アイディアのカウンセリング・メンタルトレーニング 【富山県】

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アイディアのカウンセリング・メンタルトレーニング

富山県の受講生・卒業生の声

受講生・卒業生の声野末 貴代さん
心理学を学ぼうと思ったきっかけは、息子がサッカーをしていて、気持ちで負けているとコーチからいわれるが、どうしたらいいかという指導がなかったことがきっかけだった。また、2011年3月の震災も大きく影響している。。

当時ラジオでニュースを読むアナウンサーの仕事をしており、淡々とニュースを伝えるしかできず、つらさを表現することもできないなかで、もっとダイレクトに人に手を差し伸べるようなことはできないのかという想いが強くなった。1時間半の番組のなかで、フリートークの時間で震災の支援について、みんなでできることを支援しよう、と呼び掛けている自分自身も何かしなければと思った。

メンタルトレーニング、心理学で検索するとアイディアのHPが出てきてすぐに電話をした。現場での実践を大事にしていて、学ぶだけではなく自分の人生を心理カウンセラーやメンタルトレーナーとしてシフトしていきたいと思った。

富山から東京へ。北陸から出たこともなかったし生活的に余裕もなく、シングルマザーで月に1回泊りがけでコストも時間もかかる。しんどいかもと思ったが、学び始めたらからにはやるしかない!当時は新幹線がなかったから、夜行バスで6~7時間、夜出て朝東京に到着する。清水の舞台から飛び降りる気持ちだった。

勉強を始めた当初は、自分がこれからどういう形にしていくか見えていなかったし、自分でニーズを掘り起こしていく不安もあった。しかし学びを深めていくと次第に気持ちが変化し、どんどん前を向けるようになり、気づけば180度変わっていた。

人間関係もすごく変わった。人の好き嫌い、感情の起伏、白黒はっきり、好きな人以外は嫌い、敵も作りやすいし、もめているつもりはないが関係性がうまくいかなかったのに、自己受容、自己理解と他者理解、人のことをグラデーションで見れるようになっていくと、とても生きやすくなった。対人間関係でイライラすることが極端に減った。誰も悪くない。親子関係もかかわり方や気持ちが変わった。人のことも受容できるようになったのは本当に大きな変化だった。

プロフェッショナル心理カウンセラーの資格にチャレンジしたのは、取らなきゃ意味がないと思ったからだ。資格を持って自分で仕事をしていくために、クライアントに信頼されるベースラインとして資格取得をした。

そこからプロとしての活動が始まった。自分でセミナーを開催、ボランティア価格でカウンセリング開始、教育委員会の仕事やスクールカウンセラー、スポーツチームのメンタルトレーニング、企業の研修講師、個人カウンセリング、毎月企業経営者と話をしながらコンサルティングも担当した。心理のことなら何でもやってみようと思った。

実は、フリーアナウンサーをしていたのに人前で話すのが苦手だった。そこでアイディアの講師トレーニングがすごく勉強になった。単なる話し方講座ではなく、人の心理に訴えかける、人の心の奥まで届くレベルで投げかけることができるようなっていった。

2018年に厚生労働省の自殺防止対策SNS相談、コロナ心のケアSNS相談などに参加させていただきながら、SNS相談を富山で、という願いを掲げ様々な人に働きかけていた。

その折、富山でも一人目の感染者のニュースが流れたときに、看護師、医療従事者の支援も絶対に必要と思い、まず、ボランティアでSNS相談を開始した。その実績を持って、県議に提案し、多くの人のご協力を頂き、念願の富山でSNS相談を開催することができた。そして本年度も継続している。

その際にも、SNS相談の実績のあるアイディアの先生に毎日相談し、見積もりを出すところから、カウンセリング以外の段取り、ノウハウを教えてもらて、地元富山にSNS相談を導入することができた。

カウンセラーとして独りで活動するのは、個人の力では小さすぎる。人を集めてカウンセラーの価値を高め、社会と繋がり貢献できることが大切だと思った。これからも、人とのつながりを大切にしながら活動していきたい。

2020年は富山ライセンス校も開校することができた。
受講生も増えてきており、地域の心の居場所をつくるために継続的に発信していきたい。一緒に活動できる仲間を増やして、活躍の場を増やすことができれば、それだけ地域に貢献できると思う。1人で動くのは限界だった。だからこそ、チームで活動することで、少しでも社会に貢献できるように地元富山でこれからも頑張っていきたい。

富山県について

富山県は中部地方に位置する県で、日本海側、新潟県を含めた場合の北陸地方のほぼ中央となります。
県の人口は約1,032千人、面積は4,247平方キロメートルです。
県は北方を日本海(多くは富山湾)に、他の三方を山脈に区切られた地形で、冬は多くの積雪がある豪雪地帯です。特に立山連峰は世界有数の豪雪地帯で、立山及び剱岳周辺には氷河が確認されています。
一方で夏はフェーン現象の影響で気温が上がり、高温多湿となります。

 産業では、県は古来よりの米どころですが、豊富な水資源を利用した水力発電が盛んなことも重要です。県では明治から昭和にかけてこの電力を使って第一次産業から第二次産業へと転換していきました。つまり、水の利用を稲作だけにとどめず、水力発電という当時では革新的な利用方法によって日本海側屈指の工業地帯である北陸工業地域を完成させたのです。
 農業は減少傾向にありますが、耕作地における水田率は約96%で全国1位です。
 富山湾の恩恵で漁業も盛んでしたが、近年は定置網漁を除いて全体的に減少傾向です。しかし、最近のグルメ志向と輸送技術の発達で、例えばシロエビなど今まで日の目の当たらなかった商品が注目され始めています。
 富山県は北陸工業地域の中核です。水力発電による、安価で豊富な電力を利用してアルミニウム精錬と関連産業が栄えました。臨海部を中心に精油、重化学、電機産業の各産業が発達しています。特定重要港湾の伏木富山港では大量の原料の輸入、製品の輸出が行われています。
 「越中の薬売り」の伝統がある医薬品の製造・販売は今でも盛んです。製薬は景気の影響を受けにくく、高齢化の後押しもあり、更にはジェネリックブームの恩恵も受けて平成不況下でも安定した産業でした。

観光業では登山、中でもアルペンルートが毎年多くの登山者を呼び込みます。「日本の屋根」と呼ばれる北アルプス、その中でも多くの日本人からの信仰を集める日本三霊山の一つ、立山~黒部のアルペンルートは多くの人気を集めています。日本人だけにとどまらず、世界中から10万人規模の外国人観光客が高さ20mの雪の大谷を目指して訪れます。
 五箇山の合掌造りは世界遺産に登録されました。合掌造りは岐阜県白川郷も有名ですが、ここ五箇山でも同様に見ることができます。合掌造りと呼ばれるのは、掌を合わせたときにできる両腕の角度が大きな茅葺屋根の急な角度に近いことからとされています。確かに、合唱で合わせた両掌に角度は付きませんよね。なぜこの地域だけこのような形の建物となったかについては分かっていないそうですが、「雪深い地域」、「かいこの養蚕を行うために屋根裏にまとまった空間が必要であった」、「貧しい農業では板屋根の二階建て三階建ての建物を建てることはできなかった」など、複数の要因が関係していたのでしょうか。
この合掌造りは完全に景色と一体化していて、四季折々の自然豊かな風景に溶け込んでいます。
春には厳しい冬を超えた山の木々が徐々に芽吹き始め、桜が華を添えてくれます。温かみを感じられる空気は少し霞をおぼえます。景色として映る山々はまだ雪を抱えていますが、長く厳しかった冬は終わりを迎え、新しい命の鼓動が聞こえてきます。
夏には山は新緑~盛夏の季節です。周囲の水田では稲が育っていて、まさに緑一色です。その中に、合掌造りの茅葺屋根が昔ながらの趣でコントラストを与えます。
秋は紅葉の季節です。山は秋色に替わり、水田の稲は刈り取られました。庭、畑など管理された土地ではコスモスなどの秋の花が可愛く微笑んでいます。夕暮れが早くなるのを感じるのもこの時期です。
師走の声を聞く頃、長く厳しい冬が訪れます。雪に覆われたこの地に、ほんのりと温かい電灯がともります。数メートルという雪の中で、建物の中は囲炉裏の温かさ、人の温かさでいっぱいになります。
この地にはいつ見ても美しく、自然と人とが共存することの必要性と素晴らしさを再確認できる風景があります。
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