うつ症状の家族のケース

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うつ症状の家族のケース

洋子さん(仮名)の母親は
長い間、うつの治療で
通院を続けていました。

その間、洋子さんにかかる負担も
少なくはありませんでしたが
「母親がいない状態に
比べれば、気分のいいときに
家事などもやってくれるだけまし
むしろ困ったのは、まわりの人
の偏見だった」と言います。

「あそこの母親は
精神病じゃないのか」
「精神病は遺伝するらしいから
子どもも同じなのか」
という無責任な周囲の噂は
洋子さんたち家族を
苦しめました。

そのため、付き合い始めた
恋人にもしばらく母親にも
しばらく母親のことを言えず
どう説明するべきか
とても悩んだそうです。

幸いなことに、話を聞いた恋人は
驚いた様子はあったものの
平静にすべてを
受け入れてくれました。

それからは、一緒に
病院の送り迎えをしたり
家に遊びに来てくれたりと
母親のことを大切に
してくれたそうです。

その恋人の姿を見て
洋子さんは、本当の意味で
「ああ、この人と一緒に
新しい家庭をつくっていきたい」
と思ったと言います。

今、洋子さんは
家族がストレスサインで
苦しんでいる人を
サポートするための
カウンセリングを
しています。

「もっとオープンに
もっと自由に。
正しい理解を!」
これが、洋子さんの願いであり
信念だそうです。

家族での関わりかたについては
「ご家族、友人、自分が
「うつかな?」と思ったとき
読む本」を読んでみてくださいね。

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  • 浮世満理子@心のケアの専門家 Twitter アイ・ディアヒューマンサポートアカデミー 東京本校 Facebookページ