでもある彼に羨望のまなざしが集まりました。米田さんはひとつひとつの質問に丁寧に答え、最後には、生徒全員と記念撮影。また、サインと握手を遠慮気味に求め てくる生徒もいました。(男子生徒に大人気!) これからの将来の夢と不安でいっぱいの彼らにとって、米田さんとの時間がわずかで も力になれればとてもすてきなことだと思いました。
その後はアメリカにおける「心理専門家」の体系図を学び、京子さんに質疑応答。 最後は、大学内の心理カウンセリングルームを見学して一日が終わりました。

一日目の研修を終えて・・

時差できついなか、ニュージャージー、ブロンクス、クイーンズを回った強行軍の一日でした。どうしても時間に制限がある中、ついつい深く聞きたくなるのですが、次に移動という形。でも、その合間にいろいろみんなでディスカッションした り・・・。
とにかく、みんなの意識も高いですが、どんどん意識が高くなるそんな一日でした。 お疲れ様。ニューヨークはとっても寒いです。明日はいよいよ虐待のケアプログラ ム、SAVYです。明日も朝早くから出発だー。

ニューヨークカフェ ティーブレイク 今日のスタッフ、裏話 金メダリストはパソコンの達人

今回はアイディアの仲間として加わった金メダリスト米田さんの「スタッフ裏ばなし」から。今までトップアスリートとして体操一筋の日々をおくって来られました。もちろん、現役時代は練習と試合の過酷な日々に体操以外で海外に行くゆとりはありませんでした。つまり米田さんにとって海外は体操の試合で訪れた日々だけ。当然セキュリティから食事まで万全のアスリートツアーであったことは想像できます。

到着するなり「はーい、スタッフは自由にご飯食べてくださいね。明日の朝は各自食事をして時間にロビーへ」と言うと「え?朝ご飯ってついてないんですか?」はい・・朝ごはんどころか、一食もついてません。ですから、研修のための滞在なので、基本、研修の後はオールフリーなんです。まあフリーといってもスタッフはほとんど時間ありませんけど(笑)。その中で各自が自分で食事も買い物も手配して、みたいな感じなのです。

まずそこに、若干とまどいつつも・・・でも早速歩いてタイムズスクエアまで行き、パスタを食べたらしい・・・。すごいじゃないですか・・私なんて始めて自分では入ったお店は、世界の共通マクドナルドでしたよ(笑)

今回の旅は、ニューヨークからいろんなことをレポートしてください、とアイディアのスタッフからの大声援を受けて旅立ったニューヨーク。今回かなりの数のスタッフが参加していますから、留守中は会社(アイディアヒューマンサポートサービス)も学校(アイディアヒューマンサポートアカデミー)も大変です。なのに・・今回ノートパソコンを もってきたスタッフは約2名。スタッフ某と米田さんです。他のスタッフはHPあげる気ありますか?と疑問です(笑)

ところがせっかくノートパソコンを持って来たのに、ホテルのインターネットをつなげることができず、スタッフ某は悪戦苦闘しておりました。そんな時に救いの手を差し伸べてくれたのは米田さんでした。
「米田くんインターネットつながった?」
「はい、すぐにつながりました」
「ひぇぇぇ、うちの部屋つながらないんだけど・・・」

基本、部屋のせいではありま せん。おそろしくパソコン音痴なスタッフ某。(笑)

しかーし、他のスタッフにきいても 「私はもっとわかりません」とみな尻込みしている。うーーーん、HPが更新できな い・・・。
すると米田さん「今ごはん食べているんで、帰りに部屋によりまーす」と気さくにスタッフ某のところにちゃっちゃと教えに来てくれました。「ええ・・とここでクレジットカード番号をいれて・・・」「それでできるはずです」「できないー、エラーがーーー」何度も確認したら、単に入力もれとか。しまいには「ねぇ、小文字にするにはどうしたらいいの?」という低レベルの質問までしてしまい、これはもうパソコン指導というより、小学生の「はじめてのパソコン教室」レベル・・・。こんなことを、時差でくたくたになった後の長時間の研修で疲れてる金メダリストにやっていただいてもいいものかと思いながらも、困ったものはどうしようもない。ごめんっ!、と心で謝罪する某スタッフ。

でも、いやな顔ひとつせずに、つなげてくれ ました。ありがとう・・・・。
「よかったですね。おやすみなさーい」とさわやかな笑顔で部屋に戻っていく後姿に、心でありがたや、ありがたやと拝んでしまったスタッフ某・・・でした。

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