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犯人探しをしても何も意味がない
人間は誰でも間違うものです。
そして皆違うものです。
子育てにマニュアルなんて
ありません。
ですから、犯人探しをしないことです。
母親が悪かったとか
父親がコミュニケーションできて
いなかったからとか
あるいは、この子は
弱い性格の子だったからとか
あとづけの理由を
いろいろと考えて見ても
わたしたちはそこから
何かの答えを見出して
いくことはできません。
仮に、本当に誰かが
悪かったとしても、それは
家族や本人を救うためには
まったく意味がないことだと
思うのです。
もちろん、子どもにとって
母親や父親に言われたり
されたりして
つらかったことが
あるのであれば
その言い分に対して
謙虚に耳を傾け
「ああそうなんだ
そういうつもりは
なかったんだけど
そんなふうに感じてしまって
いたんだね。ごめんなさい。
これからは気をつけるよ」
と素直に認めていく
ことは大切です。
それでも、それは誰かが
悪いとか
取り返しがつかないと
いうことではありません。
子育てとは
必ず修理ややり直しの
きくことを教えてくれるものです。
親から虐待を受けても
カウセリングを受けて
しっかりとその場を回復させながら
前に向かって歩いていっている
人たちもたくさんいます。
ですから、誰が悪かったというような
言葉を鵜呑みにして
強い否定感を持ってしまうと
マイナスの連鎖反応が起きて
しまうものです。
続きが気になる方は
「ご家族、友人、自分が
「うつかな?」と思ったとき
読む本」を読んでみてくださいね。