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セクシュアルマイノリティサポートカウンセラー養成コース

セクシュアルマイノリティサポートカウンセラー養成コース

～あなたも私も自分らしくハッピーに！～ 親愛なるアイディアの受講生のみなさまへ
この度、ゲイの心理カウンセラー養成講座を引き継ぐかたちで、
私、学院長浮世満理子が
セクシュアルマイノリティサポートカウンセラー養成講座を
開始することになりました。

もともとセクシュアルマイノリティサポートカウンセラー
の養成を始めたきっかけは、10代のLGBTの方の自殺が多い
とゲイの方から聞いたからです。　
以前、高校生の弟が自殺をした人に
どうしても支えて欲しいと依頼され葬儀に
参列させていただいたことがあります。
残酷な状況に向き合うことに慣れている私ですら、
それはいたたまれない時間でした。
本人も、残された人も壮絶に苦しんでいる。
あまり親しくなかったクラスメイトですら
「助けてあげられなくてごめんね」と泣き崩れる。
　
誰も悪くないのになんでこんなに残酷
なことが起こるのだろうって。
だから、子ども自殺は絶対止めたい！
だから、LGBTの勉強をして、
もっとサポートできる人を増やさなきゃ！
と、自然に当たり前に思いました。
　
未成年のLGBTの自殺も差別もゼロにしたい。そこで、学校関係者の方から
現場のいろんなアドバイスをいただきたくて、
みんなで会話できる緩やかなプロジェクト
を始めたいと思いました。

★セクシュアルマイノリティーサポートカウンセラーとは？

2002年よりアイディアで掲げている『8つの支援』の一つとしても掲げているセクシュアルマイノリティ支援。
その支援が行えるセクシュアル・マイノリティーサポートカウンセラーを増やすために生まれたのがこのコースです。セクシュアルマイノリティーの方の
心理的なサポートや相談にも乗れる心理カウンセラーで、
心理カウンセラー自身がセクシュアルマイノリティー
であってもなくてもなることができます。
　
セクシュアルマイノリティーに対する正しい知識と、
社会的な偏見差別を超えて
どのように私たちがが自分らしく生きる
ことが出来るかということがテーマです。
　
浮世自身は、ゲイのカップルが親にカミングアウト
をするときに同席をしたり、
ホルモン投与をしている時に、
うつ的になる方の心理カウンセリング
などを行ってきました。
セクシュアルマイノリティーの友人
が多かった経験から少しでもできることと
心理的なカウンセラーとして自然のことでした。
　

講師：浮世　満理子

プロフェッショナル心理カウンセラー・メンタルトレーナー
カリフォルニアのエサレン心理研究所にて心理学を学んだ後、ニューヨークで心理カウンセラー、セラピスト、ドクターなどとの幅広いネットワークを持ち、帰国後は「カウンセリングを日本の文化として定着させたい」という理念のもと、株式会社アイディアヒューマンサポートサービスを設立。2005年、2006年とプロテニスプレイヤー岩渕聡選手を全日本選手権大会で連続優勝に導いたのをはじめ、体操日本代表選手、走り幅跳びで日本記録保持者・井村久美子選手、プロゴルファー上田桃子選手など多数のトップアスリートを担当する。2008年北京五輪では、日本代表チームを担当。

★この講座の一貫したテーマは「あなたも私も自分らしくハッピーに！」です。人が自分らしく社会の中で生きていく！をテーマにしているので、セクシュアルマイノリティを超えて同じテーマを感じるすべての方におすすめの講座です。講座は基本、すべての講座を学院長浮世が担当します。緊急の現場が入るときは振替講座になりますのであらかじめご了承ください。また、心理カウンセラーとして活躍できるトレーニングも行って行きますので、浮世が直接指導する関わり行動を中心としたロールプレイなどもぜひご期待ください。今回から、卒業生はご自分の地域で「アイディアセクシュアルマイノリティサポートカウンセラー」として活躍していただくための「アイディアライセンス制度」も適用されます。心理カウンセラーとしての幅を広げるためにもぜひ、申請されることをおすすめします。この講座は、東京以外でも大阪、名古屋、仙台、福岡のアイ・ディアヒューマンサポートアカデミーで Webをつないでライブセミナーとして受けることができます。ライブセミナーの参加者は事前に質問なども受け付けております。また、優先的にプロジェクトメンバーとして地域の心理カウンセラーとして活躍していただくことが可能です（ライセンス制度適用）プログラム内容はディスカッション形式で行われることもあり、フレキシブルになることもあります。ご理解よろしくお願いします。アイ・ディアヒューマンサポートアカデミー学院長　浮世　満理子

【この講座で得られること・扱うテーマ】 ●LGBTとは？セクシュアルマイノリティとは？社会的歴史と背景。身近で当たり前なマイノリティたち。 ●悩み分析。自分だけの悩み？みんなの悩み？ ●自分らしさをブラさない。４つの法則。 ●それでも、困難はやってくる。結婚、病気、相続など社会の中でどう生きる？ ●セクシュアルマイノリティサポートカウンセラーのためのスキルトレーニング。
【多彩なスペシャルゲスト】 ●社会勉強、心から敬意をこめて、新宿二丁目のマイノリティのみなさま。 ●スペシャルゲスト、社会で活躍するセクシャルマイノリティのみなさま。

卒業生の便り

海外でマイノリティ支援をしている卒業生の方よりお便りをいただきました。

アイディア在校中はお世話になりました。
浮世先生をはじめ、高溝先生、織田先生、尾田先生、尾下先生に大変お世話になりました。

その後、ヨーロッパへ留学し現在はオーストリアのウィーン在住です。
こちらでもSystemic Family Therapyを学び、心理セラピーとして行っています。

セクシュアルマイノリティ（LGBTIQ）難民のセラピーをQueer Baseのプロジェクトの
一環として活動しています。

参考： http://queerbase.at/

オーストリアの近隣は元共産主義国家が多く、それらの国々は人権侵害も多いため
LGBTIQ難民はその国を避けてオーストリアへの亡命を求めて逃げてきます。

イラン、イラク、シリア、ベラルーシ、グルジア、ナイジェリア、ウガンダなどの
LGBTIQが犯罪とされるへの国々から迫害を逃れてきたLGBTIQ難民の方にアラビア語、
ペルシャ語などの通訳を通じてセラピーを提供しています。

LGBTIQ難民セラピー支援プロジェクトの記事を最近発行しました。
また、Queer Baseの人権活動が認められて、この度Bruno Kreisky Prizeの受賞が
決定しました。

参考： http://www.kreisky.org/human.rights/index.htm　

この度、台湾がアジアでの同性婚の先駆けになったわけですが、
日本でももっとLGBTIQの方々への理解とサポートが普及することを願ってやみません。
アイディアでも浮世先生ご自身が3年前から始められたとの事で、とてもうれしく思います。

そちらに駆けつけるには距離がありすぎますが、近年はオンライン技術も発展しておりますね。
私に何かご協力できる事がありましたらどうぞご遠慮なくお知らせください。

浮世先生をはじめ懐かしい皆様方にどうぞよろしくお伝え下さい。