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2008年メンタルトレーナーからみた北京オリンピック

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現地リポート photo

8月18日 月曜日

野球 日本対カナダ、アメリカ対中国

北京オリンピックもあとわずか!!
野球のメンタルトレーニングリポートの登場です。

野球野球は、大学生野球などでピッチャーほか多くの選手のメンタルトレーニングを担当している尾下チーム、西野さん吉田さんがリポートしてくれました。

星野監督率いる日本チームへの期待が膨らむと共に、本場アメリカ、そして地元中国の野球が同じ日に同じ場所で観戦できるのは、まさにオリンピックの醍醐味。贅沢きわまりないことです。

いくつもの国の野球を見て感じたのは、野球は結構国民性の出るスポーツだということでした。 それを一番感じたのは、日本対カナダの試合の時。 カナダはどちらかというと、ピッチャーも全力投球でブンブン投げる。
バッターもバシバシ大振りをする。どちらかというと、力の野球です。対する星野ジャパンは、緻密な日本のテクニックや連携を感じました。
試合は一点を競う緊迫したゲームでしたが、やはり違う国の人達と試合をすると個性も浮き彫りになり、自分のチームの強いところやいろんな個性が見えてきます。

野球特にそれを感じたのは、チェンジの際に内野間でボールを回すとき。
カナダのチームは普通に回しているだけのように見えたのですが、対する日本は声をかけあったり、アイコンタクトをしているように見えました。 やはりチーム制では、日本のよさが表れている気がしました。
(もちろん、さらに詳しくチームの中を見ていくと、さまざまな役割や人間関係などが微妙なメンタリティとなって反映されるのもチームなのですが、今回は選手を担当していないため、あえて、憶測でのレポートは避けたいと思います。)

そしてアメリカ対中国戦。
これが一方的なアメリカの大量得点で、大差がつく試合となりました。

アメリカの選手はやはり、ポジショニングの取り方が絶妙です。
リラックスすることが一番自分の力を発揮することをよく知っているようで、「メンタルトレーニングやっているなー」という気がしました。特にピッチャーはセットポジションに入る前に、必ず「ふー」と息をぬいて脱力します。 そしてそのまま投げていくといい状態になるようです。 特にピンチに陥ったときに、アメリカのピッチャーは意識して行っているように感じました。

野球いろんな国の試合を見て、また野球の奥深さを感じたとともに、私たち日本の強さ、そしてこれからの課題などをしっかりと意識して、次につなげていきたいと思います。

怪我なども多く大変な戦いだったとは思いますが、全力で頑張っていた日本の選手たち、本当に素晴らしかったです。
そしてすべての野球とオリンピックを愛する人に心から感謝の気持ちです。

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