監督・コーチが子どもを指導する時のポイントは、褒める!

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「褒める」ポイントの見極めが重要

 

親子で気持ちを伝えるのも
難しいのに、他人の子供ならば
なおさら難しいものです。

今回は、コーチ・監督が子供を指導する時の
ポイントをお伝えをしていきます。

学校や地域で勉強やスポーツ
習い事を頑張る子供たち。

他人の子供を指導する時の
コミニュケーションは
気を遣うものです。

まず、子供を指導する時のポイントは
その子が納得できていること
できていることを的確に
「褒める」ことです。

そこで、大事になってくるのは
その見極めです。

こちらが褒めるポイントだと
思っても、子供にとって
納得できてない所であれば
褒めても「?」になってしまいます。

子供たちは大人に比べると
狭い視野で物事を考えがちです。

そのため、大人の方は
「それもそうだけど、こんな考え方もあるよ」
と言いがちです。

しかし、広い視野で物事をみる大人の立場と
子供たちのように狭い視野の立場では
物事の捉え方のスタート地点が違います。

ですから、「それは、そうだね。すごい。
わかっているね。そう考えられるなら
こんなことも考えられるかもよ」

と一度「褒めて」そのうえで視野を広げて
あげることが大事なのです。

相手が納得しているところを「褒める」

 

今回の事例は、少年野球をやっている
小学校高学年のキャプテンで
明日の試合にのびのびと<br?
挑ませたいが
同時にキャプテンとして
みんなを鼓舞してほしいとも
願っています。

その時に、LINEでどんな
やりとりをすればいいでしょうか。

では、まずは、悪い事例からご紹介します。

監督:斎藤くん、こんばんは

監督:明日は試合頑張ろう!

子供:ありがとうございます。
緊張してます。

監督:うん。緊張はするよね。
僕もドキドキだよ

子供:なんとか、みんなをまとめたいです

子供:この前、チームをまとめられなかったので

監督:斎藤君がキャプテンになってくれて嬉しいよ!

子供:でも、みんな付いて来てくれるかな

監督:大丈夫

監督:みんなわかっているよ

子供:少し自信ないです

監督:そっか

子供:この前、感じました

子供:もっと強く言わないとって

監督:でもさ、状況は試合ごとに違うから

子供:でも自分がミスしたら強く言えないし

子供:そこは同じだと思います

監督:もっと強く言わなければならないと
思っているんだね

子供:迫力ないと付いてきてくれない

監督:強く言わなくてすむなら
そうしたいよね。僕は斎藤くんの
優しいところを出してもいいと思うんだ

子供:そうですが、それで付いてきてくれますか?

以上になります。

いかがだったでしょうか?

コーチ側の考え方は正しいのですが
子供の理解とは大きな距離があります。

理解の距離が離れたままでは
いくら正論を伝えてもわかってもらえません。

では、次に良い事例をご紹介します。

監督:斎藤くん、こんばんは!
いよいよ明日は試合だね。調子はどう?

子供:少し緊張してます。
チームまとめられるかなって

監督:そっか。。。緊張するよね。
当然だよね。

子供:ちょっと心配です。でも、頑張ります

監督:そっか、心配なんだね。Mbr>
そういうこともあるよね。

チームをまとめられるかどうか、
というのが斎藤くんの緊張の理由かな?

子供:はい。キャプテンですので責任重大です。

監督:なるほど、そうなんだね。
キャプテンとして、みんなをまとめなきゃ!
と思ってくれてるんだね。

子供:はい

監督:斎藤くんは、いつも責任感強くて
すごいなぁ!

子供:勝ちたいです

監督:コーチとしても、頼もしい限りだね
監督:そうだね、みんなで力を合わせて
勝ちたいよね!

監督:それをちゃんと、わかっている斎藤くんは
チームにとっては最高のキャプテンだよ!

子供:みんな付いて来てくれるかどうか、心配です。
子供:あまり強くないので

子供:他のチームのキャプテンと比べても

監督:そうなんだね。でも、最高のキャプテンなんだから
もちろんみんな付いていくよ。

監督:斎藤くんがチームのことを考えている
ことはちゃんとみんなには伝わってると思うよ。

以上になります。

いかがだったでしょうか?

大切なポイントは
否定することなく
相手との信頼関係を築きながら
会話を進め、ポイントポイントで
相手が納得や理解できているところを
「褒める」ことです。

もう少し詳しい解説が気になる方は
ぜひ、「LINE上手」を手にとってみてくださいね。

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