恋人が「うつかな?」と思ったときのケース

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恵子さん(仮名)のケース

恋人がうつだと診断されたと聞いたとき
カウンセラーにアドバイスを受けた
恵子さん(仮名)は、改めて自分にとって
彼がどういう存在であるか
考え始めました。

今までは、一方的に
何かしてもらうのが
愛されている証拠と
常に相手にたくさん期待を
していました。

反面、何かあると
「私が面倒見なきゃ」とか
頼まれもしていないのに
お弁当をつくって
持っていたり
彼が出張のときは
掃除の部屋を買って
出たりしていました。

そういった関係を
「本当は彼にとっては
どうなんだろう
負担になっていたんじゃないか」
と振り返りながら
恵子さんは、彼とゆっくりと
向かい合って
話をする時間を持つことに
しました。

うつ症状になった恋人とのかかわり

最初はなんとなく
口を聞かなかった彼も
恵子さん自身がゆったりと
安定した状態で
かかわっていると
少しずつ会社の不満や
自分の置かれている状態を
話してくれるようになりました。

カウンセラーに教わった通り
ただ静かに彼の話に
耳を傾けていくなかで
彼と自分が今やるべきことが
はっきりと見えてきた
と言います。

恋人は、何かをしてあげるとか
してもらうという関係ではなくて
ふたりで豊かな時間を
過ごしていくことが
大切なんだ、と恵子さんは
思ったと言います。

彼があるとき
ひょっこり、「うつ」の状態から
脱却して、職場に
本格的に復帰してから数ヶ月後
恵子さんは彼から
プロポーズをされました。

それまでは「結婚なんて
まだまだ先で当分考えられない」
と言っていた彼も
自分が本当につらいときに
そばにいてくれる人は
誰なのか、よくわかったようです。

ですから、あの二人の
苦しかった時間は
恵子さんにとっても
彼にとっても
人生において大切な時間だった。
今ではそのように
思えるというのです。

続きが気になる方は
「ご家族、友人、自分が
「うつかな?」と思ったとき
読む本」を読んでみてくださいね。

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