「私が何とかしてあげる」と言ってはいけない。

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「私が何とかしてあげる」と言ってはいけない。

親子や夫婦など
生活を共にする人たちで
あったとしても
相手に対して自分が「できること」と
「できないこと」をしっかりと
分けることが大切です。

私はよく、「それは一体誰の
問題ですか?」と問いかけます。

カウンセリングを行っていても
お互いの考えていることが
わかり合えない
コミュニケーションパターンに
疲れきってしまうときが
あります。
相談に来た相手がくよくよして
なかなか言いたいことが
言えない。

なかには、黙ったままの人も
います。

ですが、これは私の問題ではなく
カウンセリングを受けている相手の
問題です。

相手はカウンセリングを
受けるために
自分の言いたいことを
しっかりと伝えなければ
なりません。

しかしそのとき
私が「もっと言いたいことを
ちゃんと言いなさい」
と相手を責めても仕方が
ありません。

しっかり言うか
言わないかは
私がどうこうできることではなく
相手にしかできないことなのです。

では、私にできることは何か
話しやすい雰囲気をつくる
カウンセリングの聞き方の技法を
使って話を聞き出せるように
努力してみる、ということです。

身近な人にストレスサインが
出たときも、同様の対応が必要です。

あなたができることと
相手にしかできないことを
あなた自信がしっかりと
相手にしかできないことを
あなた自身がしっかりと見極め
なければなりません。

そして、あなたにできることは
全力を尽くし、あなたに
できないことはそれを
しっかりと受け入れていく
それがとても大切なのです。

自分にも相手にも
できないことはたくさんあるし
あって当たり前なのです。

大切なのはできないことを
受け入れたうえで
何ができることかを
探ることです。

あなたの問題と相手の問題を
しっかりと分け
相手の問題で悩んだりはしない。

そしてあなた自身が
取り組めることに
全力を尽くしていく。

この安定した姿勢こそが
問題解決の早道です。

続きが気になるかたは
「ご家族、友人、自分が
「うつかな?」と思ったとき
読む本」を読んでみてくださいね。

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