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vol.03 義田 貴士
スポーツジャーナリスト
アイディアメンタルトレーニングセンター
メンタルトレーナー
一流の野球人に共通して言えるのは、深い自己分析と卓越した目標設定の力。
だから周りに流されることなく、自分を信じて前進することができる。
解説
スポーツジャーナリストとして活躍している義田貴士氏は、非常に多くのトップアスリート、特に野球界には明るく、現在メジャーリーグで活躍しているイチローにも取材、強い信頼関係を築き、彼の本も出しているほどだ。
そのイチロー選手の強さについて義田氏はこう語る。
「自分が見ていて、彼(イチロー)のすごさって言うのは、自分のことをとにかくよく知っているし、目標設定が絶妙なんです。例えば200案打という目標も、これはイチローだから実現できるんだけど、イチローにとってはがんばれば可能な数字。簡単にできることでもなく、しかし、決して不可能な数字でもない、がんばれば出来るであろうという目標を持ってきて、その実現のために力を注ぐ、だから彼は一流のままいられるんだと思います。」
アイディア式メンタルトレーニングとしては?
野球人に限らず、一流のアスリートは深い自己洞察力を持っています。自分の強味、弱味、自分の力、過大評価することなく、自分がどこまで出来るかを冷静に見極める力。やみくもにがんばるだけではなく、何をどこまでやるべきかが判断できるのです。 義田氏のすごさは、イチロー選手のメンタルの強さの一端をぴたりと言い当てているところ、それが目標設定の力。
よく、過大な目標を立てて「がんばれば出来る」と闇雲に努力するとか、モチベーションがあがったときの気持ちの勢いで目標を立ててしまうことがありますが、これは実現しない目標の立て方の典型です。
今、自分はどのくらいやれるのか?これを冷静に判断し、その「普段の力」の少し上を設定する。目標がリアルであり、同時に「できそうだ」と思えることが、達成へのモチベーションを持続させることにつながります。
その絶妙なバランスを保ち続けるイチロー選手のすごさ、そして、イチロー選手のプレイだけではなく、競技への姿勢や行動指標にまで目を向けていく義田氏のメンタルトレーナーとしての鋭い観点、それが凝縮されている一言なのです。
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