ストレスを抱えた部下のフォロー

  1. HOME > 
  2. ストレスを抱えた部下のフォロー

部下の場合

ある職場で、木村さん(仮名)という
社員が抱えてしまった
ストレスサインについて
ミーティングが開かれました。

職場のリーダーである山下さん(仮名)は
木村さん本人から症状を
説明をしてもらった後
次のように続けました。

「木村さん、よく話してくれましたね。
実際に、ここ何回か木村さんが
早退や有給等を
使って病院に行っていることは
私も報告を受けていたので
このことをありのままに
受け止めていきたいと思います。

皆さんもぜひ
ありのままに理解してあげてください。

ここで大切なのは
木村さん自身がフルタイムで
今までのようなハードワークは
できない状態だと言っていることです。

この症状というのは
なかなか複雑なもので
ストレスや仕事での
プレッシャーなどがいっそう
改善を遅らせることがよくあるようです。

そこで、うちのチームとしては
どういう形でサポート体制を
とっていけばいいか
みんなで考えてみてもらいたいのです」

木村さんの同僚である安田さん(仮名)
が発言しました。

「すみません。そのストレスというものが
よくわからないんですが
それは何か、命にかかわるような病気とか
そういうことではないわけですよね。

で、木村さんが週のうち数日しか
出てこれない状態は
一体いつまで続くのでしょうか」

ストレスを抱えた部下のフォロー

口ごもってしまった木村さんに代わって
山下さんは日によって調子のいいとき
悪いときがあり
具体的にいつとはなかなかわからない
ということを話しました。

そして木村さん本人も
改善の方法を探していることを
説明したうえで、全員でシフトを
調整することを検討して欲しいと
求めました。

とはいえ、現在でもシフトは
いっぱいいっぱいの状態です。

山下さんも一度のミーティングで
全員がそういういったことを理解し
チームとして力を発揮していくとは
思っていなかったようです。

案の定、この日は
安田さんをはじめ
メンバーたちは戸惑うだけで
理解は示されませんでした。

では、部下のフォローを
どのようにしていけばよかったか
ぜひ、続きが気になる人は
「ご家族、友人、自分が
「うつかな?」と思ったとき
読む本」を読んでみてくださいね。

  • 友だち追加
  • お友達登録された方には無料体験講座クーポンをプレゼント

  • 浮世満理子@心のケアの専門家 Twitter アイ・ディアヒューマンサポートアカデミー 東京本校 Facebookページ