ストレスサインが原因でリストラになってしまった父

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ストレスサインが原因でリストラになってしまった父

タカシ君(仮名)の父親(五十歳)は
ある日突然ストレスから
体調を崩し、会社を休むように
なりました。

そしてそのまま不況のあおりを受け
リストラされてしまいました。

タカシ君は、そのとき
大学受験を控えた
予備校生でしたが
父親の退職によって
一家の収入源が断たれたため
大学の進学を
あきらめて働き始めました。

長年勤めていた会社から
突然切り離された仕事一筋だった
父親は、家でボーッと過ごすだけ。

まだ若く、夢と希望を持って
大学進学を考えていた
タカシ君にとって
父親のそういうバーンアウト(燃え尽き症候群)
のような姿は
衝撃的なものでした。

自分もいつか父親のように
あんなふうに負け犬に
なってしまうのだろうか。

タカシ君は、不安と恐怖
そしてあんなふうには
なりたくないという思いから
弱りきった父親に対して反発し
だんだん罵声を浴びせるように
なります。

そんなタカシ君の姿に
父親は苦しみ、打ちひしがれ
またタカシ君もそんな父親の
姿を見て傷つく
そんな毎日が続くようになりました。

親への関わりの続きが
気になる方は
「ご家族、友人、自分が
「うつかな?」と思ったとき
読む本」を読んでみてくださいね。

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