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- プライドの高い人にお願いごとを聞いてもらうには！？
プライドの高い人にお願いごとをするとき
立場に上下関係が無くても
お互いの関係性のなかで
上に立ちたがる人がいます。
いわゆるプライドが高い人たちです。
相手のプライドが高くて
なかなかお願いごとができない
なんてことってありませんか？
そんなときに役に立つのが
「言葉のシャワー」です。
今回は、プライドの高い人に
お願いごとをする時の
コツについてお話をしていきます。
まず、そんな人たちとトークを
していくときに第一のポイントは
「敬意」を込めた言葉を使っていくことです。
しかし、プライドの高い人の
そのプライドをくすぐるのに
「敬意」をこめた言葉だけでは
心もとないケースがあります。
今回は、同期入社の2人。
仲が悪いわけではなく
みんなで飲みに行ったりする
けれども、ひとりが先に主任になった
あたりから、もうひとりがやたら
否定的に
「役職者のくせにこんなことも
知らないのか？」
などと食ってかかってくるように
なってしまいました。
直属の部下ではないので
仕事に支障をきたすことは
ないのですが
今度行われる合同会議の資料の
確認を依頼しなければ
ならなくなりました。
さて、そんなときにどう依頼すれば
いいのでしょう。
資料の確認を依頼するのが
あなただとしたら
どんな風に言葉をかけていきますか？
では、具体的に事例を見ていきましょう。
プラスの言葉を連続させて相手の心を少しずつ開く
では、まず、悪い例から見ていきましょう。
同期A：お疲れさまです。明日の会議資料送ったから
目を通してもらえるかな？
同期B：あ、はい
同期A:ありがとう。明日朝イチでは
印刷回したいんだけど、今日何時くらいに
バックもらえそうかな？
同期B：というか、これ、自分がやらない
といけないんですか？忙しいんですけど
同期A：お前ができる人だとわかっているから
お願いしているんだけど。
忙しいのもわかるけど、協力してもらえないかな？
同期B：え？課が違うし…それにお願いって
主任なんだからちゃんと指示してくれないと
同期B：見るだけでいいんですか？
同期A：そっか、具体的な指示があったほうがいいよね。
同期B:そもそも自分は平社員なんで
管理職のあなたが、責任持って
チェックするのが仕事ですよね。
同期A：一応、主任って立場だけど
この件はあなたが詳しいし
力貸してもらえると助かるんだけどな
今度の合同会議は大事だからさ
同期B：大事なのは知ってますよ。
同期A：同期のよしみで協力してくれたら
ホント助かるんだよ
同期B：いやいや、主任なんだから
甘えないでくださいよ。
以上になります。
いかがだったでしょうか？
相手の気持ちは「やっかみ」とも言えますが
プライドが高く、同期Aのことを
認めていないということは明らかです。
認めていない人から敬意を込められたり
価値を高められても
心には響きません。
必要なのは、客観的なプラスの言葉を
シャワーのように浴びしていくことです。
では、次に良い例を見ていきましょう。
同期A：お疲れさまです。明日の会議資料
送ったから目を通して
何か修正があったら教えてください。
同期B：あ、はい
同期A：ありがとう。明日朝イチでは
印刷回したいんだけど
今日何時くらいにバックもらえそうかな？
同期B：というか、これ、自分がやらないと
いけないんですか？忙しいんですけど
同期A：もちろん、それぞれ自分ところで
会議資料を確認してるんだけど
今回、俺は取りまとめ役なんだ。
同期A：佐々野さんの部署は
やっぱり佐々野さんが一番そこに強いでしょ。
確実に確認してくれるって
上司からも言われてるんだけど。
同期A：自分もそうだと思うし
だけど今回、他の人に依頼したほうがいいのかな？
同期B：んー、、、
同期A：時間的に難しい？
同期B：難しいけど、、、
同期A：そっか！売れっ子だから
他にもかなり仕事を依頼されてる
感じなんだねー
同期B：まあ
同期A：そっかー。杉浦課長も
佐々野さんに頼りきってる感じ
だもんな。そりゃ忙しいよね。
同期B：まあ、そうなんだよね。
以上になります。
いかがだったでしょうか？
設定は同期でしたが
上司でも部下でも
また仕事関係ではなくても
プライドが高いと思う人との
トークでは、常に敬意を込めた会話
を繰り返し、ここぞという時には
プラスの言葉をシャワーのように
浴びせましょう。
そうすることで
相手はフラットな気持ちで接してきます。
プライドの高い人とのやりとりに
興味を持った人は、「LINE上手」のほうで
詳しい解説が記載していますので
ぜひ、読んでいきながら
お願いごとを聞いてもらえる技術を
磨いていってくださいね。
