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脳は体の一部
うつ状態で苦しむ人の
相談に来てくれた
相談者のひとりに
「エネルギー切れですね」
と話をしました。
するとその男性は
「そう言われれば
そうかもしれません」と答え
医者に「うつ病です」と
診断されたときとは
別の意味で、少しほっとしたように
見受けられました。
しかし私が男性に
「エネルギー切れですね」
と言ったのは
別に彼の気持ちを楽にした
かったからではありません。
うつ状態は本当に
脳のエネルギー切れで
起こっている可能性が高いのです。
もともと、うつという症状は
ある種の脳内神経伝達物質に
不足が生じたことから発生する
と考えられています。
その神経伝達物質を
コントロールするために
うつ状態の人は抗うつ剤などの
薬物を投与するわけです。
このことは、薬の作用で
症状を軽くするだけであり
本来の原因になっている
神経伝達物質の不足を
改善したことになりません。
脳はもちろん、体の一つの器官です。
脳という体の一部が
私たちの「うつ」という症状や
心の状態をつくっているのであれば
食べ物や運動習慣が
その症状と深く関係していると
考えるのは当然といえるでしょう。
では、うつというエネルギー切れの
状態に対して、私たちが
知っておくべきこと
できることは何なのかを
見ていきたい人は
「ご家族、友人、自分が
「うつかな?」と思ったとき
読む本」を読んでみてくださいね。