無理をしてはいけない。自然なコミュニケーションを

  1. HOME > 
  2. 無理をしてはいけない。自然なコミュニケーションを

無理をしてはいけない。自然なコミュニケーションを

人は、自分がちょっと弱っているときに
自然でさりげないプラスのストロークを
もらうと、とてもうれしくなって
頑張る力になります。

自分を肯定してくれる
ちょっとした自然な言葉でいいのです。

「くよくよするな」とか
「頑張れ」といったメッセージは
かえって相手を追い詰めて
しまいがちです。

そうした暑苦しいメッセージではなく
「今日はなんだか元気だね」とか
「顔色がいいね」
「自分にできることがあったら言ってね」
などというさりげない日常的な一言が
相手を元気づけたりします。

逆に、腫れ物に触るように扱ったり
構いすぎることが
かえって相手を弱くしてしまう
ことがあります。

ですから、いつでもちょっとした
相談ごとができるような
ゆったりとした穏やかな気持ちで
ステキな笑顔で
相手を迎えることを
心がけてください。

そしてもし相手が望んでいるのであれば
自分のできる範囲で
コミュニケーションをとってください。

人とは会いたくないとか
外には出たくない、という状態のときは
電話やメールでやり取りをするなど
相手の状態に合わせて
かかわっていくことも大切です。

あくまで相手の歩調に合わせて
自分の歩調を押し付けない。

それでいてコミュケーションを忘れず
さりげなくプラスのストロークを
投げ続けることです。

そのとき大事なのは
そんなふうにすれば
相手が元通りになる
と短絡的に思い込まないことです。

ただ、見守るのです。

元通りになるかどうか
本人にも、あなたにもわかりません。

だから本人は苦しいし
あなたも苦しいのです。

苦しいけれど、ストレスサインに
苦しい身近な人に対して私たちが
できるのは、見守り、サポートすることです。

サポートは、問題の解決とは
言えないかもしれません。

しかし私たちがしっかりと
サポートをすることによって
多くの人が苦しみから
立ち直っていくことも事実です。

「これをすれば治るのか」という
短絡的な考えが
自分や相手を追い詰めて
いってしまいます。

穏やかであきらめない
やわらかなやさしい強さを
私たちは持ち続けていかなければ
いけません。

続きが気になるかたは
「ご家族、友人、自分が
「うつかな?」と思ったとき
読む本」を読んでみてくださいね。

  • 友だち追加
  • お友達登録された方には無料体験講座クーポンをプレゼント

  • 浮世満理子@心のケアの専門家 Twitter アイ・ディアヒューマンサポートアカデミー 東京本校 Facebookページ