逆境に負けないメンタルのコトバ

Mental-Words

  1. HOME > 
  2. トレーナー紹介 > 
  3. 逆境に負けないメンタルのコトバ > 
  4. vol.06 浮世満理子

アイディアのメンタルトレーナーが「逆境に負けないメンタルのコトバ」をお届けします。

vol.06 浮世満理子

プロフェッショナル心理カウンセラー
アイディアメンタルトレーニングセンター
メンタルトレーナー

スポーツもビジネスも気合いと根性は大事。
でもそれだけでは目標には届かない。
大事なのは、現実と向かい合い、残酷でもそれを受け入れ、考え抜くこと。理想ばかりを追うだけでは、本気で夢を叶えることにはならない。

vol.06 浮世満理子

解説

困難な状況に入ったときに、つい私たちは「力の限りがんばります!」 「死に物狂いでやります!」とテンションをあげて、体力の続く限り力をいれてしまいがち。
「でも、本当に大事なのは、結果からの逆算なんです。」と浮世は語る。
「一生懸命になることは大事、でも、ついつい一生懸命にやることがゴールになってしまい、結果を出すためにどんな行動をするかという事を考えずに突き進んでしまいがちです。がんばることだけに寄りかかっていると、がんばっていることに満足し、肝心の結果を見失ってしまうのです。」
足が折れてでも走りますと言ったアスリートに、足が折れたら走ることはできない、大事なのは、結果を出すためにどんな準備をし、いかに勝利への確率を上げていくかを考え抜くことだと、浮世はメンタルトレーニングで語った。
「がんばったって、結果が出なければ、単にがんばっただけ。今、どういう状況なのかという現実を見て、どんな行動をすることが結果を出すことなのかと知恵を絞ること。闇雲に力をいれても、結果には結びつかないのです。」

アイディア式メンタルトレーニングとしては?

気合と根性で動いていると、「がんばっている」事に自己満足してしまい、現実をしっかり見ようとしないことはよく起こることです。現実を見つめ、状況を分析し、必要であれば数字を出していくことは、メンタル的にはプレッシャーのかかる辛いことで、それよりも気合でがんばっていたほうが気持ちが楽。
これは、本当に必要なことは何かを考えることを避ける心理で、気持ちの高揚する「気合と根性」に流れる方が心理的には楽なのです。
私たちの中で、無意識のうちに、プレッシャーのかかることから逃げよう、避けようという気持ちが働きます。
強いメンタルとは、プレッシャーから逃げないこころのあり方。何かにチャレンジするときに、闘わなくてはならないのは、この「楽になりたい」という気持ち。力の限りがんばりますというファンタジーに逃げ込み、高揚感で自分を支えようとするのではなく、何をすることが結果を出すことにつながるのかという現実に向き合う意志が、目標達成のために必要なメンタルの力なのです。

送付無料、お気軽にご請求ください 資料請求フォーム