メンタルトレーナー
尾下 恵
2008年夏/in北京
行ってきました!北京!
北京オリンピックには、様々なドラマがありました。選手の人生をかけた壮絶な戦い。そして、それを支えてきたコーチ陣を含めた周囲の支え。アスリートにとって集大成であるオリンピックには、個々の物語がありました。テレビには映らない現場でしか見えない「空気」がありました。何万人もの人、人、人。鳥肌が立つほどの空間。「そう、ここで選手達は戦うんだ!」多くの選手の人生を描く舞台。陸上のスターターが鳴らすスタートの合図。一瞬、シーンと静まり大歓声が沸きあがる。選手が全力で駆け抜けるその姿に、何故だか涙がこみ上げてきた。勝つ・負けるということではなく、選手の全力に、心からのエールを送る。国歌と共に金メダルを取った選手の国の国旗があがる。やはり、涙がこみ上げてくる。どこの国とか、
そうゆうのは関係なく・・・。自分の人生の時間という貴重な時間を費やし、トレーニングを重ねてきた選手。自分と戦う選手達。凄まじいプレッシャーと緊張の中で、どんな想いで立ち続けるのか。やってきたこと全部を出し切るために、自分を信じて戦う。全ての選手がメンタルコントロールがうまくいくとは限らない。特に日本ではまだまだ未開発。だからこそ、これからの可能性が楽しみでもある。自分の思うとおりに身体が動き、自分の実力を最大限に出し切る。人生かけて戦う全ての選手に、人生の金メダルを取って欲しい。心からそう思う戦いの舞台でした。その世界の舞台には、ただの感動ではなくまるで映画のような、物語がありました。極限の世界で戦い抜いた選手達に心からエールを送ります。