モラハラ上司との良い関係性の築き方

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相手の価値観の「否定」は絶対NG

 

世の中の常識やマナーは
時代や国によって異なるもの。

つまり、価値観は人それぞれ違い
絶対の価値観というものは

なかなか逆らいづらい状況に
なることがあります。

その違いで相手とぶつかり
嫌な思いをすることがあります。

そこであれこれ気にやむより
「そんな人もいる」ぐらいに思い
自分に沿った生き方ができると
いいのですが、相手が親だったり
上司だったりすると
なかなか逆らいづらい状況に
なることがあります。

今回のテーマは
「モラハラ上司と接する時の対処法」
をお伝えします。

これは、価値観が違う相手と
どちらが良いかという主張をぶつけ
合うだけの会話を避けながら
自分の主張を伝えるテクニックを
ご紹介をしたいと思います。

まず、一番大切なことは
相手の価値観を「否定」しないことです。

価値観が違うと相手に対しては

つい「考えが古い」「常識を知らない」など
否定する言葉を投げかけたくなります。

しかし、時と場合によっては

相手の価値観が正しいこともあるのです。

だからこそ、相手の価値観は否定せず
尊重する。

その姿勢があると、相手もこちらの
価値観に尊重をするようになるのです。

価値観が違う相手には「否定」せずに寄り添う

 

今回は、女性は結婚をしたら
なかなか仕事ができない
と思い込んでいる
かなりステレオタイプの上司が登場します。

そんな上司から、仕事と結婚について
確認するようなLINEが来ました。

あなたならどう対応するのでしょうか。

では、まずは悪い例から見ていきましょう。

上司:「君には、今度新しい視点が出たときには
責任者として任せていきたいと考えているんだけど」

部下:「ありがとうございます。がんばります!」

上司:「それには、まずは何よりも仕事を
第一に考えてもらう必要がある」

部下:「はい、そのつもりでいます」

上司:「でも、あれだろ、今付き合っている人と
結婚なんてことも考えるころだろ」

部下:「そうですね。結婚はしたいです」

上司:「そうなると、女性が家庭を持ったら
仕事が第一というわけにはいかなくなるだろ」

部下:「いまは男性も家事を手伝う時代ですし
彼もそうしてくれるはずですので
両立は可能かと思います」

上司:「いやいや。理想はそうなんだろうけど
なんだかんだと女性は負担は多いものだよ。
どれだけ仕事ができても

両立となるとなかなか」

部下;「結婚しても仕事を大切にしたいです」

上司:「その気持ちは素晴らしいが
気持ちだけでどうこうなるものでもないだろう」

上司:「今後責任の大きい仕事をやる
ことになったら、仕事を第一に
考えてもらわないとやっていけないぞ」

以上になります。

このやりとりのように
相手の価値観を「否定」すると
会話は平行線になり
マイナスの判断をされることも。

では、今度は良い例を見ていきましょう。

上司:「君には、今度新しい視点が出たときには
責任者として任せていきたいと考えているんだけど」

部下:「ありがとうございます。がんばります!」

上司:「それには、まずは何よりも仕事を
第一に考えてもらう必要はあるが」

部下:「はい、そのつもりでいます」

上司:「でも、あれだろ。いま付き合っている人と
結婚なんてっことも考えるころだろ」

部下:「そうですね。いずれ結婚はしたいです」

上司:「そうなると、女性が家庭を持ったら
仕事が第一というわけにはいかなくなるだろ」

部下:「なるほど。鈴木部長は
そのように思っていらっしゃるんですね」

上司:「それは、やっぱりそうだろ
なんだかんだ言ったって」

上司:「結婚したとき、家のことはどうするんだ。
どれだけ仕事ができても、両立となるとなかなか」

部下:「なるほど、確かに家庭を守ることは大事ですね」

部下:「でも、私は結婚しても仕事は
大切にしたいと思っています」

上司:「その気持ちは素晴らしいが
大変になるのは君だと思うぞ」

部下:「そうですね。きっと大変になると思います」

上司:「私としては君の将来を期待しているんだが」

部下:「ですから、これからも鈴木さんのご指導が必要です。
よろしくお願いします」

いかがだったでしょうか。
このやりとりのように
上司を「否定」しない言葉を心がけながら
自分の核になる価値観は変えず
上司の不安や疑問にひとつひとつ
冷静に対応していくことが大切です。

モラハラ上司との対応の仕方についての
詳細は、「LINE上手」に詳しく書かれていますので
気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね。

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