仕事のミスの原因「プレッシャー」と「能力」の重要性

仕事で失敗はしたくないと思ってもプレッシャーのかかる場面はどうしてもあるものです。でも、そのような状況を客観的にとらえ、プレッシャーに押しつぶされないように自分をコントロールしていくことで、克服できます。そのためのコツはどのようなものでしょうか。

プレッシャーの原因

プレッシャーの原因となるものは何だと思いますか?外的な要因である、上司からの圧力や仕事量などでしょうか。もちろんそうしたものが引き金になることはあるでしょう。しかし、周囲に変えてもらうのはなかなか難しいものです。何をどの程度することで、相手にプレッシャーを感じさせてしまうかを判断するのは難しいのもだからです。そこで、発想の転換が必要です。自分のコントロールできる分野、つまり自分自身の中にプレッシャーに感じる原因を見つけてしまえばよいのです。

言い換えると、プレッシャーの原因は周りにではなく、何かをプレッシャーに感じてしまう自分の心、そしてそれを引きずってしまう状態が生んだ焦りであると認識するのです。この思考回路ができれば、プレッシャーの克服のために、いくつあるかわからないような外的要因と戦う必要はありません。自分自身と向き合えばよいのです。

プレッシャーを軽減する方法と「能力」の重要性

ではそうするために具体的にどんなことができるでしょうか。方法の一つは、自分が思っていることを相手に伝えることです。今これだけの仕事が残っていて、さらにこれだけの仕事を任されてしまうと、期限内に終わらせることがお約束できませんとか、仕事のクオリティとしては十分なものが保証できませんなどと、口に出してみましょう。そうすると、口に出さずに悶々と引き受けるよりも気が楽になるはずです。相手に対して思っていることを口に出すことで、恨みは消えてしまうものなのです。

もちろん、自分の考えていること伝えたところで、状況は変わらないかもしれません。でもそうすることで、自分の中にためていたイライラが薄れ、この状況なのだからしかたない、最善を尽くそうと前向きになれるでしょう。この思考パターンはプレッシャーにつぶされないように自分を守る有効な手段です。

また、能力についてもバランスの取れた見方をしましょう。仕事をするうえで最も必要な能力は、事務処理でも、行動的かどうかという能力よりも、コミュニケーション能力といえるかもしれません。何かの仕事を任されたときに、どのように上司に対して自分の状況を説明するかによって、熟練するために受けられる指導や見方が変わってくる可能性があるのです。重要な点は、何かの仕事に対して、たとえ状況が厳しくても、その状況は伝えながらも最善は尽くすという姿勢をいつも示すことです。そうすれば、自分自身が前向きに仕事に取り組むことができ、その時点では能力不足で失敗したとしても、周囲も経験をつめば大丈夫という見方になるでしょう。自分自身が仕事に対して積極的な見方をしているわけですので、その失敗を糧にできるはずです。失敗すると落ち込むのは当然です。しかし、それだけが最終的に能力のなさを示しているのではないのです。現時点で能力不足で失敗することは決して自分自身のメンタル面での弱さを露呈している決定的な証拠ではないことを理解しておきましょう。少しずつでも成長していけば、つまり全体的な能力が上がっていけばつまらないミスは当然少なくなります。

言い訳、失敗を繰り返すことの危険性

間違いを指摘されたときに、人の真価は問われるといっても過言ではないでしょう。間違いを指摘されたときの人の行動は二極化するからです。すなわち、謝ってすぐに改善するように努力する人と、言い訳を繰り返す人です。どちらが前向きに、やる気を維持しながら仕事に熟達していくかは一目瞭然です。プレッシャーを克服するには、周囲ではなく自分自身と向き合わないといけません。つまり、間違いを指摘されて言い訳を繰り返す人は自分自身と向き合うことを逃げている人といえるのです。このような状態では、いつまでたってもプレッシャーを克服することはできません。つまりいつまでたっても同じようなミスを繰り返してしまうのです。

実は、同じミスを繰り返すことはとても恐ろしいことです。なぜなら、ミスを繰り返すということが習慣化しているからです。この「負け癖」がしみついてしまうと、何かやる気になった場合でも「失敗するのではないか」というプレッシャーがかかり、本当にその通り失敗しやすくなってしまうのです。ですから、自分自身と向き合い、同じ失敗を繰り返してしまう本当の原因を突き止めていくようにしましょう。その根本原因の解決なくして、失敗の連鎖を止めることはできません。

このようにプレッシャーのかかる状況の中で、どのようにとらえ行動するかで、その後の結果は変わってきます。たとえ失敗してしまうことがあったとしても、それを何度も繰り返すか、それとも改善に向けて一歩ずつでも前に進めるかは変わってきます。大切なのは誰かのせいにせず、自分自身と向き合うことなのです。




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