「敬意」を込めることでパワハラ上司との関係改善に繋がる!

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パワハラ上司への対処法とは!?

 

立場が優位な人で
自分の感情に任せて
相手を攻撃してくる人がいます。

今回のテーマは
「パワハラ上司への対処法」
についてお話をしていきます。

ここでは、パワハラ上司を例に出し
友好的にトークを終わらせる
テクニックを学びます。

立場が上の人は下を従える権力を
持っています。

それは組織をうまく機能させる
ためには必要な力で
それを使うことで組織として
良い結果を出すことを目的としています。

しかし、その権力を誇示することや
自分の都合で下の者を従えることで
自身の承認欲求を満たす人がいます。

立場が上で偉いはずなのに非論理的に
強がる人がいます。

いわゆるパワハラ上司です。

対応するときのポイントは
相手のパワーを認めることです。

そのために「敬意」を示すことが大切です。

今回の事例は、取引先に提出する
資料のミスに感情的になり
部下を攻撃する上司が登場します。

しかし、その部下は担当外で
まったく悪くありません。

さっそく、悪い例と良い例を見ていきましょう。

「敬意」のトークを重ね、「提案」でアプローチ!

 

まずは、悪い例をご紹介をしたいと思います。

上司:安田くん、ミスしたら困るよ!

部下:すみません、具体的にどの件でしょうか?

上司:取引先のやつだよ!わからないのか?

部下:課長、具体的にどんなミスが
あったのでしょうか?

上司:おいおい!

部下:詳しく教えてもらえないと
わからないです。

上司:しっかり書類見ればわかるだろ!
A社の分だよ!

部下:はい、確認します。

上司:数字間違っているだろう!
取引先で冷や汗かいたよ!

部下:確かに間違っていますね
上司:しっかりしてくれよ!
困るじゃないか!

上司:どうして、こんなことになったんだ!

部下:すみません。私の担当ではなくて…

上司:いや、そういうことじゃなくて
誰がやったんだ?調べろ!

部下:課長、一度冷静になって
原因を確認して対策を考えませんか?

上司:私が冷静じゃないとでも、言っているのか?

部下:いえ、そういう意味ではなく

上司:いま、そう言ったじゃないか

以上になります。

いかがだったでしょうか?

理不尽な上司の例ですが
世の中にはこんなパワハラ的な人もいます。

部下は精一杯返事をしていますが
相手への「敬意」が欠けています。

パワハラ的な人は常に自分のパワー
を感じたいものです。

「敬意」を重ねて示しながら
アプローチしていくのが鍵になります。

では、つぎに良い例をご紹介したいと思います。

上司:安田くん、ミスしたら困るよ!
これどうなってるの?!

部下:えっ、ミスがありましたか?
具体的にどの件でしょうか?

上司:取引先のやつだよ!わからないのか?

部下:課長、すぐに確認いたしますが
具体的にどんなミスがあったのか
詳しく教えていただけるとありがたいです

上司:おいおい!しっかりしてくれよ!

上司:A社の分の書類だよ!

部下:はい、ありがとうございます。
5分ください。確認します。

上司:数字間違ってるだろう!

上司:取引先で冷や汗をかいたよ!

部下:確認しました。確かに間違っています

上司:しっかりしてくれよ!困るじゃないか!

上司:どうして、こんなことになったんだ!

部下:この資料からどうしてこんな数字が
出てきたのか…何人も関わって作成して
いたと思いますので
誰の責任でこのような数字になったかは
残念ながらわかりかねます。

上司:いや、言い訳はいいよ!

部下:私もこの資料については
担当外でしたので、気づくことが
できませんでした

上司:じゃ、誰がやったんだ?

上司:調べろ!

部下:わかりました

部下:お伝えしたとおり、すぐに担当を
割り出すのは難しいと思いますが
緊急ミーティングを開いて
全員にヒヤリングをしたほうが
よろしいでしょうか?

上司:そうだな

以上になります。

いかがだったでしょうか?

パワハラタイプには
こちらはひるんでしまいがちです。

悪い時は素直に謝るべきですが
悪くないときに思わず
「すみません」と言いそうになったら
「ご指摘ありがとうございます」がオススメ。

悪いとは認めないけれど
感謝の言葉で相手を高められます。

そうすることで、友好的にパワハラ上司と
会話を終わらせることができるようになります。

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