親から思春期の子供への声がけを知り、親子の距離を縮めよう!!

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「自分の子」という意識が丁寧な会話の邪魔をする

 

思春期の子どもは
とかく反抗的になりがちで
親のいうことを聞きたがりません。

とはいえ、家の中で不機嫌に
過ごしたり、心を閉ざしている
ような姿を見ると
やはり心配になります。

そんな時に、どういう風に声かけを
したらいいか戸惑うことってありませんか?

今回は、「親から思春期の子どもへの声がけ」
についてお話をしていきたいと思います。

親子との会話で、むずかしくさせているのは
「自分の子」という親の意識です。

その意識に寄りかかった状態で
親が話しかけると
「親には話すもの」
「全部言わなくても、親の言いたいことは
わかるだろう」といった感覚で
接することになり
相手の気持ちに立った丁寧な言葉がけが
できなくなるのです。

では、親子とはいえ、なぜ丁寧な言葉がけが
必要なのでしょうか。

それは、親は子供より立場が上だからです。

立場が下の子供には
認められたいという承認欲求が
無意識にあります。

その欲求を無視したまま
心配の言葉をかけたり
アドバイスをしようとするから
反発してしまうもの。

子供の心を開くために必要なことは
子供に対して丁寧に「共感」や「承認」
を繰り返す必要があります。
そうして素直に話を聞くことができる
精神状態にすることが重要なのです。

自分の子供だからこそ
心理カウンセラーのように一度フラットな
立場に立って
子供の心に引っかかっているものを
見つけてみませんか?

「共感」「承認」で親子の距離を縮めよう

 

では、早速、思春期の子供を心配する

親の悪い声がけ例と良い声がけ例を
ご紹介します。

まず、悪い例をみていきましょう。

父親:最近、様子がおかしいみたいだけど、大丈夫?

子ども:は?

子ども:なにが?

父親:いつもと様子がおかしいから、ちょっと気になって。

子ども:いつもと同じですけど

父親:ごめん。親なんだから少しは話してほしいな

子ども:そういうの、うざいんだけど!

父親:え、具体的にどういうのがうざいの?

子ども:それがうざい!

父親:そんな態度だから、心配になるんだよ

子ども:はあ、心配?

子ども:そんなのいらない

父親:なんで?

子ども:ほっといてよ

以上になります。いかがだったでしょうか?

子どもが怒りを増長させてしまう悪い事例
となりましたが、思春期の子供を持つ親
はやりがちな会話ではないでしょうか。

では、良い事例と見比べてみてください。

父親:最近、なんか少し様子が違うように
思う時があるんだけど、何かあったのかな?

子ども:ん~別になにもないけど。。。

父親:そうなんだね

父親:昨日はお母さんとケンカしてたでしょ

子ども:え、知ってるの?

父親:うん。お母さんも心配してたよ

子ども:ん…そっか

父親:お父さんもちょっと心配。
どうしたかな?

父親:なんか昌子にしんどいことが
あったのかなって…

子ども:ありがとう

子ども:じつは

父親:うんうん

子ども:学校で嫌なことがあった

父親:そっか。それは、しんどかったよね

子ども:うん

父親:どんなことがあったのかな?

父親:話せる範囲で大丈夫だからね

以上になります。

いかがだったでしょうか?

親は意識して丁寧な言葉を選びながら
「相づち」はもちろん、「共感」「承認」
を繰り返していくことで
子どもは次第に素直になっていくので
親子との関係であっても
丁寧な言葉かけを意識をしてみてくださいね。

詳しい解説は、LINE上手に書かれているので
気になる方はぜひ、お手に取ってみてください。

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