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相手の状態をキチンと知ろう
残念なことに
いまだにうつが性格に
基づくものだと
思っている人は少なくありません。
いわゆるうつになりやすい
性格があるという考え方です。
出産後、ホルモンのバランスを
崩してうつの状態になる女性は
意外と多くいるものです。
また、長年の外食続きで
栄養のバランスを崩れて
しまったり
極端に糖分をたくさん取りすぎたり
することによって
脳がうつ的な状態や
精神的に不安定な状態を
起こすといったケースも
あります。
きちんとドクターのところに
行けば、すぐに改善される
ことも多いのです。
そんな時に、あなたが
「性格を直さなきゃ」
「なんとか頑張らなきゃ」
などという風に言っても
それはかえって相手を
追い詰めてしまうだけです。
そして、いくらあなたが友人だから
といって、相手のすべてを
抱えられるわけでも
救えるわけでもありません。
ニュートラルな姿勢を貫こう
大切なことは
どんな人にも起こりうる
そういった状態が
たまたま友だちに起こっただけだ
というふうにニュートラルに
受け止めてあげることです。
「自分には何もできない」
とあせってしまう必要もないし
なんとかしなきゃと
責任を抱え込む必要も
ありません。
なぜならば、うつの人にとっては
友人という存在がいるだけで
それは一つの財産だからです。
うつになってしまうと
人は「こんな姿をみられたくない」
と思い、どうしても付き合いを
断ったり、外に出なくなりがちです。
しかし、外に出ていき
友だちと会ったり
気晴らしをすることだけで
ずいぶん症状がよくなっていきます。
最近では声をあげて
大声で笑うことが
身体のなかの免疫性を高める
とも言われ、面談によって
うつを予防するというプログラムも
あると言います。
であれば、他の誰でもないあなたが
友人が声をあげて笑うような
そういう話をしてあげたり
一緒にスポーツ観戦に行ったり
お笑いの舞台を見に行くだけでも
大きな効果があるはずです。
続きが気になる方は
「ご家族、友人、自分が
「うつかな？」と思ったとき
読む本」を読んでみてくださいね。
