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つらい状態になったときこそそばにいてあげよう!!
友人関係のよさは
いつまでも自由で平等でかつ
中立な立場で
相手とかかわっていけることです。
裏返して言うならば
「必ず一緒にいなければならない」
職場の同僚や家族とは違い
友人関係はいつでも
解消することができます。
ですから昔は
お金持ちになったら
友人が増え
貧乏になったら友人が
いなくなりました。
そのため、貧乏なときの友人こそが
本当の友人だと言われました。
今は、元気で調子のいいときは
友人が増え、ストレスサインが出て
ふさぎ込んだら
友人がいなくなってしまうようです。
つまり、ストレスサインを抱え
つらい状態になったときに
そばにいてくれた友人こそが
本当の友人だと
言えるのかもしれません。
この本当の友人の存在は
ストレスサインを
抱える本人にとって
一番の支え、財産となります。
心からありがたい存在
うれしい存在であり
生きていくことへの
勇気づけになる存在です。
ですから、友人がストレスサインを
抱えたときは
「何かあったらいつでも言ってきて」
「何か力になれることがあったら
自分にできる範囲でなんでもするよ」
と声をかけ、いつでも
気にかけているという
受入れ態勢をもって
接することが大切なのです。
うつ症状の友人とのかかわり方
私たちのカウンセラー養成スクールのなかで
一生懸命カウンセリングのスキルを
学ぶ人の多くが
お友達に「うつ」の人がいて
なんとかしてあげたいと
思う人たちです。
そういったカウンセリングスキルを
身につけることは
もちろん大切なことです。
それと同時に、友達であることの
素晴らしさ。
一緒に何かを始めることの楽しさ
笑い合えることの楽しさ
友人ならではの喜びを
ぜひ、分かち合ってみてください。
友達でも恋人でも
何か一緒にできる人たちがいる。
これはその人にとって
限りない財産です。
友達はカウンセラーではないし
その人を精神的に
サポートしてあげることはできません。
でもそのなかで
また友達なりの素晴らしい
サポートの仕方があることも
事実なのです。
続きが気になる方は
「ご家族、友人、自分が
「うつかな?」と思ったとき
読む本」を読んでみてくださいね。