「達成感」「自己肯定感」の必要性と得るための方法

やる気を維持して目標に向かって努力し続けるために必要なものは「達成感」と「自己肯定感」です。達成感がなければ何をしたとしても不十分に感じてしまい、こんなことをしても無駄かもしれないと思い始めます。そうすると、少しイレギュラーな事態になっただけでもう無理だと感じてやめてしまったり、「自己肯定感」を失ってしまい自信が持てなくなってしまったりするのです。

「達成感」と「自己肯定感」の必要性

やる気を維持するためには、小さな積み重ねであっても、それが目標に向かっていく確かな一歩であるという「達成感」が必要です。必要といってもどうすれば「達成感」を得ることができるのかは悩みどころとなるかもしれません。例えば、筋トレやダイエットの場合、数日頑張っただけでは目に見える成果はあまり出ないのが普通でしょう。その状況を前にして、今までの数日間の努力は無駄だと思ってしまうなら、当然その後の行動への意欲がわかなくなります。つまり、自分の思考パターンがやる気を維持するにも、失わせるにも左右してしまうのです。そこで、「達成感」や「自己肯定感」を得るためにコツとなる考え方は、自分の行っている事柄を全体の流れの中の一つの要素ととらえることです。

この考え方は非常に大切で、目の前の障害、つまり結果が出ないことや、行動を起こすためのエネルギーの消費などお問題だけに目を留めるのではなく、目標を常に意識してそれに向かって進んでいるんだという意識です。この考え方ができていれば、近視眼的になるのではなく、大きな流れの中の自分を意識することができます。その際に、やる気を失いかける場合の自分も当然存在することをあらかじめ予想しておきましょう。やめたくなる時は、今の状態が全体の流れの中で停滞期、また消極的に物事をとらえてしまうタイミングだと客観的に自分を見ることにしましょう。そうすることで、良くも悪くも短期的な結果に左右されず、なおかつ多少の失敗があったとしてもそれで自暴自棄にならずに改善に向けて一歩を踏み出すことが容易になるのです。

「達成感」、「自己肯定感」がない時に感じる不安

不安は、やる気を維持するうえで強力な敵となる要素です。もし、恐怖までの強い感情になると、すぐにその場から逃げ出したいという行動につながるのですが、単なる不安の場合は恐怖も漠然としており逃げ出そうという行動にすら出ることができません。かといって不安を抱えている状態では、積極的に目標に向かって行動に移ることもできず、簡単に言うと「何もできない」状態になってしまうのです。

では不安を解消するにはどうしたらよいのでしょうか。行動に移せない状態であるからこそ難しいところではありますが、やはり自分でそれを自覚して不安の解消に役立ちそうな行動に移ることです。例えば、筋トレをしても意味がないのではという不安が押し寄せてくるときには、筋トレをして成功した人の成功例を振り返るとか、結果が出るまでにはどれくらいかかるのか、体の仕組みについて情報を取り入れることによって当面の不安を払しょくすることができます。なぜなら、漠然とした不安ほど、少しの前向きな情報で容易にかき消すことができるからです。

こうした不安で抱きやすいのは、実際にこれまでの経験で味わってきた事柄に起因するものです。筋トレに対して意味があるのかという不安が思い浮かぶ場合は、いままでの挫折経験が影響を与えている可能性があります。リバウンドを経験したことがあるなら、どうせ頑張ってもすぐに太ってしまうのではという不安が募るかもしれません。この考え方は、自分を不安のほうへ引きずるものです。つまり、成功ではなく失敗のほうへと自分を導いてしまうのです。ですから、「達成感」や「自己肯定感」は自分自身が構築していかなければならないということを覚えておきましょう。

「達成感」と「自己肯定感」を得るための方法

ではそれほどまでに重要な「達成感」や「自己肯定感」をどのように得ることができるのでしょうか。コツはどのように物事をとらえるかの考え方にあります。今までは挫折感を味わっていたことの中に、よかった点を見つけるのです。例えば、筋トレのメニューの半分もできなかった、自分はやはりだめな人間だと思うよりも、忙しくてできないと思っていた筋トレのメニューが半分もできたと思えるほうが、より自分自身を肯定し達成感を味わえる考え方であることは一目瞭然です。

要するに、心の持ちようです。これは慣れないうちは確かに努力が必要です。そして、そのコツは「悔しい」気持ちを持つことです。今日の悔しさは、将来味わう達成感を数倍返しで味わうための投資のような気持ちでいましょう。悔しさを覚えていれば、次はこうしようという作戦を組み立てられます。そしてあきらめなければ必ず勝つことができるのです。

達成感を得ることが必要とはいえ、うまくできたときに達成感を味わうのがすべてではありません。一時の「負け」の中にも将来の「達成感」を大きくする要素が詰まっているのだと考え、自分を肯定して行きましょう。